すでに地デジテレビで、デジタル放送を見ている人には関係の無い放送。
いまだアナログ放送を見ている世帯が半数はあることも事実。そんな人のためにあす4日にたった一分間だけアナログ放送は別番組を放送する。
詳細はNHKのサイトにあるとおりだが、8割も普及しているという数字は、実態を表してはいない。曲者はDVDなどのデジタルチューナー付きの普及台数。現実にはこれらを所有している世帯のほとんど全てがデジタルテレビを所有していることだ。
また一人住まいの世帯でもデジタルテレビ3台所有なんて言うのはあるから、これらの合計台数が世帯当たりの普及率が上がる要素にはならない。
約7558万台という数字が最近公表されているが、世帯あたりに数字の置き換えたらやはり5割を切る数字にしかならない。
まだまだ前途多難な地デジテレビである。高画質、高機能ばかりうたい、使うのは地デジだけというのが大半だ。複雑なリモコンに目を白黒、そんなことからシンプルなリモコンがおまけについている機種も出している。
しかし考えてみたら本体は同じ高機能、全く意味の無いリモコン。確かにリモコンさえシンプルなら見かけが良いのかもしれない。