2024年05月12日

5月11日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6040と6070kHzが強力である。土曜日は昨日と同じ番組である。連日八俣からの電波はよく届いている。「金正恩を国際刑事裁判所に引き渡そう」という長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2024年5月5日の記事の引用が出ている。救出への道コーナーは2021年度作文コンクールの最優秀作品の朗読が出ている。

1430の「ふるさとの風」は1330と同じ番組が出ている。15475kHzは弱くよく聞こえない。9685kHzは強力である。9705kHzも強い、1339に約20秒間停波した。
「ふるさとの風ニュース」は4月18日「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の横田拓也代表、飯塚耕一郎事務局長を始めとする拉致被害者御家族がトーマス=グリーンフィールド米国国連大使と官邸において面会を行った。この面会には、日本政府から、林芳正内閣官房長官兼拉致問題担当大臣、福本茂伸内閣官房拉致問題対策本部事務局長、濱本幸也外務省アジア大洋州局参事官他が同席した。当日、横田拓哉家族会代表の発言と横田早紀江さんの発言が出ている。
 今、国際社会は”一方的な暴力による現状変更”が追認されてしまいそうな危機的状況にあります。この一方的な暴力により、被害を受ける側の人々は家族の絆・社会インフラ・文化・歴史・言語、様々なものが破壊し尽くされ、見えているもの以上の苦痛を強いられています。民主主義を大切にする日米が中心となり、こうした暴挙へ強く抗議し、加害者側に強く迫る必要があります。民主主義を根幹とする国々がいかに結束するかが求められています。
 日本においても、北朝鮮による日本人拉致事件は46年、50年近く前から一方的な暴力による現状変更、つまり拉致の実行により家族の絆や拉致被害者本人とその家族の人権が著しく侵害されており、正に当事者の問題です。
 北朝鮮は2002年9月に平壌で開催された日朝首脳会談の席で、当時の金正日委員長が日本人拉致の実行を初めて認めました。5人の拉致被害者本人が日本に帰国する事が出来、2004年にそのご家族が日本に帰国する事が出来ました。
 何故北朝鮮は日本人拉致事件の犯行を認めたのか、何故拉致被害者を帰国させる事を決断したのか。北朝鮮が人権問題解決のために好意的に行動した訳ではなく、当時の米国ブッシュ大統領が「悪の枢軸」と名指しし、今にも北朝鮮を攻撃しようかと言う環境が彼らを「対話」に導いたのです。つまり、彼らが対話に出てくるには強力な圧力が必要なのだと言う事を改めて確認する必要があります。
 この点において、民主主義を基盤とする国々が暴力をふるう国々に譲歩してはならない事を確認する必要があります。
 一方、北朝鮮を利する国が北朝鮮の制裁逃れを監視する国連の専門家パネルが活動を停止するための不名誉な行動を推進し、北朝鮮の暴挙を野放しさせようとしています。こうした動きに民主主義国家が結束して対抗策を早急且つ具体的に講じて行く必要があります。
 私達家族会・救う会は今年度新たな運動方針を作成しました。「親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が国が人道支援を行うことと、わが国がかけている独自制裁を解除することに反対しない」というものです。
 残された”親世代”の高齢化は現実の問題であり、残された時間がありません。時間的制約のある人権・人道問題です。
 国際社会が課している制裁を逸脱しない範囲で、全拉致被害者の即時一括帰国を北朝鮮が約束するのであれば独自制裁解除には反対しないという主旨です。この方針をどうか理解して欲しいと思います。
 全拉致被害者の即時一括帰帰国が叶うまで、米国におかれましては北朝鮮への制裁を緩めることなく、そして日本との連携強化を図り、そして私達家族会・救う会へのご支援を引き続き賜りますよう宜しくお願い致します。

懐かしい日本の唱歌は「夢路より」が出ている。今週の一曲は1975年のヒット曲、小坂恭子の「想い出まくら」である。これは二年ぶりの登場である。

  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)