2016年11月22日

11月21日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9465と9950kHz、両波とも台湾送信だが、9950kHzはスキップして受信不可能である。9465kHzは強力である。
続く1330の「ふるさとの風」は9705と9950kHz、9705kHzだけがクリアーに聞こえている。拉致問題インフォメーションは11月2日ミャンマー連邦共和国のアウン・サン・スー・チー国家最高顧問と安倍首相との会談の様子など。地域・国際場裡の課題の中で、「北朝鮮問題に関し,拉致問題は自分にとって最重要課題であり理解と支援を得たい。また,北朝鮮の核,ミサイル問題や南シナ海問題等についても,ミャンマー政府と引き続き連携していきたい旨述べました。
 これに対して,アウン・サン・スー・チー国家最高顧問から,ミャンマーとインドとの関係,南シナ海及び北朝鮮の問題について発言がありました。」
また11月7日カザフスタン共和国のヌルスルタン・ナザルバエフ大統領と首脳会談後の「アジアの繁栄の世紀における拡大された戦略的パートナーシップに関する日本国とカザフスタン共和国の共同声明」では以下の様に述べている。
双方は,北朝鮮による核実験,弾道ミサイルの発射を最も強い表現で非難するとともに、これらは全く受け入れられず、これらは全て国際連合安全保障理事会決議第1718号、第1874号、第2087号、第2094号及び第2270号に明白に違反するものであるとともに核兵器の不拡散に関する条約(NPT)を中心とする国際的な軍縮・不拡散体制に対する重大な挑戦であると表明した。
双方は、北朝鮮による極めて無責任な行動は、地域的・国際的な平和と安全に対する重大な脅威であるとの認識を共有し、北朝鮮に対し、核実験や弾道ミサイル発射を含む更なる挑発行動を自制することを強く求めた。
また、双方は、北朝鮮に対し、関連国連安保理決議の下での義務及び六者会合共同声明の下でのコミットメントを完全に遵守すること、国際原子力機関(IAEA)保障措置及びNPTの遵守に復帰すること,全ての核・ミサイル計画を完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で放棄すること、そして全ての核関連活動を直ちに停止することを求めた。双方は,北朝鮮に対し、拉致問題を始めとする人権・人道問題を早期に解決することを求めた。

ニュース解説は「トランプ次期政権に対する北朝鮮の姿勢」について。拉致問題解説は、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中の拉致問題Q&Aから。
拉致問題とはどのような問題でしょうか。
1970年代から1980年代にかけて、北朝鮮が、多くの日本人をその意思に反して北朝鮮に連れ去りました。
北朝鮮は、長年にわたり日本人拉致を否定していましたが、2002年9月、当時の北朝鮮の主導者金正日国防委員長は、小泉総理との会談において、初めて日本人拉致を認め、謝罪しました。しかし、拉致された日本人のうち、日本に帰国できたのは5名にとどまっています。
5名以外の拉致被害者についても、政府は、その速やかな帰国を、北朝鮮に強く要求しています。
なぜ北朝鮮は日本人を拉致したのでしょうか。
第二次大戦後、朝鮮半島は韓国と北朝鮮に分断されました。北朝鮮は自らが主導して朝鮮半島を統一するために、多くのスパイ機関を設立したと言われています。
当時の金正日国防委員長は、日本人を拉致した理由として、⑴北朝鮮のスパイに日本語を教えるため、⑵北朝鮮のスパイが日本人に成りすますため、と説明しています。
北朝鮮は拉致問題を解決済みと主張していますが、これは本当でしょうか。
これまで北朝鮮は、拉致被害者のうち生存しているものはすべて日本に帰国させた、残りの拉致被害者は死亡もしくは入境せずとし、したがって拉致問題は解決したとしてきました。
しかし、北朝鮮が死亡と説明する根拠は極めて不自然で、全く納得のいくものではありませんでした。
2014年5月の日朝政府間協議の合意では、北朝鮮側は、従来の立場はあるもののすべての日本人に関する調査を包括的かつ全面的に実施し、最終的に、拉致問題をはじめとする日本人に関するすべての問題を解決する意思を示したところであり、政府としては、引き続き、すべての拉致被害者の帰国に向けて全力を尽くしていきます。

