2009年12月18日

HLKC on SW 6015kHz

引き続き6015kHzでは中波639kHzの番組が流されている。

17日はこの「愛の声放送」は2055-1805に間、切れることなく6015kHzで放送された。1800に新疆人民广播電台カザフ語が終了、HLKCは時報に続き国歌で終了、1805以降もキャリアーの切れる様子がない。さすがにこの時間は信号も弱く、6003kHzのジャミングの影響を受けている。

1847頃から徐々に信号レベルが上昇、1900からはS9+まで。しかしこの間キャリアーのみ。そして2055、前日と同様、周波数アナウンス、国歌で放送が始まった。

5kHz上のCRIが強く受信状態は悪い。6003kHzのジャミングが止まってからは強力に聞こえている。18日0000からはカザフ語が開始、時々バックで聞こえている。

順調に出ているかと思ったが、0229'30"に番組途中で音声断、キャリアーのみになった。0245からは1kHzのトーン信号を出し続けている。

NEABI北東アジア放送研究会によれば、来年1月1日から6015kHzでの短波送信を再開するためのテスト放送とのこと。ヤッパリ。
送信所移設のことは既に書いたとおりで、KBS韓民族放送が使っている中波の内1134kHzが障害者などを対象としたKBS3放送になることから、その補完として短波の送信を再開するようだ。

したがって、2010年1月1日からは、韓民族放送は、中波972と1170kHz、そして短波6015kHzとなる。KBS第3放送は、1134kHzの500kW送信で放送される。  more
Posted by Hiroshi at 09:12Comments(0)S.N.Korea

2009年12月17日

HLKC on 6015kHz

16日は韓民族放送が出ていた6015kHz、16日は6003kHzのジャミングの中、1900あたりからキャリアーの出ていることが分かった。

ということは6003と6015kHzは別の送信機ということになる。2000に時報が出たが、相変わらずキャリアーのみ、2055にKBS第3放送の周波数とコールサインHLKCのアナウンスに続いて国歌、通常通り第3放送「愛の声放送」が6015kHzに出てきた。

その後は順調に放送が出ている。中波639kHzの番組が出ていることになるが、当地では、ローカルのCBCラジオが出ており聞えない。

17日0200現在もHLKCが出ている。KBS3が1134kHzへ動くことから、この6015kHzの動向が気になる。
16日とは違い、0400からもKBS3が出ている

ちなみに16日の6015kHzのアナウンスはこれ


1000を回り、まだ出ている。もう12時間以上もKBS3が短波で出ていることになる。
6003kHzは定刻どおり開始している。

1150を回り同波に出てきたシンジャン放送カザフ語が混信してきた。1200時報の後も出ている。HLKCの時報は短波で聞く限り6秒遅れている。

1400あたりからは、かなりカザフ語に押されてきた。PERSEUSでスペクトラムを見ると、僅か2Hzの違いで出ていることが分かる。


1600時報の後も引き続き聞こえている。カザフ語のほうが強い。中波639kHzと完全にパラレルで聞こえている。  
Posted by Hiroshi at 11:26Comments(0)S.N.Korea

2009年12月16日

KBS韓民族放送6015kHz

言うまでもなく中波972、1134そして1170kHzで放送されているKBS Global Korean Networkの韓民族放送

2007年1月までは短波でも放送されていた。その中止された、短波6015kHzで16日は0400から韓民族放送が良好に聞こえている。

土日は希望のこだまが昼間の放送をしているが、同じような放送が平日にもはじめたのか。0500台は懐メロばかり流していた。

14日は出ていなかった、15日は聞いていないので分からないが、0700台は出ていなかった。16日は0600以降も続いている。
この時間6010kHzのRHC、6005kHzのBBCもよく聞こえている。

京畿道にある華城送信所の短波送信が2007年1月に廃止されて以来、中波1134kHzでKBS第1放送「韓民族放送」が送信されてきた。
これが2010年1月1日から、今の639kHz開峰送信所のKBS第3放送を、韓民族放送の1134kHzへ移ることが決まっている。

従って韓民族放送は972と1170kHzの2波ということになる。このため短波放送を再開するのではないか、そのための試験放送として6015kHzが出てきた?。16日は0802まで放送された。一旦キャリアーが切れた、20秒後に出てきたが無音のままである。

中波972kHzもなぜか音声が聞こえない、1134kHzは放送されている。972kHzは0807に再開、1134kHzとは別番組。

現在639kHzは50kWしかなくサービスエリアも狭い、そこで、障害者に対する社会福祉放送であるKBS第3ラジオ「愛の声放送」のサービスエリアを拡大するのが目的。
そしてこの639kHzのソウル開峰送信所は廃止される。  more
Posted by Hiroshi at 15:16Comments(0)S.N.Korea

2009年12月13日

VOH on 6003kHz

ここ最近土日のなると、おかしな動きをしているのが、「希望のこだま」放送。

ずいぶん早くから放送していることがある。何時から出ているのか未チェックだが、11月29日(日)、12月6日(日)、12日(土)など0600台に聞こえていた。7日、11日は定刻0854に開始している。
12日は3985、6003、6348kHz共に0400には出ていた。負けずにジャミングも追っかけている。終夜出ているかと思ったら、3波とも、2100には停波。

もう一つの「人民の声」は特に変化は無いようだ。定刻開始、定刻に終了している。しかし12日は放送終了後、3波ともキャリアーを垂れ流している。無駄なジャミングといい、CO2排出に貢献している。13日0200現在まだ出ている。

そして13日0253、VOHの3波で、アリランが流されている。この後連続して出れば、今までより6時間も、放送時間が長くなったことになる。しかし終了が2100となれば実質3時間だけの延長かも。

いずれにしても13日は0253に、3985、6003、6348kHzが放送を始めたことが確認できた。全てジャミングがかけられている。これで以前のように0300台の放送が復活したことになるのか。

一方の「人民の声」は2300に放送終了後、13日0300現在も、3912、6518、6600kHzは無変調キャリアーを出し続けており、この後どうするのか。0340に3波とも停波した。

VOHは0459にアリランを流し、0500からニュース、番組は続いている。このまま今までの放送時間まで続くのか。  more
Posted by Hiroshi at 12:17Comments(0)S.N.Korea

2009年12月07日

Broadcast to the North Korea

短波放送を聞く目的の一つに、ベリカードをもらうために聴くという人がいる。そんな人たちには殆んど聞かれていない放送が、特定地域に向けた放送。

こういった多くの放送は、地下放送局とされるケースが多い。中には「しおかぜ」や「ふるさとの風」や宗教放送局までも、「地下放送局」と嘯く輩もいるようだ。

それぞれ聴く人の価値観や、自身がおかれた境遇・立場などから聞きたくない放送にもなっているからだろう。放送を聞くからには、言葉の問題も大きい。世の中にはそれぞれの言語に猛た人も多い、RFAが放送を始めたころ、これは朝鮮語ではなく、韓国語だと聞いたこともあった。
北京放送は朝鮮語、VOAは韓国語と、確かに放送の中でそう言っている。しかし小生にはその区別は、セルビア語とクロアチア語以上に分からない。

したがってここでは全てKorean、すなわち朝鮮語と書いている。国名も然りで、日本では「北朝鮮」と今はマスコミも書くようになった。しかし中にはいや違う、北韓だ、・・共和国だという人もいる。韓国ではそういうかもしれないが、ここは日本、日本人だから一般にはそうは言わないだろう。

12月に入り、一部の対北放送が周波数の変更等を行っている。あまり聞くことのなかった「日本の風」が放送時間を変更する。
1100の自由北朝鮮放送は9940kHzへ変更予定だったが、6日現在、引き続き12150kHzが使用されている。
7日現在の放送スケジュールは以下の通り:

