2016年11月15日

11月14日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、いずれも信号は弱くほぼ受信不可能。時々浮かんでくるが状態は悪い。後半1330の9950と9705kHz、かろうじて9950kHzが音になっている。
まず毎年12月10~16日は、北朝鮮人権侵害問題啓発週間、今年も12月10日に国際シンポジウムを開催するとの案内が出ている。。拉致問題インフォメーションは10月27日金杉憲治アジア大洋州局長が訪日中のジョセフ・ユン米国国務省北朝鮮政策担当特別代表(六者会合首席代表)と意見交換したこと。「両者は,北朝鮮に核・ミサイル開発を放棄させ,朝鮮半島の非核化を実現すべく、北朝鮮に対する圧力を強化していくことの必要性を改めて確認し、引き続き日米、日米韓で緊密に連携していくことで一致しました。また両者は、新たな安保理決議や各国独自の措置等について議論を深めるとともに、各国による安保理決議の全面的かつ厳格な履行を確保するための方策についても意見交換を行いました。さらに、日米韓の安全保障協力の強化が重要性であるとの認識で一致しました。
なお、金杉局長から,拉致問題の解決に向けた我が国の取組についても説明し、改めて米国から理解と支持を得ました。」

ニュース解説は「トランプ次期大統領の対北朝鮮政策」について。現時点ではまだ良く分からないということのようだ。拉致問題解説は原敕晁さんについて。1960年6月中旬、北朝鮮工作員辛光洙によって宮崎県青島海岸から工作船に乗せられ拉致された。当時43歳で、李三俊・在日朝鮮人大阪府商工会理事長の経営する中華料理店「宝海楼」の店員をしていた。その後辛光洙は原さんになりすまし日本に不法入国、工作活動をしていた。偽造パスポート、運転免許証、国民健康保険証まで取得し、1985年2月、原さん名義の旅券を持って韓国に入国し逮捕され、韓国当局の取り調べによって原さん拉致事件が明らかにされた。1984年田口八重子さんと結婚、1986年死亡としているが何の根拠もなく、こうした事実はない。2002年に急きょ作成した偽物で信用できるものではない。
今週の一曲は1971年のヒット曲加藤和彦と北山修の「あの素晴らしい愛をもう一度」、2010年以来の登場かも。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾の9560kHzもかろうじて聞こえている。パラオは強い。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった、当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで面会した孫娘とされる話も出ている。
続いて2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。この番組は2016年4月10日、12日、21日、30日、5月9日、18日、27日、6月5日、14日、7月2日、11日、20日、29日、8月7日、16日、25日、9月3日、12日、30日、10月9日、18日、27日、11月5日と同じ内容である。

1300の「しおかぜ」は7410kHzでまだ出ている。月曜日は日本語放送で、拉致被害者、失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、混信はなく聞き取りは可能である。先週11月7日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

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2016年11月14日

11月13日ふるさとの風

1300の朝鮮語放送は9465と9950kHz、両波とも台湾送信で弱い。特に9950kHzはAIRが1315まで出てきたため完全につぶされている。このAIRビルマ語は9940kHzからのQSY、RFAの混信から逃げ出してきた。B16になり2週間たつが、かたくなに変更しない「しおかぜ」こればかりはどうしようもないか。

その「しおかぜ」は7410kHzに出ているが、全く聞こえない。ジャミングのがかすかに聞こえるのみである。番組は前半朝鮮語、後半日本語放送で、11月7日「北朝鮮拉致問題解決を願う都民集会」で収録したメッセージが出ている。小池都知事、続いて飯塚繁雄さんのメッセージ。受信状態が悪くこれ以上のことは分からない。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、混信がいことから聞き取りは可能である。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、9560kHz完全にスキップしている。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2016年2月7日に政府拉致問題対策本部、東京都の共催により開催された、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」における収録から。そしてお兄さん本田勝さんからのメッセージは2016年2月に収録されたメッセージ、地元の民謡を歌っている。最後に2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」である。この番組は2016年4月20日、29日、5月8日、17日、26日、6月4日、13日、22日、7月10日、19日、28日、8月6日、15日、24日、9月2日、11日、20日、10月8日、17日、26日、11月4日と同じ内容である。