朝鮮語今週の一曲は小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」、2015年12月にも登場している。日本語放送今週の一曲は1975年のヒット曲、野口五郎の「私鉄沿線」、2015年3月にも登場している。

1300の「しおかぜ」は6145kHz、昨日同様同波の「青海人民広播電台」中国語が強くほとんど聴き取れない。日本語放送で失踪者の氏名が出ているのは分かる。
続く1405の「しおかぜ」は5910kHz、こちらは混信はなくほぼ聞き取り可能である。この時間は毎日同じ番組で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、パラオ送信も弱い、かろうじて聞き取りは可能である。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2016年3月福岡西鉄ホールで開催されたふるさとの風公開収録したメッセージ。続いて平野フミ子さんから2015年9月東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。18年たってもたった8人しか帰国していないと深刻な訴えである。同じく2015年8月日本政府収録のビデオメッセージから。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2016年4月28日、5月7日、16日、25日、6月3日、12日、21日、30日、7月27日、8月5日、14日、23日、9月1日、10日、19日、28日、10月16日、25日、11月3日、12日と同じ内容である。
  
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2016年11月21日

国際シンポジウム開催

今年も12月10日に政府主催で、国際シンポジウム「拉致問題をはじめとする北朝鮮の人権侵害に対する責任追及のための国際連携~一日も早い拉致被害者の救出にむけて~」が開催される。
今日11月21日の短波放送並びに拉致対策本部のウェブサイトで告知されている。

政府主催国際シンポジウム「拉致問題をはじめとする北朝鮮の人権侵害に対する責任追及のための国際連携~一日も早い拉致被害者の救出にむけて~」を開催します。
 毎年12月10日から16日までは「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」です。

 北朝鮮による日本人の拉致の問題を解決するには、日本自身が主体的に声を上げ、率先して取り組まなければなりません。しかし、拉致問題に真摯に取り組もうともしない北朝鮮に問題解決に向けた具体的行動を促すには、拉致問題をはじめとする北朝鮮の人権侵害に対する非難と圧力を高めている国際社会と連携して対応していくことが重要です。
 こうした観点から、今回、朝鮮半島情勢や国連の人権プロセス等に関する内外の専門家を招いて国際シンポジウムを開催し、北朝鮮の人権侵害に対する責任追及に関する国際的な取り組みの現状と今後の国際連携のあり方について議論し、一日も早い拉致被害者の帰国の実現につなげていきたいと考えています。皆様方の多数のご参加をお待ちしています。

 国際シンポジウムの概要は以下のとおりです。
開催日
  平成28年12月10日度
開演時間
  14:00~16:00
  (開場時間13:00)
主催
  政府拉致問題対策本部、法務省
後援
  文部科学省
場所
  イイノホール
  (東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング4F)
入場料
  無料
  ※入場には事前申込が必要です。
  入場申込はこちら(先着順)

プログラム(予定)
  14:00 開会
   第1部 国際シンポジウム
   (1) 主催者挨拶(加藤勝信拉致問題担当大臣)
   (2) 基調講演(マルズキ・ダルスマン前国連北朝鮮人権状況特別報告者)
   (3) パネル・ディスカッション
     モデレーター:星野俊也・大阪大学大学院国際公共政策研究科教授
            (大阪大学前副学長)
     パネリスト:・マルズキ・ダルスマン前国連北朝鮮人権状況特別報告者
           ・イ・ジョンフン韓国外交部北朝鮮人権国際協力大使
           ・ヒョン・ソンイル元韓国国家戦略問題研究所首席研究委員
           ・野口元郎ICC被害者信託基金理事長
           ・トマス・オヘア・キンタナ国連北朝鮮人権状況特別報告者
            (ビデオ・メッセージ)
            