* Furusato no Kaze ふるさとの風
1333-1358 9950(Japanese) via TWN
1430-1500 9880(Japanese) via DRW
1600-1630 9780(Japanese) via TWN
* Nippon no Kaze 日本の風
1300-1330 9655(Korean) via TWN ex.1700-1730 9820kHz (Dec.7-)
1500-1530 9690(Korean) via DRW
1530-1556 9965(Korean) via PLW

* JSR Shiokaze しおかぜ
1400-1430 5985(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM
2030-2100 6045(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM

* Radio Free North Korea 自由北朝鮮放送
1100-1200 12150 via DB
1300-1500 7490 via DB
1900-2100 7530 via ERV

* Open Radio for North Korea 開かれた北朝鮮放送
1400-1430 7550 via TAC
2100-2200 7510 via ERV

* Radio Free Chosun 自由朝鮮放送
1200-1300 11560 via ERV
1230-1300 9950 via TAC ex.12085
1545-1615 11570 via ERV
2000-2100 7515 via TAC

* CMI:Voice of Wilderness 荒野の声
1300-1400 9850 via ERV
2000-2100 Su. 5915 via WER
2000-2100 Sa. 1566 via HLAZ

* North Korea Reform Radio 北朝鮮改革放送
1500-1600 7590 via TAC

*Voice of Freedom 自由の声
1600-1700 6240kHz via TAC  more
Posted by Hiroshi at 17:06Comments(0)S.N.Korea

2009年11月16日

RSF対北放送援助

パリに本拠を置く国境なき記者団は、韓国の北朝鮮向け放送3社に対し、総額US$380,000の援助をすると14日のVOA放送が伝えた。

対北放送3社は、
開かれた北朝鮮放送、
自由北朝鮮放送、
自由朝鮮放送

韓国連合ニュースより

11月15日、1400からの「しおかぜ」は久しぶりに強力に聞こえている。いつも出ているきたのジャミングが、6MHz帯どの周波数も全く聞こえない、完全にスキップ状態で放送波も極めて弱い。
このしおかぜも殆んどが再放送で、同じ番組が繰り返し出ている。15日の番組もこの8日の放送と同じ内容である。

1430の9880kHz「ふるさとの風」も同様強力に聞こえている。
日曜日は、拉致問題インフォメーションで開始しtでいる。続いてニュース解説、これが唯一毎週違う内容である。拉致問題解説、そして今週の一曲は因幡晃の「めぐみ」。

この番組は短縮版のため、1456に終了、キャリアーも切れた。因幡晃「めぐみ」

小雪ちらつく 冬の訪れに
むなしく月日は 流れてゆくばかり
あなたは突然 姿を消した
今頃どこかで どうしているだろうか

季節はめぐる 人を待たない
ただ哀しみだけを 置き去りにして
神のめぐみ・・・どうか無事でと
わたしはひたすら 祈ります

海を距てた 町に住むという
言葉も知らない 見知らぬその土地で
果たして友達 出来たのかしら
頼りも返事も 届かぬもどかしさ

季節はめぐる 人を待たない
ただ悲しみだけを 置き去りにして
神のめぐみ・・・どうか無事でと
わたしはひたすら 祈ります

季節はめぐる 人を待たない
ただ悲しみだけを 置き去りにして
神のめぐみ・・・声をかぎりに・・・

あなたはわたしの 命です
あなたはわたしの 命です


  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)S.N.Korea

2009年11月12日

朝鮮の声誤送出

12日の「朝鮮の声」日本語放送のうち、1000からの放送に6070kHzではなく、6100kHzが出てきた。

既に放送開始前からキャリアーを出したり止めたりしていた。誤送出に気付いたのか、1011'25"瞬時に6070kHzへ切り替わった。いつもはズレている周波数が、珍しく正確に出ている。送信機のメンテでもしたのか、周波数の設定を間違えた。

