2016年11月08日

11月7日ふるさとの風

いつもとは形勢が逆になってしまった。1300代の「しおかぜ」はCRIにつぶされていたが、7日は全く逆でCRIがつぶされている。八俣からの電波が極めて強い表れである。
月曜日は前半、後半とも失踪者拉致被害者の氏名生年月日の読み上げである。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、八俣の電波もかなり弱くなってしまった。混信は無いので聞き取りは可能である。この時間は先週10月31日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。1425にCRIのキャリアーが出てつぶされてしまう。

1300の「イルボネパラム」は9465と9950kHz、9465kHzは強いが9950kHzは聞こえない。後半1330は「ふるさとの風」。9560kHzも完全にスキップ状態ほとんど聞こえない。
拉致問題インフォメーションは、元COI委員長との会見など・・・よく聞き取れない。
ニュース解説は「日韓軍事情報包括保護協定」について。10月27日北朝鮮の核、ミサイルの脅威が急速に高まったことを受け、日本と相互に提供し合うGSOMIA締結に向けて協議を再開した。
拉致問題解説は田中実さんについて。1978年6月、北朝鮮からの指示を受けた大阪の中華料理店主の在日朝鮮人に騙され北朝鮮へ拉致された。当時28歳である、2005年拉致被害者に認定された。日本にはスパイを取り締まる法律はなく、この在日朝鮮人も国内に住んでいたが、2014年死亡したとされる。
今週の一曲朝鮮語は椎名林檎の「ここでキスして」、今年3月にも登場している。日本語放送は宇佐美由美子の「無事を祈りて」、この曲は過去「しおかぜコンサート」などで歌われている。
(1)
寄せては返す 波の音
松にささやく 風の声
遠きに在りし 君たちよ
むかしの笑顔 ありあり浮かぶ
 ああゝ いついつ帰る
まだ明け切らぬ 北の空みて
(2)
願いを託す 飛ぶ鳥に
北へ届けと 日の本の
よぎる思いも 積もりゆき
愛する人を また夢に見て
 ああゝ 君かへるべし
まだ明け切らぬ 北の空みて
(3)
流れる雲を懐かしむ
誰が歌ふか 子守歌
雨まじり風 消えるまで
吹き崩されぬ 心ひとつに
 ああ 無事を祈りて
まだ明け切らぬ 北の空みて

※ああゝ いついつ帰る
まだ明け切らぬ 北の空みて

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信の9560kHzは全く聞こえない。パラオ送信はジャミングも聞こえずクリアーである。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2016年2月24日収録の新しいものに差し替えられている。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月24日収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「結婚しようよ」、これは2015年5月以来の登場となった。
最後の周波数アナウンスは再放送のため以前のまま、台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送の9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナは無い。この番組は2016年4月14日、23日、5月2日、11日、20日、6月16日、25日、7月4日、13日、22日、31日、8月9日、18日、9月14日、23日、10月2日、11日、20日、29日と同じ内容である。
一週間遅れで、1500以降の放送もB16の周波数へ出てきた。どの周波数も混信はないが、完全にスキップ状態。全く聞こえない。
それでも1600の9690kHz「ふるさとの風」はかろうじて音になっている。1430と同じ番組が聞こえている。パラオからの9975kHzはいつもの強さはないがジャミングも無く聞こえている。
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