    第2部 「ふるさとの風」ミニコンサート
   16:00 閉会

その他
  当日は、シンポジウムの様子を北朝鮮に向けてラジオで生中継します。


  
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2016年11月21日

11月20日ふるさとの風

20日の1300代、朝鮮語と日本語放送は台湾送信の9465と9950kHzが朝鮮語、9705と9950kHzが日本語である。9950kHzは弱く、1315迄はAIRにつぶされ、以降はジャミングに埋没してしまった。9465と9705kHzは強力である。
毎年12月10~16日は、北朝鮮人権侵害問題啓発週間、今年も12月10日に国際シンポジウムを開催するとの案内が出ている。。拉致問題インフォメーションは10月27日金杉憲治アジア大洋州局長が訪日中のジョセフ・ユン米国国務省北朝鮮政策担当特別代表(六者会合首席代表)と意見交換したこと。また10月27日ニューヨークで我が国核兵器廃絶決議案の国連総会第一委員会での採択について外務大臣談話が出ている。
ニュース解説は「トランプ次期大統領の対北朝鮮政策」について。現時点ではまだ良く分からないということのようだ。拉致問題解説は原敕晁さんについて。1960年6月中旬、北朝鮮工作員辛光洙によって宮崎県青島海岸から工作船に乗せられ拉致された。当時43歳で、李三俊・在日朝鮮人大阪府商工会理事長の経営する中華料理店「宝海楼」の店員をしていた。その後辛光洙は原さんになりすまし日本に不法入国、工作活動をしていた。偽造パスポート、運転免許証、国民健康保険証まで取得し、1985年2月、原さん名義の旅券を持って韓国に入国し逮捕され、韓国当局の取り調べによって原さん拉致事件が明らかにされた。1984年田口八重子さんと結婚、1986年死亡としているが何の根拠もなく、こうした事実はない。
朝鮮語今週の一曲はGO!GO!7188の「こいのうた」、この曲2014年10月にも登場している。日本語放送は1971年のヒット曲加藤和彦と北山修の「あの素晴らしい愛をもう一度」、これは2010年以来の登場である。

1300の「しおかぜ」は6145kHz、同波の中国語が強く、受信状態は悪い。前半朝鮮語、後半1330は日本語放送である。先週並びに昨日と同じ番組である。最初に中波放送開始のアナウンスが出ている。
 「しおかぜをお聞きの皆さん、しおかぜはこれまでの短波放送に加え、ピョンヤン時間7月30日0時から30分間、周波数1431kHzで中波放送を開始することになりました。中波放送も短波放送同様に毎日放送します。
 これからの「しおかぜ」はピョンヤン時間22時30分から0時5分までは短波放送、0時から0時30分までは中波放送、そして1時30分から2時30分までは短波放送でお聞きいただくことができます。新たに始まる中波放送は1431kHz、ピョンヤン時間0時から0時30分に放送します。
 どうかこれからも短波・中波の「しおかぜ」をぜひお聞きいただき、可能な限り私たちに情報をお送りください。私たちは必ず皆さんを救出いたします。」

続いて11月7日「北朝鮮拉致問題解決を願う都民集会」で収録したメッセージが出ている。小池都知事、続いて飯塚繁雄さんのメッセージ。このあたりからしおかぜは消えてしまった。6135kHzのジャミングと中国語につぶされてしまった。

1405の「しおかぜ」は5910kHz、この時間の放送が一番受信状態がよい。開始アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」
そして終了アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで」放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」


1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、9560kHzは弱い、9960kHzも弱くジャミングが気になる、しかしいずれも聞き取りは可能である。懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2016年2月収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」でこれまでと同じである。この番組は2016年4月18日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日、20日、29日、7月8日、8月4日、13日、22日、31日、9月9日、18日、27日、10月6日、11月2日、11日と同じ内容である。
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2016年11月20日

