10日1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9465と9950kHz、両波ともクリアーかつ強力である。1330の「ふるさとの風」は9705と9950kHz、9950kHzはジャミングにつぶされほぼ全滅、信号レベルも落ち込んで聞き取り不可能。
今週の一曲朝鮮語は椎名林檎の「ここでキスして」、今年3月にも登場している。日本語放送は宇佐美由美子の「無事を祈りて」、この曲は過去「しおかぜコンサート」などで歌われている。拉致問題対策本部のオンデマンド放送でもこの曲はカットされている。
1300の「しおかぜ」は日本では聞こえない7410kHzに出ている。英語放送の出ていることは確認した。ジャミングは出ていないようだ。
1430の「ふるさとの風」は9560kHzの台湾送信と9960kHzパラオ送信の2波、どちらも強力である、ジャミングの影響も無い。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、2013年11月以来の登場。この番組は2016年4月15日、17日、26日、5月14日、23日、6月1日、10日、19日、28日、7月7日、16日、25日、8月12日、30日、9月8日、17日、26日、10月5日と同じ内容である。