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2016年11月13日

11月12日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は日本では聞こえない7410kHzである。かの国ではよく聞こえているらしい。ジャミングの出ていること、日本語の出ていることは分かるが内容までは分からない。
1325に周波数アナウンスが出ているようだ。後半1330は朝鮮語が出ている。それにしても調査会は短波放送の受信状態に関して全く無関心なしのつぶて。何のために短波放送をしているのかと疑いたくなる。

1300代の9465、9705、9950kHz朝鮮語と日本語放送、台湾送信は両波ともスキップ、全く聞こえない。1330の9705kHzがかろうじて音になっている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾からの9560kHzも幾分持ち直したか、かろうじて聞くことができる。パラオの9960kHzも若干弱いのかノイジーな感じである。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2016年3月福岡西鉄ホールで開催されたふるさとの風公開収録したメッセージ。続いて平野フミ子さんから2015年9月東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。18年たってもたった8人しか帰国していないと深刻な訴えである。同じく2015年8月日本政府収録のビデオメッセージから。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2016年4月28日、5月7日、16日、25日、6月3日、12日、21日、30日、7月27日、8月5日、14日、23日、9月1日、10日、19日、28日、10月16日、25日、11月3日と同じ内容である。
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2016年11月12日

11月11日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」は9465と9950kHz、今日はどうしたことか、9950kHzにビルマ語が混信している。これは9940kHzのAIRが10kHz上に出てきた。時々誤送出をしており変更ではない模様。1315にビルマ語は終了。しかしジャミングが強く受信状態は悪い。9465kHzは弱いもののクリアーに聞こえている。
1330の「ふるさとの風」は9705kHz、弱いながらもクリアーに聞こえている。9950kHzはジャミングに埋もれている。

1300の「しおかぜ」は7410kHz、CRIにつぶされて全く聞こえない。金曜日は朝鮮語放送が出ている。1405の「しおかぜ」は7325kHz、これも弱くて今一つ。1425にはCRIのキャリアーに埋もれてしまった。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾からの9560kHzはよわいがジャミングは全く無い。パラオの9960kHzは強力である。懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2016年2月収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」でこれまでと同じである。この番組は2016年4月18日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日、20日、29日、7月8日、8月4日、13日、22日、31日、9月9日、18日、27日10月6日と同じ内容である。
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2016年11月11日

11月10日ふるさとの風

10日1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9465と9950kHz、両波ともクリアーかつ強力である。1330の「ふるさとの風」は9705と9950kHz、9950kHzはジャミングにつぶされほぼ全滅、信号レベルも落ち込んで聞き取り不可能。
今週の一曲朝鮮語は椎名林檎の「ここでキスして」、今年3月にも登場している。日本語放送は宇佐美由美子の「無事を祈りて」、この曲は過去「しおかぜコンサート」などで歌われている。拉致問題対策本部のオンデマンド放送でもこの曲はカットされている。

1300の「しおかぜ」は日本では聞こえない7410kHzに出ている。英語放送の出ていることは確認した。ジャミングは出ていないようだ。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzの台湾送信と9960kHzパラオ送信の2波、どちらも強力である、ジャミングの影響も無い。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、2013年11月以来の登場。この番組は2016年4月15日、17日、26日、5月14日、23日、6月1日、10日、19日、28日、7月7日、16日、25日、8月12日、30日、9月8日、17日、26日、10月5日と同じ内容である。
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2016年11月10日

新彊放送周波数変更

恒例の周波数変更が8日の1100から実施された。「新疆人民広播電台」の各言語が4MHz帯の周波数を使い始めた。昨年と全く同じ周波数である。例年より一週間遅れである。
新疆人民広播電台はラジオ放送だけでも12系統を行っており、このうち短波放送でも5系統を出している。

Xinjiang PBS Winter frequencies: effective from 1100UTC on November 8, 2016
Uighur 2300-1800 (Tue.0800-1100 off the air)
3990 2310-0300, 1135-1800
4980 2310-0300, 1135-1800
6120 2310-0300, 1200-1800
7205 2310-0300, 1225-1800
7275 0300-1200
9560 0245-1200
11885 0250-1200
13670 0300-1225