11月19日「しおかぜ」

11月17日に周波数変更をしている「しおかぜ」、1300の6145kHzはまだジャミングは無い模様。八俣の信号もそれほど強くはなくノイジーな受信状態である。その最大要因は6135kHzのスーパージャミングである。広帯域に出ており影響をもろに受けている。
土曜日は日本語放送から。先週と同じ番組である。まず中波放送開始のアナウンスから。11月7日「北朝鮮拉致問題解決を願う都民集会」で収録したメッセージが出ている。小池都知事、続いて飯塚繁雄さんのメッセージが出ている。1322:22に「日本政府からのメッセージ」、あとはいつものように日本への連絡用電話、FAX番号、Eメールアドレスなどがアナウンスされている。後半1330は朝鮮語放送である。

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9465と9950kHz、両波とも台湾送信だが、9465kHzは強力である。9950kHzは弱い。後半1330の「ふるさとの風」は9705と9950kHz、同じく台湾送信の9705kHzは強力である。この1300代は毎日同じ番組が出ている。
毎年12月10~16日は、北朝鮮人権侵害問題啓発週間、今年も12月10日に国際シンポジウムを開催するとの案内が出ている。。拉致問題インフォメーションは10月27日金杉憲治アジア大洋州局長が訪日中のジョセフ・ユン米国国務省北朝鮮政策担当特別代表(六者会合首席代表)と意見交換したこと。また10月27日ニューヨークで我が国核兵器廃絶決議案の国連総会第一委員会での採択について外務大臣談話が出ている。
朝鮮語今週の一曲はGO!GO!7188の「こいのうた」、この曲2014年10月にも登場している。日本語放送は1971年のヒット曲加藤和彦と北山修の「あの素晴らしい愛をもう一度」、これは2010年以来の登場である。

1405の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは無い、受信状態はおおむね良好である。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzの台湾送信と9960kHzパラオ送信の2波、どちらも強力である、ジャミングも無い。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、2013年11月以来の登場。この番組は2016年4月15日、17日、26日、5月14日、23日、6月1日、10日、19日、28日、7月7日、16日、25日、8月12日、30日、9月8日、17日、26日、10月5日、14日、11月10日と同じ内容である。
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2016年11月19日

11月18日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6145kHz、昨日からこの周波数に出ている。昨日よりも信号は強く受信状態は良好である。同波の混信も弱く全く影響はない。
金曜日は前半後半とも朝鮮語放送である。

1405の「しおかぜ」も昨日から5910kHzに変更された。混信もなく受信状態は良好である。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「しおかぜ」1431kHzは日本では聞こえないが、IBBのモニターでは、ウランバートルではよく聞こえているようだ。ソールでも日によって入感状況にむらがあるがジャミングも無く聞こえている。一時期ジャミングが出ていたようだが、直近では11月14日にジャミングが出ていたのみである。番組は朝鮮語と日本語で、短波と同じ内容である。火曜日は11月8日は朝鮮語、15日は日本語が出ていた。
1431kHz
1.34.6. Japanese
.23.5.7 Korean

1300の「イルボネパラム」は9465と9950kHz、1330の「ふるさとの風」は9705と9950kHz、台湾からの電波は両波とも強力である。9950kHzは1336にジャミングが出現ほぼ埋没してしまった。
今週の一曲朝鮮語はGO!GO!7188の「こいのうた」、この曲2014年10月にも登場している。日本語放送は1971年のヒット曲加藤和彦と北山修の「あの素晴らしい愛をもう一度」、これは2010年以来の登場である。

1430の「ふるさとの風」は9560kHz台湾送信と9960kHzのパラオ送信である。この時間も両波とも強力である。ジャミングは全くない。9560kHzが2秒近く早く聞こえている。
懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まっている、拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月のお兄さん石岡章さんからの肉声によるメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2016年4月16日、25日、5月4日、22日、31日、6月9日、18日、27日、7月6日、15日、24日、8月2日、20日、29日、9月7日、16日、25日、10月13日、22日、31日と同じ内容である。
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2016年11月18日

11月17日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9465と9950kHz、いずれも台湾送信だが、9465kHzは良く聞こえている。一方9950kHzは1315までAIRにつぶされている。それ以降も信号は弱く聞き取り不可能。
1330の「ふるさとの風」は9705と9950kHz、この時間も台湾総泉、9950kHzはジャミングに埋もれてしまった。9705kHzはかろうじて生き延びている。
17日木曜日はこのあと1430の「ふるさとの風」も同じ番組が出ている。9560kHzは弱くて聞き取り不可能、パラオの9960kHzは極めて強力である。
毎年12月10~16日は、北朝鮮人権侵害問題啓発週間、今年も12月10日に国際シンポジウムを開催するとの案内が出ている。。拉致問題インフォメーションは10月27日金杉憲治アジア大洋州局長が訪日中のジョセフ・ユン米国国務省北朝鮮政策担当特別代表(六者会合首席代表)と意見交換したこと。「両者は,北朝鮮に核・ミサイル開発を放棄させ,朝鮮半島の非核化を実現すべく、北朝鮮に対する圧力を強化していくことの必要性を改めて確認し、引き続き日米、日米韓で緊密に連携していくことで一致しました。また両者は、新たな安保理決議や各国独自の措置等について議論を深めるとともに、各国による安保理決議の全面的かつ厳格な履行を確保するための方策についても意見交換を行いました。さらに、日米韓の安全保障協力の強化が重要性であるとの認識で一致しました。
なお、金杉局長から,拉致問題の解決に向けた我が国の取組についても説明し、改めて米国から理解と支持を得ました。」

また10月27日ニューヨークで我が国核兵器廃絶決議案の国連総会第一委員会での採択について外務大臣談話が出ている。「現在,国際社会は,北朝鮮の度重なる核実験や弾道ミサイル発射に見られるような、安全保障や軍縮・不拡散体制に対する重大な挑戦に直面しています。こうした中,我が国は,包括的核実験禁止条約(CTBT)発効促進等に向けた取組を積み重ねるとともに、本年4月には核兵器国と非核兵器国が参加してG7「広島外相宣言を発出し、5月のオバマ米国大統領の広島訪問の際には日米で核兵器のない世界に向けた努力を誓い合いました。この度提出した決議案は、このような取組も踏まえつつ、実践的かつ具体的な措置を通じて,核兵器国及び非核兵器国の双方が「新たな決意の下での共同行動」を行うよう求め、「核兵器のない世界」の実現に向けた現実的な道筋を示すものです。
 具体的には,(1)核兵器不拡散条約(NPT)体制の強化、(2)CTBT早期発効、核兵器用分裂性物質生産禁止条約(FMCT)の早期の交渉開始の呼びかけ、(3)核戦力の透明性向上、(4)核兵器の非人道性への深い懸念が全ての取組の基本にあること、(5)各国指導者・若者等による被爆者を含むコミュニティ等への訪問等を通じ、被爆の実相に関する認識を向上させるあらゆる取組を奨励すること,(6)北朝鮮による最近の核実験及び弾道ミサイル技術を使用した発射を最も強い表現で非難するとともに、(7)北朝鮮に対し更なる核実験の実施を自制し、直ちに全ての核活動を完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で放棄するよう強く要求すること、等が含まれています。
 我が国としては,このような取組等を通じて、「核兵器のない世界」の実現に向け、引き続き国際社会の取組を主導していく考えです。」

