2020年01月05日

1月4日ふるさとの風

1405の6095と6070kHzは混信も少なく比較的良好である。6070kHzは上下からの被りが強い。開始と終了にしおかぜのアナウンスが出ているが、番組本体は先週1330に放送された「ふるさとの風」である。

1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。9560と9705kHzは20分ほど前からキャリアーを出している。懐かしい日本の歌は「翼をください」が出ている。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。結婚した事実もなく、何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージは2018年12月8日に熊本市で開催された北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会からの収録。続いて2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。最後に2015年8月日本政府制作のご家族ビデオメッセージから。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2019年12月3日、13日、25日と同じ内容である。

  
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2020年01月04日

私の娘を100ウォンで売ります

1月4日の「しおかぜ」日本語放送は今年も詩の朗読で始まった。昨年と同じ番組である。7245kHzは混信が激しい、6145kHzも混信の中から聞こえている。
特番として8年前から放送されている番組、「私の娘を100ウォンで売ります」が一時間にわたって出ている。
これまでの放送を調べたところ、この番組は2011年5月4日と5日が最初の放送で、以降2011年8月10日、15日、24日、12月26日、2012年1月6日、2013年1月5日、10日、12月27日、2014年1月9日、12月27日、2017年1月4日、1月7日、1月13日、2019年1がと3~6日などに放送されている。(2018年は放送なし)
この詩集は、脱北者、張真晟(チャン・ジンソン)氏により2008年4月に出版された。30歳代半ばで金日成総合大学を卒業、朝鮮作家同盟中央委員会のメンバーとして金正日体制の宣伝・扇動を担当。2004年に脱北した。1995年~1998年の4年間に300万人が餓死したとされる大飢饉の悲劇を扱った詩は全部で71編。
泣き叫ぶ幼子を脇に「娘を100ウォンで売ります」と書いた紙を首にかけた口の不自由な女性。軍人が100ウォンを手渡すと、女性はどこかに駆け出し、パンを抱えて戻ってくると、別れゆく娘の口に押し込んで号泣した-。1999年、平壌市内の闇市場で目撃した場面という。北朝鮮で100ウォンは当時、卵半個の値段だった。
詩自体を綴る事さえ許されない体制下で、「わたしたちのご飯は分厚い木の皮」など「米飯賛歌」からはじまり、生き残るための暮らしぶりや公開処刑、体制批判まで、生々しい言葉が連なっている。
1334と1357に「日本政府からのメッセージ」が出ているが、番組内容を含めすべて3年前と同じ内容である。
昨年1月3日に受信した「しおかぜ」から。


1300代の朝鮮語と日本語放送は3波ともよく聞こえている。9530kHzが若干弱いようだ。この時間は毎日同じ番組である。

  
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2020年01月04日

RTI 11840kHz

1月1日から11840kHzでCNR1が聞こえている。当然正規の放送ではなく、ジャミング用の放送である。この周波数HFCCにはIRDS用として登録されているがこれとは全く関係はない。
ただたんにRTIが出てきただけで、それに対するジャミングである。いままで11640kHzに出ていたが1日から11840kHzへQSYしている。さらに0730-0900の大陸向け放送が追加され、90分ジャミングが増えた。

追加されたのは中国語だけではない。1月6日からは0800-0900に日本語放送も出る予定である。

Radio Taiwan International
0400-0600 11840 Chinese (ex.11640)
0730-0900 11840 Chinese (additional)
1100-1200 11640 Chinese (ex.11640)

0800-0900 9705 Japanese (additional Jan.6-)
1100-1158 9740 Japanese (ex.9735 Jan6-)

なお、WRTH2020のRTI、ベトナム語に15445と9650kHzの記載があるが、これはそれぞれAWRとRFIが中継されている。RTIのベトナム語ではない。

北京放送のアルバニア中継は引き続き聞こえない。一部の時間帯の放送は烏魯木斉送信で代替送信されている。0900のルーマニア語が15260kHz、1100のアルバニア語と1200のセルビア語が15180kHzで確認できている。


  
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2020年01月04日

1月3日「しおかぜ」

3日、金曜日1300の「しおかぜ」は通常の番組に戻っている。6145kHzが混信の中かろうじて聞き取りができる。前半後半とも朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は7295kHzが良好である。9705と9530kHzは影も形もない。
1430は7290kHzが弱いながらも何とか聞こえている。懐かしい日本の歌は「汽車」である。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、2019年5月、東京の国民大集会での収録から。そして2019年2月に収録したメッセージである。続いて弟松木信弘さんからも2019年5月国民大集会と2019年2月の収録メッセージである。
今週の一曲は、ミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」で、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2019年12月12日、23日の放送と同じ内容である。

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2020年01月03日

1月2日「しおかぜ」

2日、1300の「しおかぜ」も国歌君が代で番組開始である。これで三日間同じ番組が続くことになる。例年とは違う放送パターンである。7245kHzは混信が強く聞き取りできない、6145kHzが聞こえている。周波数アナウンスは各時間5波のうち2波を使用とアナウンスしているが依然としてA19のままである。