Chinese 2300-1800 (Tue.0800-1100 off the air)
3950 2310-0230, 1205-1800
5060 2310-0300, 1135-1800
5960 2310-1800
7260 0230-1205
7310 2310-0300, 1200-1800
9600 0300-1200
11770 0250-1200

Mongolian 2330-0330, 0530-1030, 1230-1800 (Tue.0800-1100 off the air)
4500 2340-0330, 1210-1800
6190 2340-0330, 1210-1800
7230 0510-1030
9510 0510-1030

Kazakh 2330-1800 (Tue.0800-1100 off the air)
4850 2340-0300, 1155-1800
6015 2340-0345, 1150-1800
7340 0300-1155
9470 0345-1150

Kyrgyz 0330-0530, 1030-1230
7295 0310-0530, 1030-1230
9705 0310-0530, 1030-1230
  
Posted by Hiroshi at 22:28Comments(0)Taiwan/China

2016年11月10日

11月9日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」台湾からの電波は強いが、9950kHzは開始直後に出てきたジャミングの影響でノイジーである。9465kHzは久々に強力である。この周波数にジャミングは無い。
1330の「ふるさとの風」は9705と9950kHz、引き続き9705kHzは強力に入感している。9日水曜日はこのあと1430の9560と9960kHzも同じ番組である。両波ともジャミングは無くクリアーかつ強力である。
拉致問題インフォメーションはさる10月19・20に来日したマイケル・カービー元国連調査委員会(COI)委員長と北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟との会合が開催されたことなど。
ニュース解説は「日韓軍事情報包括保護協定再開」について。10月27日北朝鮮の核、ミサイルの脅威が急速に高まったことを受け、日本と相互に提供し合うGSOMIA締結に向けて協議を再開した。
拉致問題解説は田中実さんについて。1978年6月、北朝鮮からの指示を受けた大阪の中華料理店主の在日朝鮮人に騙され北朝鮮へ拉致された。当時28歳である、2005年拉致被害者に認定された。日本にはスパイを取り締まる法律はなく、この在日朝鮮人も国内に住んでいたが、2014年死亡したとされる。
今週の一曲朝鮮語は椎名林檎の「ここでキスして」、今年3月にも登場している。日本語放送は宇佐美由美子の「無事を祈りて」、この曲は過去「しおかぜコンサート」などで歌われている。

1300の「しおかぜ」は7410kHz、北朝鮮ではよく聞こえるこの周波数にまだ居座り続けている。朝鮮語の出ていることだけは分かる。
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2016年11月09日

11月8日「しおかぜ」

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9465と9950kHz、9950kHzは放送開始直後の出てきたジャミングで全く聞こえない、というよりも完全にスキップしている。9465kHzはジャミングは全くないが、これまた弱くほとんど音にならない。
1330の「ふるさとの風」は9705と9950kHz、9705kHzがかろうじて聞こえている。ジャミングは全くない。

8日の7410kHzは圧倒的にCRIが強い。こんな周波数へなぜ出しているのか理解に苦しむが、まさかNHKが意図的に出しているわけでもあるまいに。
バックでジャミングの出ているのがわかる。火曜日は失踪者家族からの手紙の一部が読み上げられている。この番組は
2014年6月11日、7月9日、8月6日、9月3日、10月15日、11月12日、12月10日、2015年1月14日、2月11日、3月11日、4月8日、5月6日、6月3日、7月1日、29日、9月2日、30日、11月3日、12月15日、2016年1月19日、3月1日、4月12日、5月24日、7月5日、8月16日、9月27日とメッセージ内の周波数アナウンスを含め全て同じ内容である。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、八俣からの電波は強力である。受信状態は良好、この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信の9560kHzは弱いもののジャミングは無く実用になっている。パラオの9960kHzは強力である。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからの新しいメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、このあたりから9560kHzは強くなってきた。いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。この番組は2016年4月15日、24日、5月3日、12日、6月8日、17日、26日、7月5日、14日、23日、8月1日、10日、28日、9月6日、15日、24日、10月3日、12日、21日、30日と同じ内容である。

