海外からのラジオ放送

RFAやVOAの広東語放送にはこれまで中国からのジャミングは出ていなかったが、この夏スケジュールからは中国語同様激しいCNR1ジャミング放送が出ている。

それに対抗すべく頻繁に周波数を変えてはいるが、効果はない。そこでRFAは日替わり周波数で出ている。しかしジャミングをかける方も必至で、後半はほぼCNR1に押しつぶされているようだ。
いつから日替わりになったのかは把握していない。今の15320kHzに変更された時点では行われていなかった、記録では6月3週以降からと思われる。

今のところ日替わりはこの2200-2300の放送だけで、1400の周波数は固定されている。これまで出ていた周波数は、
RFA Cantonese 2200-2300
Su. 15305
Mo. 15320
Tu. 15350
We. 15360
Th. 15370
Fr. 15385
Sa. 15290
曜日毎に使われる周波数が固定されている、ジャミングをかけるのは簡単なことだろう。
  

GuamからのKSDA局の一部の周波数が、スリランカから代替送信されていたが、7月1日に元のグアム送信に戻っているのを確認した。

これまで11955kHzに出ていたビルマ語などは17650kHzで聞こえている。

一方、バチカン放送のインド向け、11730kHzも0040から出ているのを確認、ウズベキスタン送信のようだ。もちろん30日2200UTCの中国語は当然今まで通り聞こえていた。

11730kHzは9月2日から9580kHzの本国送信と入れ替わるのがこれまでのスケジュールだが、今回はどうなるのか。

バチカン放送のメインチャンネルだった9645kHz、今はアフリカ向けなどごく一部の時間で使われている。
その継続されているアラビア語放送、7月1日の開始部分、ドイツでの受信。
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1300台の9950kHz、依然としてジャミングが強いが、30日は台湾からの電波も強い、ジャミングはあまり気にならないようだ。受信状態は久しぶりに良好である。
1300朝鮮語、1330は日本語放送が出ている。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、1300前から激しいジャミングを出している。八俣の電波は若干弱く9950kHzより受信状態が悪い。30日は朝鮮語番組から始まっている。緊急放送ISに次いで日本への連絡電話番号などがアナウンスされている。続いて愛媛県知事のメッセージが翻訳されて出ている。
さる6月23日と24日1400と同じ番組だが、「日本政府からのメッセージ」が新しく録音された内容になっている。
1400からは日本語放送、中村時広愛媛県知事からのメッセージで始まった。
続いて日米韓合同軍事訓練についての解説、中国の北朝鮮へのミサイル発射台輸出について。1425:25に新しい録音になった「日本政府からのメッセージ」、緊急放送ISに次いで日本への連絡先電話番号などがアナウンスされている。

1430の｢ふるさとの風｣は9960kHz、受信状態は良好である。ジャミングはないが、同波のFSK波がややうっとうしい、どちらかへ5kHz動かしてほしい周波数だ。懐かしい日本の歌「シャボン玉｣で始まった。

ふるさとの声は田口八重子さんへ、お兄さん飯塚繁雄さんからのメッセーでは2011年10月26日収録、続いて八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから、2012年2月19日札幌で開催された「拉致問題を考える道民集会」での収録から。大韓航空機爆破事件の実行犯に日本語教育を受けさせたのが母親だったこと、戸籍謄本を取った時、養子と記載されていることに驚愕したことなどが語られている。

今日の一曲は、1977年のヒット曲沢田研二の｢勝手にしやがれ｣、いずれも過去幾度も放送されている曲である。この番組は4月1日、10日、19日、28日、5月7日、16日、25日、6月3日、12日と同じである。
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