15日1300の「しおかぜ」は7250、7280kHzが聞こえている。金曜日は日本語放送から、最初に家族会と岸総理の面会について。総理は、挨拶で次のように述べた。
「改めまして、本日は家族会、そして救う会の皆様方、こうしておそろいで官邸まで足を運んでいただきまして、誠にありがとうございます。特に、遠路お越しいただきました有本明弘(あきひろ)さん、そして、昨年体調を崩されたとお聞きしておりますが、横田早紀江さんにおかれましては、こうしてお越しいただきましたこと、足を運んでいただきましたこと、改めて感謝申し上げます。
そして、ただ今、皆様方から、運動方針を受け取らせていただきました。運動方針の内容につきましては、しっかりと受け止めさせていただきまして、何としても、自分自身の手で拉致問題を解決する。そうした思いを強く持ちながら、一層力を込めて取り組んでいきたいと考えております。
そして、こうして皆様方におそろいでお越しいただきましたお姿を拝見いたしましても、皆様方の差し迫った思いを改めて強く感じるところであります。今こそ現状を大胆に変えるべく、総理大臣として私自身先頭に立ち、政府を挙げて全力で取り組んでまいります。その決意を、改めて申し上げさせていただきたいと存じます。
日朝間に存在する不信感を断ち切り、双方にとって、明るい未来を描くためには、私自身が主体的に動かなければならないと思っております。トップ同士の関係を構築することが重要であると考えております。こうした考え方に基づいて、私は、諸懸案の解決に向けて、金正恩(キム・ジョンウン)委員長との首脳会談を早期に実現するべく、私直轄のハイレベルでの協議を進めていくと、繰り返し申し上げているところであります。
今後も、日朝間の諸懸案を解決し、そして、両者が共に新しい時代を切り開いていく、こういった観点からの私の決意を、先方に伝え続けていきたいと思っております。
今回の運動方針に盛り込まれた新しいメッセージにつきましても、重く受け止めるところであります。私自身、皆様方の切実なる思いをしっかり受け止めさせていただき、改めて強い覚悟を新たにしているところであります。その思いで全力で取り組んでまいります。引き続きましての御指導よろしくお願い申し上げます。」
1982年3月失踪した川島紘一さんについて。救出への道コーナーは増元照明さんから。作文コンクールから作品が読み上げられている。
「日本政府からご家族の声」は増元るみ子さんへ、弟さん増元照明さんから、2020年6月収録のメッセージが出ている。あとはいつものように日本への脱出際しての注意喚起が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9560kHzが強力である。7290kHzはジャミングとCNR1が弱く良好である。7520kHzも若干弱いがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2023年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、27日、7月7日、19日、29日、8月8日、18日、30日、9月9日、19日、29日、10月11日、21日、31日、11月11日、21日、12月1日、13日、23日、2024年1月2日、12日、24日、2月3日、13日、24日、3月5日と同じ内容である。
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