1300台の挑戦ごと日本語放送は7295kHzが聞こえるのみ、9705と9530kHzは弱く音にならない。この時間は毎日同じ番組である。

1430の「ふるさとの風」は7290、9560と9705kHzである、しかしほとんど聞こえない。懐かしい日本の歌は「雨降り」が出ている事だけはわかる。時々7290kHzが渾身の中から聞き取れる。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
ふるさとの声は、曽我ひとみさんから2019年9月、東京で開催された国民大集会で収録した日本語のメッセージである。続いて2019年3月収録の日本語と朝鮮語(日本語放送では「朝鮮」を一切使わないで韓国語と言っている)のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲チェッカーズの「星屑のステージ」である。この番組は2019年12月11日、22日と同じ内容である。  
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2020年01月02日

2020年1月1日「しおかぜ」

1日1300の「しおかぜ」は昨日と同じ、国歌君が代で始まった。日本語放送に続き朝鮮語が出ている。7245kHzは混信で全く聞こえない。6145kHzはジャミングはあるものの八俣からの電波は強く良好である。昨日と同じ番組である。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は7295kHzが聞こえている。9705と9530kHzも後半は持ち直し受信状態は良好である。「ふるさとの風ニュース」は12月10日から16日の間は北朝鮮人権侵害問題啓発週間、関連行事として14日に行われた国際シンポジウムにおける菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。
「ニュース解説」は2019年北朝鮮の動向などについて。この一年は北朝鮮にとっては大きな誤算だったとする解説である。
「ふるさとの声」は12月13日参議院議員会館で開催の国際セミナー「膠着状況が続 く朝鮮半島情勢のもとで拉致被害者救出を考える」セミナーでの菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶である。
 家族会、救う会そして拉致議連主催の国際セミナーに、このように多数のみなさんの出席をいただきましたことを、担当大臣として大変心強く感じます。改めて感謝申し上げます。
 私は国会議員当選1回の時から、拉致問題には長く関与してきました。拉致問題担当大臣に就任してから約1年ですが、特に被害者のご家族の皆様にお目にかかり、切ない思いを直接伺う機会を重ねてきました。
 拉致された方々、そのご家族の長年にわたる苦しみ、悲しみに思いを致す時、胸が張り裂ける思いです。拉致問題担当大臣として、政府を代表して大変申し訳なく思っています。
 安倍総理も私も、このようなご家族の方々の声を胸に、問題解決に向けてあらゆるチャンスを逃すことなく、全力で取り組んでいます。
 これまでの米朝首脳会談に於いて、トランプ大統領が拉致問題について、安倍総理の考えも含め金委員長に直接伝えてきたことは皆さんもご承知の通りです。米国との間では、9月の国連総会に際しての理事会や首脳会談など、累次の機会において、引き続き日米で緊密に連携していくことを確認しています。
 また今回の国際セミナーの開催に当たり、米国の国会議員からも拉致問題解決のために連帯していくとのメッセージをいただいていることも承知しています。
 8月のG8主催のサミット、9月のアセアン三大首脳会議、そしてフランシスコ・ローマ教皇との会談においても安倍総理から各首脳に対して、拉致問題の早期解決に向けて理解と支持、協力を呼び掛けてきています。
 拉致問題の解決のためには米国を初めとする国際社会の理解と協力が不可欠です。わが国としては引き続き、米国及び関係国と緊密に連携し、あらゆる外交上の機会をとらえて拉致問題を提示していく考えです。
 今週10日から16日まで、北朝鮮人権侵害問題啓発週間ですが、その一環として明日、政府主催で国際シンポジウムを開催します。日本、米国、タイの拉致被害者のご家族の皆様から生の声を伺うと共に、内外の専門家を招き拉致問題の早期解決に向けた国際連携に関しても議論を深めていきたいと思います。
 これから国際連携の強化に向けた様々な取組みを行うと同時に、わが国自身がこの問題に主体的に取り組むことが重要です。安倍総理は9月の国連総会における一般演説等累次の機会に、条件を付けずに金委員長と直接向き合う決意を述べています。まさに正念場が続いていると思っています。
 繰り返すまでもなく、拉致問題は安倍内閣の最重要、そして最優先の課題です。政府として認定の有無に関わらず、すべての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて引き続き全力で取り組んでいくことをお誓いし、私の挨拶とさせていただきます。
 より一層、皆様方のご協力とご支援を賜りますようどうぞ宜しくお願いいたします。

今週の一曲、朝鮮語番組はなし。日本語放送はさる12月14日国際シンポジウム第三部ミニコンサートから「あなたを忘れない」が出ている。周波数アナウンスなどはなく1357番組終了。
1日はこのあと1430の番組も同じ内容である。9705、9560、7290kHzが聞こえている。そして1457の今週のアニメソングは「ハクション大魔王」が出てきた。これまでの今月ではなく、今週とアナウンスしている。

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2020年01月01日

12月31日ふるさとの風

1405の「しおかぜ」は6095と6070kHzが聞こえている。開始と終了はしおかぜのアナウンスである。番組本体は先週1330に放送された「ふるさとの風」日本語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが良好である。いつもの混信もどこへやら、9705と9560kHzは弱い、時々聞こえるレベルである。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2019年2月の手紙が代読されている。2018年は暑い夏と大災害の起きたことを述べている。
今日の一曲は拉致問題の解決を願って歌われている、南こうせつの「国境の風」である。今年11月にも登場している。
この番組は2019年12月10日、19日と同じ番組である。

  
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