2023年12月26日

12月25日ふるさとの風

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は7295と9705kHzが良好である。12045kHzは聞こえない。いずれもジャミングは出ていない。今日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は12月16日、政府主催 拉致問題に関するシンポジウム~全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて~を開催した。
 本シンポジウムは、毎年12月10日から16日の「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」の行事の一環として、被害者御家族の方々の「生の声」に耳を傾けるとともに、有識者を招いて、朝鮮半島を取りまく情勢の変化等に対する理解を深め、一日も早い拉致被害者の帰国の実現につなげることを目的として開催した。
第1部は北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクール表彰式が行われた。第2部は「拉致問題に関する中学生サミット」メイキング報告。第3部では12月14日に就任したばかりの林芳正内閣官房長官兼拉致問題担当大臣による挨拶が出ている。
「ニュース解説」は東京国際大学伊豆見元教授から、2023年北朝鮮ミサイル発射などを振り返って。
今週の一曲は日本語放送のみで1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」である。

1300の「しおかぜ」はスキップ状態でよく聞こえない。西日本以西では国内外を問わず5930と7335kHzが結構強く聞こえている。月曜日は日本語放送から、先週金土と同じ番組である。
最初に特定失踪者林雅俊さんのお父さん林俊男さんからのメッセージが出ている。
続いて北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者河嶋功一さんのお母さんあい子さんが12月1日に亡くなったというニュース。2009年に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した後に、当時金正日総書記と写った技術者たちの集合写真に、功一さんとよく似た人物がいる。これにより、北朝鮮に拉致された可能性が高いことが確定的になった。
北朝鮮人権問題啓発週間における映画祭が横浜で開催された。「忘れられた英雄たち」などが上映された。
救出への道コーナーは増元るみ子さんの弟、増元照明さんから。21年たっても何の解決にも至っていない、この間に多くの拉致被害者家族が亡くなっている。岸田政権の不安定なことからとても北朝鮮と話し合える状態ではないと嘆いている。それでも議員たちはなぜかブルーリボンをつけている。なんのやめに付けているのかわかっていないようだ。
日本政府からふるさとの声は松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんから2020年6月に電話収録したメッセージである。

1405の「しおかぜ」は6085kHzが概ね良好である。6045kHzは5kHz下のCRIが20kHz幅で出ており、ほぼつぶされている。開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週12月18日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。この番組は1705にも放送されている。

1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。7290kHzもCNR1が完全につぶされている。懐かしい日本の歌は「雨降り」で始まった。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから日本の家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信9705kHzは1458に停波するため尻切れである。この番組は2023年4月7日、17日、27日、5月8日、19日、29日、6月9日、19日、29日、7月11日、21日、31日、8月10日、21日、9月1日、11日、21日、10月2日、13日、26日、11月3日、13日、23日、12月5日、15日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze