2016年11月20日

11月19日「しおかぜ」

11月17日に周波数変更をしている「しおかぜ」、1300の6145kHzはまだジャミングは無い模様。八俣の信号もそれほど強くはなくノイジーな受信状態である。その最大要因は6135kHzのスーパージャミングである。広帯域に出ており影響をもろに受けている。
土曜日は日本語放送から。先週と同じ番組である。まず中波放送開始のアナウンスから。11月7日「北朝鮮拉致問題解決を願う都民集会」で収録したメッセージが出ている。小池都知事、続いて飯塚繁雄さんのメッセージが出ている。1322:22に「日本政府からのメッセージ」、あとはいつものように日本への連絡用電話、FAX番号、Eメールアドレスなどがアナウンスされている。後半1330は朝鮮語放送である。

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9465と9950kHz、両波とも台湾送信だが、9465kHzは強力である。9950kHzは弱い。後半1330の「ふるさとの風」は9705と9950kHz、同じく台湾送信の9705kHzは強力である。この1300代は毎日同じ番組が出ている。
毎年12月10~16日は、北朝鮮人権侵害問題啓発週間、今年も12月10日に国際シンポジウムを開催するとの案内が出ている。。拉致問題インフォメーションは10月27日金杉憲治アジア大洋州局長が訪日中のジョセフ・ユン米国国務省北朝鮮政策担当特別代表(六者会合首席代表)と意見交換したこと。また10月27日ニューヨークで我が国核兵器廃絶決議案の国連総会第一委員会での採択について外務大臣談話が出ている。
朝鮮語今週の一曲はGO!GO!7188の「こいのうた」、この曲2014年10月にも登場している。日本語放送は1971年のヒット曲加藤和彦と北山修の「あの素晴らしい愛をもう一度」、これは2010年以来の登場である。

1405の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは無い、受信状態はおおむね良好である。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzの台湾送信と9960kHzパラオ送信の2波、どちらも強力である、ジャミングも無い。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、2013年11月以来の登場。この番組は2016年4月15日、17日、26日、5月14日、23日、6月1日、10日、19日、28日、7月7日、16日、25日、8月12日、30日、9月8日、17日、26日、10月5日、14日、11月10日と同じ内容である。
1500代の朝鮮語放送、台湾送信の各波は弱く実用には程遠い。パラオの電波は強力である。1600の「ふるさとの風」も台湾の9690kHzは弱い、かろうじて音になっているが聞きづらい。9975kHzは良好である。

1600の「しおかぜ」は6180kHz、ジャミングは確認できないが、5kHz下のCNR1が強すぎる。どうせならこの時間も変更してほしかったがなぜか今回は見送られた。
小池都知事のしおかぜメッセージが聞こえている。先週と同じ番組である。
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