ニュース解説は「トランプ次期大統領の対北朝鮮政策」について。現時点ではまだ良く分からないということのようだ。拉致問題解説は原敕晁さんについて。1960年6月中旬、北朝鮮工作員辛光洙によって宮崎県青島海岸から工作船に乗せられ拉致された。当時43歳で、李三俊・在日朝鮮人大阪府商工会理事長の経営する中華料理店「宝海楼」の店員をしていた。その後辛光洙は原さんになりすまし日本に不法入国、工作活動をしていた。偽造パスポート、運転免許証、国民健康保険証まで取得し、1985年2月、原さん名義の旅券を持って韓国に入国し逮捕され、韓国当局の取り調べによって原さん拉致事件が明らかにされた。1984年田口八重子さんと結婚、1986年死亡としているが何の根拠もなく、こうした事実はない。2002年に急きょ作成した偽物で信用できるものではない。
朝鮮語今週の一曲はGO!GO!7188の「こいのうた」、この曲2014年10月にも登場している。日本語放送は1971年のヒット曲加藤和彦と北山修の「あの素晴らしい愛をもう一度」、これは2010年以来の登場である。
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2016年11月17日

「しおかぜ」周波数変更

とんでもない周波数に出ていた「しおかぜ」、今日17日は6145kHzに出てきた。一ヶ月経たずしての変更は異例である。やればできるんじゃ。
当然受信状態は良好と言いたいが、青海放送の中国語がバックで聞こえている。それだけ八俣の信号が弱いということだ。木曜日は英語放送である。
当然だが、ジャミングは7410kHzに出たままである。

このあとの周波数はどうなるのか。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通り(JST)>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
23:30〜24:00 中波1431kHz
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか
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2016年11月17日

11月16日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信は全く入感なし。キャリアーの存在は分かるが音になってくれない。

1300の「しおかぜ」は7410kHz、いつも強いCRIもスキップ気味だが、八俣の信号も弱く全く分からない。朝鮮語が時々聞こえる程度。ジャミングも聞こえない。CRIの西安送信7325kHzはこの時間も強い。
CRIの7410kHz、1400からは中国語も出てきて日本語放送がつぶされている。いつもとは形勢が逆である。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信、パラオ送信共に極めて弱い。今日はむしろ9560kHzの方が強いかったがすぐにフェードアウト。9960kHzもかなり苦しい。
懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2016年2月24日収録の新しいものに差し替えられている。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月24日収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「結婚しようよ」、これは2015年5月以来の登場となった。
最後の周波数アナウンスは再放送のため以前のまま、台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送の9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナは無い。この番組は2016年4月14日、23日、5月2日、11日、20日、6月16日、25日、7月4日、13日、22日、31日、8月9日、18日、9月14日、23日、10月2日、11日、20日、29日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2016年11月16日

BBC海外向け放送拡充

16日のBBCWSは、来年から11言語の放送を短波と中波で始めると伝えている。この中には毎日一時間の朝鮮語も含まれる。実際の放送は4月、A17から開始される。

BBCが来年4月から始める11言語。

  
Posted by Hiroshi at 22:11Comments(0)Europe

2016年11月16日

11月15日「しおかぜ」

1300代の朝鮮語と日本語放送は全滅、台湾からの電波は完全にスキップ状態で全く聞こえない。

同じく7410kHzの「しおかぜ」もジャミングがかすかに聞こえるのみで中身は不明。火曜日ということで、失踪者家族の肉声によるメッセージが出ているのは分かる。この番組は6週ごとのローテーションで再放送されていることから、11月15日はさる10月4日と同じ内容と思われる。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、八俣の信号は弱く受信状態は悪い。5kHz上のCRIがうるさい。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾からの9560kHzはスキップ、全く聞こえない。パラオの9960kHzも弱いが聞き取りは可能である。 懐かしい日本の歌「春の歌」で始まった。拉致問題開設は有本恵子さんの事案について。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージ。続いてお母さん有本加代子さんから、2015年3月収録メッセージと2015年8月日本政府制作のビデオメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、この番組は2016年4月21日、5月1日、10日、19日、28日、6月6日、24日、7月3日、12日、21日、30日、8月8日、17日、26日、9月22日、10月1日、10日、19日、28日、11月6日と同じ内容である。
昨日とは打って変わり澄み切った晴天。16夜の月が大きく輝いている。
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