2025年01月01日

12月31日「しおかぜ」

2024年最後の放送が始まっている。今年も一日も欠かさずこの放送を記録した。これからも放送は続くであろう、しかし拉致被害者らが再び日本の地を踏むことはないだろう。それがわかっていながら救出活動をしなければならない無念さは計り知れない苦痛となっている。31日1300の「しおかぜ」は7280と7335kHzが聞こえている。今日は大陸からの電波が弱い。昨日と同じ番組が出ている。
今年北朝鮮の外交官が多数亡命したこと。12月14日シンポジウムにおける横田早紀江さんの訴え。ロシアによるウクライナ戦争に派遣された北朝鮮人民軍について。韓国の国家情報院の報道として、すでに200人以上死者が出ているという。ロシア軍にとって足手まといになることもあるという。
救出への道コーナーは2023年作文コンクールから、高校生部門最優秀賞「継承~横田滋さんの信念に学ぶ~」、盈進中学高等学校2年、池田和音さんの作品が読まれている。
後半1330は朝鮮語放送である。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は7295と9705kHzが強力である。12045kHzは弱く音にならない聞こえない、ノイズに埋もれている。
「ふるさとの風ニュース」は12月14日のシンポジウムにおける北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表、横田めぐみさんの弟である横田拓也さん の発言が出ている。
ふるさとの唱歌は日本語放送のみ、「夢路より」が出ている。「今週の一曲」朝鮮語は1984年のヒット曲、チェッカーズの「夜明けのブレス」と小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」の2曲が出ている。日本語放送は977年のヒット曲、尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」である。

1405の6070kHzは上下からの混信で聞き取り不可能。5935kHzは同波のチベット放送中国語にほぼつぶされている。それだけ八俣の電波が弱いということだ。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は7290、7520、9560kHzの3波いずれも強力である。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」である。
「拉致問題解説」は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24才であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから2023年10月鹿児島県で開催された共同公開収録のメッセージである。続いて、お姉さん平野文子さんからのメッセージは2024年6月の電話収録から。同じく2020年6月に電話収録したメッセージである。そして2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2024年7月17日、27日、8月6日、17日、28日、9月7日、17日、28日、10月8日、19日、29日、11月9日、29日、12月11日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze