1300の「しおかぜ」は5935と6040kHz、きょうの八俣からの電波はきわめて強力である。ジャミングは全く分からない。金曜日は番組全て朝鮮語放送である。後半は若干弱くなり、6040kHzのジャミングが目立つようになった。番組終盤の「日本政府ご家族の声」は横田卓也さんと横田哲也さんのメッセージが出ている。
1405の「しおかぜ」は6070と6165kHz、この時間も強力である。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」はパラオ・台湾送信ともに良好である。ジャミングは全くない。11日金曜日はこのあと1430、1600の番組もすべて同じである。
「ふるさとの風ニュース」は9月30日菅内閣官房長官兼拉致問題担当大臣は帰国拉致被害者がお住まいの関係市で構成される「拉致被害者関係市連絡会」の櫻井雅浩柏崎市長、三浦基裕佐渡市長、松崎晃治小浜市長から、拉致問題の早期全面解決等を求める要望書を受領、その時の挨拶が出ている。
「ニュース解説」は米朝の実務交渉について、交渉は決裂と北朝鮮が発表、一方米国は中身のある交渉と応酬。さらに北朝鮮は外務省代弁人談話を発表、交渉を決裂させたくない意図が伺える。朝鮮語の発表はきつい表現だが、英語の内容は別物で北朝鮮は交渉を続けたい意図が表明されている。
今週の一曲、朝鮮語は1975年のヒット曲かまやつひろしの「我がよき友よ」、今年2月にも登場している。日本語は拉致問題の解決を願って歌われている、南こうせつの「国境の風」が出ている。これは先月の今日の一曲でも登場している。
「ふるさとの声」は9月16日「全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会」から横田早紀江さんの挨拶が出ている。
皆様、こんにちは。長い間忘れることなく、拉致被害者の救出のためにいつも心を寄せていただき、このように会場に集まっていただき、本当にありがとうございます。
みんなこんなに長い年月、めぐみたちが帰ってこないとは思っていませんでしたので、何年待てば帰ってくるのだろうと苦しい思いをしています。一生懸命活動をしてくださる政府の皆様や国民の皆様のご支援があっても動いていかない。それは向こうの国の体制もあり、金正恩という一人の父親であるはずの方の思いが、人間的な思いではないのかもしれませんし、あちらの国の体制の中で動いていかないのが一番大きな問題だと思います。
金正恩氏にどうしたらそういう思いを直接伝えることができるのかなと、いつも思います。政府の皆様にもどなたでも結構ですから、金正恩氏と対決していただいて、喧嘩ではなく友だちのように、また厳しい思いできちっとお話をしてくださる方が早く行って、安倍総理が一番適切な方ですから対決してほしいと思います。
そのチャンスがなかなか難しいのだと思いますが、今まで何度もチャンスがあったと思うのです。今回はきっと何かが起きるのではないかといつも思いながら頑張ってきましたが、なかなか思うように動いていかない。この悲しさは被害者でなければ分からないと思います。
あちらにいる者はどこまで情報をキャッチしているのか分かりませんが、また今度もだめだったのか、また帰れないのかという思いで、歯を食いしばってまた何年か頑張らなきゃと思ったりしているのかなと思います。
何しろ私たちにはあちらにいる子どもたちのことが見えない、全く分からない。どうしているのか本当のことが分かっていない。その辛さがあり、家族会はみんな大変だと思います。
家族会の方も両親の方々はどんどん天に召されましたし、私の主人も体調が弱ってきています。飯塚さんもお疲れになっています。有本恵子さんのお母さんも、ぎりぎりのところで一生懸命頑張っていらっしゃいます。
一目会うまで、一回でいいから、こんなに長い間会えない状態になっていたので、一目でいいから、「頑張ってきたね」と言って抱きしめてあげたい。その一刻だけが私たちはほしいんです。それがあれば、いつでも、どうしていただいても結構ですと、私はいつもお祈りしていますが、どうかこのことだけは、完璧な成就を見るまでは頑張らなければと思っていますので、どうか日本国民の皆様の大きな力をいただいて政府を動かしていただき、それが実現しますように、金正恩に心が届きますように、どうか宜しくお願いいたします。ありがとうございます。
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