テレビコマーシャルの影響もあり、猫も杓子もとまでは言わないが、光回線を導入する家庭が多い。それはそれでいいのだが、使用している本人は何も分からず、押し売りされるままに光にしている人もいる。
特に戸建ての光使用料金はまだ結構高い。その金額に見合うだけの利用があればいいのだが。問題はその家庭のインフラを何も理解しないまま、光にしてしまうことだ。
一例として、すでにCATVが何らかの形で導入されているのに、新たに光を入れる場合だ。CATVで光回線を利用すれば(ハイブリッド方式)格段に安くできる。ケーブル会社もこの時期とばかりに、多チャンネル、デジタル契約を奨めているが、なにもその手に乗ることはない。
特に電波障害で、CATVが導入されている家では、極めて低コストでネットの高速化とテレビのデジタル化ができる。
ちなみにこのブログでもお世話になっている「スターキャット」を例にとれば、電障で導入していれば、毎月3675円で光コースが選べる。地デジ化は費用はかからない。現状のアナログテレビでも2015年まではそのままで見られる。これは全国どのCATV局も同じだ。
そしてテレビさえデジタルテレビにすれば原則そのままでデジタル放送が見られる。電波障害には該当せず、受信障害改善目的で導入した家庭は、一度契約内容の見直しをすることだ。多チャンネル契約をしながら、地上波しか見てない人は地デジだけの契約(毎月735円)にするのも一つの方法だろう。
CATVを導入しながら、別に光回線を入れている家庭が意外に多いのには驚かされる。まあそれに見合う所得があるからやっているのだろうが、無駄な投資に思えるのは貧乏性のためか。
更にUHFアンテナを立てなくてもCATVで地デジが見られるのに、立てている家もちらほら。何を考えているんだろうね。あるところでは、電障アンテナの地デジ化が済んでいるのに知らされていないことから、何軒かの家でアンテナが立っているのを見た。
アンテナを立てたのは電気屋、こんなことも知らずによく仕事ができることだ。