しかしこの送信機も影響こそ少ないが、上下にスプリアスが出ている。
コンディションのせいか、いつもは強い、ジャミング群、5890、6003、6348kHzなども1000過ぎから、信号が弱くなっている。5890kHzは、妨害するVOAは1200開始だが、いつも3時間も前からジャミングを出し続けている。
  
Posted by Hiroshi at 19:29Comments(0)S.N.Korea

2009年11月02日

Korean on 6240kHz

31日はキャリアーのみで終わってしまった6240kHz、さて1日はどうなるのか、

その前に、1400-1600の9980kHzが1日は出てこない。やはりこれは放送時間が増えたのではなく、既に25日から出ている1300-1500の7490kHzにシフトしたと見ていいだろう。

6240kHzは1600まで台湾送信のFamily Radioが出ている。既にこれに重なる形で弱いキャリアーが出ている。1600'20"に強力なキャリアーが出てきたが、かすかに何かが聞こえる、VOFのアナウンスが出ていることから放送がはじまったことは分かる。

やはり強いキャリアーがVOF本体の放送ということなのか、それにしてはいわゆる変調が浅いという表現になってしまう。10kHz上の北朝鮮ががさがさとうるさい、このぐらい音量を上げて送信して欲しい。
1630の放送、何か以前にも聞いたことのあるような女声・・、周波数アナウンスがあったようだ。

Voice of Freedom
1600-1700 6240kHz Korean、November 1-


  
Posted by Hiroshi at 01:41Comments(0)S.N.Korea

2009年10月29日

対北放送「自由の声」再開

10月から聞こえなくなっている北朝鮮向け布教放送「自由の声」は、10月31日から再開されることになった。

これは28日の発行された東北亞放送硏究月報で明らかになった。月報によれば、Voice of Freedomは運営母体を変えて10月31日から短波放送を再開することになった。

昨年3月に放送を開始した、自由北朝鮮系のVOFは5万ドルの費用を支援してきた米国の布教団体「殉教者の声」(Voice of the Martyrs)との契約が終了し、9月30日に短波放送を終了していた。

自由北朝鮮が運営しているウェブサイトは9月30日までの放送を聞くことができる。

これまで協力関係を維持してきた殉教者の声韓国支部が直接放送を運営する形で11月から、今までと同じ時間で放送されることになった。UTCでは10月31日からの予定。

Effective from October 31, Voice of Freedom in Korean
1600-1700 6240kHz via TAC

また「開かれた北朝鮮放送」は11月16日の放送から、30分番組を一時間繰り下げ、周波数も変更する。
Effective from November 16, Open Radio for North Korea's new schedule is shown below.
1400-1430 7550kHz via TAC
2100-2200 7510kHz via ERV to Dec.15

中波1566kHzで現在30分番組を出しているCMI「荒野の声」は、11月1日から30分拡大して一時間番組となる。放送時間はUTC土曜日、2000-2100の放送。日本時間では日曜日の朝5時から。  
Posted by Hiroshi at 20:17Comments(0)S.N.Korea

2009年10月26日

対北放送B09

25日から変更されている対北放送のスケジュール。

* Radio Free North Korea 自由北朝鮮放送
1100-1200 12150 via DB
1300-1500 7490 via DB
1400-1600 9980 via TAC
1900-2100 7530 via ERV

* Open Radio for North Korea 開かれた北朝鮮放送
1300-1330 11640 via ERV
2100-2200 7510 via ERV

* Radio Free Chosun 自由朝鮮放送
1200-1300 11560 via ERV
1230-1300 12085 via TAC
1545-1615 9940 via ERV
2000-2100 7515 via TAC

* CMI:Voice of Wilderness 荒野の声
1300-1400 9850 via ERV
2000-2100 Su. 5915 via WER
2000-2030 Sa. 1566 via HLAZ

* North Korea Reform Radio 北朝鮮改革放送
1500-1600 7590 via TAC  
Posted by Hiroshi at 22:08Comments(2)S.N.Korea