1300代の朝鮮語と日本語放送、いずれも信号は弱くほぼ受信不可能。時々浮かんでくるが状態は悪い。後半1330の9950と9705kHz、かろうじて9950kHzが音になっている。
まず毎年12月10~16日は、北朝鮮人権侵害問題啓発週間、今年も12月10日に国際シンポジウムを開催するとの案内が出ている。。拉致問題インフォメーションは10月27日金杉憲治アジア大洋州局長が訪日中のジョセフ・ユン米国国務省北朝鮮政策担当特別代表(六者会合首席代表)と意見交換したこと。「両者は,北朝鮮に核・ミサイル開発を放棄させ,朝鮮半島の非核化を実現すべく、北朝鮮に対する圧力を強化していくことの必要性を改めて確認し、引き続き日米、日米韓で緊密に連携していくことで一致しました。また両者は、新たな安保理決議や各国独自の措置等について議論を深めるとともに、各国による安保理決議の全面的かつ厳格な履行を確保するための方策についても意見交換を行いました。さらに、日米韓の安全保障協力の強化が重要性であるとの認識で一致しました。
なお、金杉局長から,拉致問題の解決に向けた我が国の取組についても説明し、改めて米国から理解と支持を得ました。」
ニュース解説は「トランプ次期大統領の対北朝鮮政策」について。現時点ではまだ良く分からないということのようだ。拉致問題解説は原敕晁さんについて。1960年6月中旬、北朝鮮工作員辛光洙によって宮崎県青島海岸から工作船に乗せられ拉致された。当時43歳で、李三俊・在日朝鮮人大阪府商工会理事長の経営する中華料理店「宝海楼」の店員をしていた。その後辛光洙は原さんになりすまし日本に不法入国、工作活動をしていた。偽造パスポート、運転免許証、国民健康保険証まで取得し、1985年2月、原さん名義の旅券を持って韓国に入国し逮捕され、韓国当局の取り調べによって原さん拉致事件が明らかにされた。1984年田口八重子さんと結婚、1986年死亡としているが何の根拠もなく、こうした事実はない。2002年に急きょ作成した偽物で信用できるものではない。
今週の一曲は1971年のヒット曲加藤和彦と北山修の「あの素晴らしい愛をもう一度」、2010年以来の登場かも。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾の9560kHzもかろうじて聞こえている。パラオは強い。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった、当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで面会した孫娘とされる話も出ている。
続いて2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。この番組は2016年4月10日、12日、21日、30日、5月9日、18日、27日、6月5日、14日、7月2日、11日、20日、29日、8月7日、16日、25日、9月3日、12日、30日、10月9日、18日、27日、11月5日と同じ内容である。
1300の「しおかぜ」は7410kHzでまだ出ている。月曜日は日本語放送で、拉致被害者、失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、混信はなく聞き取りは可能である。先週11月7日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。