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2016年11月08日

11月7日ふるさとの風

いつもとは形勢が逆になってしまった。1300代の「しおかぜ」はCRIにつぶされていたが、7日は全く逆でCRIがつぶされている。八俣からの電波が極めて強い表れである。
月曜日は前半、後半とも失踪者拉致被害者の氏名生年月日の読み上げである。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、八俣の電波もかなり弱くなってしまった。混信は無いので聞き取りは可能である。この時間は先週10月31日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。1425にCRIのキャリアーが出てつぶされてしまう。

1300の「イルボネパラム」は9465と9950kHz、9465kHzは強いが9950kHzは聞こえない。後半1330は「ふるさとの風」。9560kHzも完全にスキップ状態ほとんど聞こえない。
拉致問題インフォメーションは、元COI委員長との会見など・・・よく聞き取れない。
ニュース解説は「日韓軍事情報包括保護協定」について。10月27日北朝鮮の核、ミサイルの脅威が急速に高まったことを受け、日本と相互に提供し合うGSOMIA締結に向けて協議を再開した。
拉致問題解説は田中実さんについて。1978年6月、北朝鮮からの指示を受けた大阪の中華料理店主の在日朝鮮人に騙され北朝鮮へ拉致された。当時28歳である、2005年拉致被害者に認定された。日本にはスパイを取り締まる法律はなく、この在日朝鮮人も国内に住んでいたが、2014年死亡したとされる。
今週の一曲朝鮮語は椎名林檎の「ここでキスして」、今年3月にも登場している。日本語放送は宇佐美由美子の「無事を祈りて」、この曲は過去「しおかぜコンサート」などで歌われている。
(1)
寄せては返す 波の音
松にささやく 風の声
遠きに在りし 君たちよ
むかしの笑顔 ありあり浮かぶ
 ああゝ いついつ帰る
まだ明け切らぬ 北の空みて
(2)
願いを託す 飛ぶ鳥に
北へ届けと 日の本の
よぎる思いも 積もりゆき
愛する人を また夢に見て
 ああゝ 君かへるべし
まだ明け切らぬ 北の空みて
(3)
流れる雲を懐かしむ
誰が歌ふか 子守歌
雨まじり風 消えるまで
吹き崩されぬ 心ひとつに
 ああ 無事を祈りて
まだ明け切らぬ 北の空みて

※ああゝ いついつ帰る
まだ明け切らぬ 北の空みて

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信の9560kHzは全く聞こえない。パラオ送信はジャミングも聞こえずクリアーである。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2016年2月24日収録の新しいものに差し替えられている。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月24日収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「結婚しようよ」、これは2015年5月以来の登場となった。
最後の周波数アナウンスは再放送のため以前のまま、台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送の9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナは無い。この番組は2016年4月14日、23日、5月2日、11日、20日、6月16日、25日、7月4日、13日、22日、31日、8月9日、18日、9月14日、23日、10月2日、11日、20日、29日と同じ内容である。
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2016年11月07日

11月6日「しおかぜ」

1300ぼ「イルボネパラム」朝鮮語は9465と9950kHz、いつもの強さはないが、まあそれなりに聞こえている。両波ともほぼ同じレベルである。S5~9といったところ。
後半1330以降はさすがに弱くなり9705kHzも次第に聞こえなくなってしまった。

1300の「しおかぜ」は7410kHzで頑張っている。ジャミングは分からないが、CRI日本語のバックで朝鮮語が結構聞こえている。それだけCRIが弱いということだ。
後半日本語放送はほぼ互角の勝負、日本語同士の混信である。BBCやVOAなら即周波数変更をするが、「しおかぜ」はどうでもいい放送ということのようだ。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、ややノイジーだが聞き取りは十分可能である。1413にパルスジャミングが出てきたが弱い。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾からの9560kHzは次第に弱くなってきたがかろうじて聞き取りは可能である。9960kHzは強力でジャミングも無い。。
懐かしい日本の歌「春の歌」で始まった。拉致問題開設は有本恵子さんの事案について。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージ。続いてお母さん有本加代子さんから、2015年3月収録メッセージと2015年8月日本政府制作のビデオメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、この番組は2016年4月21日、5月1日、10日、19日、28日、6月6日、24日、7月3日、12日、21日、30日、8月8日、17日、26日、9月22日、10月1日、10日、19日、28日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze