2023年03月21日

3月20日ふるさとの風

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は3波とも協力である。20日、月曜日から新しい内容に更新されている。「ふるさとの風ニュース」は2022年12月10日、北朝鮮人権問題啓発週間における作文コンクール表彰式が行われ、高校生部門最優秀賞の作品、関西創価高等学校 3年松本優心さん本人の朗読が出ている。
一人ひとりの人権
家族皆で仲良く暮らしていた横田家。当たり前だった日常がある日突然奪われた。その日から時計の針は止まったままだ。
私はこれまで、もちろん拉致をすることは絶対に許されないことであるし、拉致被害者の当時の心境を考えると想像もできないくらい怖く孤独な思いをしたのだろうと思ってきた。また、大切な家族を失った拉致被害者家族の気持ちを考えると一日でも早く帰ってきてほしいと思うのは当然だと思ってきた。しかしその反面、長年北朝鮮にいると北朝鮮での人間関係もできるはずなので、拉致被害者は日本に戻ることを本当に幸せと感じるのだろうかとどこか疑問に思う気持ちもあった。
しかし、拉致問題について学んで私の考えは変わっていった。アニメを視聴したり、資料を読んでいく中で、恥ずかしながら私はどれだけ拉致問題のことを知らなかったのかを痛感した。特に北朝鮮で工作員の教育係として働かされていた事実はとても衝撃的だった。自分の大切な家族が犯罪に手を貸すことをさせられている。それを知ったご家族はどんなに辛い思いをしただろうか。また、私は奇跡的に帰国することができた蓮池さんのインタビュー記事を読んだのだが、そこには、「北朝鮮で持てた自由は考える自由だけ」「『本音と建前』を区別して発言することが北朝鮮での保身術」とあった。人権の二文字を全く無視した国だと改めて思った。これらの事実を知り、ご家族が帰国を望まれることはもちろん、拉致被害者も日本が恋しく、日本のような人権の保証されている国に行きたいはずだと考えが変わった。
私と同じように「北朝鮮に日本人が拉致されて、ご家族や政府が拉致被害者の帰国に向けて活動している」という表面上だけを知って、分かった気になっている人がたくさんいるのではないかと思った。もちろんこの事実自体を知ってもらうことはとても大切だ。知らなかったら何も始まらない。しかし、それだけでは何の解決にもならない。拉致という国家犯罪が行われていて、その被害は様々な国にあること、一人ひとりの尊い生活が突然奪われ人権のない暮らしを強いられたことをよく理解し、世界の問題として、人が生きていく上で欠かすことのできない人権を脅かす事態であることを強く認識する必要がある。何十年後かには拉致被害者やそのご家族が亡くなってしまう日が来る。しかし、その日が来たとしてもこのことは過去に起きたこととして時効にしては絶対にいけない。拉致被害者やご家族が感じた孤独、寂しさ、苦しさ、怒り、望みといった感情を私たちが受け継ぐ必要がある。そして、行動として社会で示していかなければならない。一人ひとりの人権を守るために。

「ニュース解説」は3月16日日韓首脳会談について、両国の関係正常化に一歩踏み出したか。どんな条約を締結しても大統領が変わればことごとく反故にされる韓国のこと、ごね得を許すことはできない。
「今週の一曲」、朝鮮語は1975年のヒット曲かまやつひろしの「我がよき友よ」である。日本語放送は1977年のヒット曲、ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている。スケジュールのアナウンスはなく1357に終了している。

1300の「しおかぜ」は5930kHzが良好である。7280kHzは上からの被りが強く聞きづらい。ジャミングは出ていない。月曜日は日本語放送から、先週金土と同じ番組である。後半1330は同じく朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は6070kHzが良好である。7310kHzは上下からの混信がうるさい。この時間はしおかぜのアナウンスの後、先週3月13日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560、7520、7290kHzが聞こえている。CNR1の混信も全くない。月曜日はこの時間も1330と同じ番組である。そして1457にアニメソング「あかねちゃん」が追加されている。

  
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2023年03月20日

3月19日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5930と7280kHzが聞こえている。ただ7280kHzは上下からの混信が強く聞きづらい。日曜日は日本語放送で、失踪者家族から寄せられた手紙の一部が読み上げられている。この番組はほぼ一ヶ月ごとに繰り返し放送されている。
1996年4月14日名古屋市で失踪の安西正博さんへ、お父さんの茂雄さんから、
2002年3月3日東京都荒川区で失踪の宮本直樹さんへ、お父さんの正栄さんから、
1983年12月28日大阪府堺市で失踪の山内和弘さんへ、お父さんの治男さんからのお手紙、
1975年3月23日大阪市で失踪の竹内久美子さんへ、叔母さんの竹内春代さんから、
1987年12月末、埼玉県大宮市で失踪の佐々木正和さんへ、お姉さんの美智子さんから、
1998年5月12日福井県越前町で失踪の林雅俊さんへ、お父さんの俊雄さんから、
1956年1月14日徳島県美馬町で失踪の戸島金芳さんへ、妹さんの関谷美智子さんから、
1976年8月10日福島県原町市で失踪の坂上良則さんへ、お姉さんの舟山キヨ子さんから、
1985年10月1日青森県弘前市で失踪の木本佳紀さんへ、お母さんの和子さんからのお手紙、
1960年6月19日東京都江戸川区で失踪の山下平さんへ、妹さんの鴇崎幸江さんと林田美津枝さんから、
1975年8月北海道札幌市で失踪の山田妙子さんへ、妹の阿部順子さんから手紙、
1954年4月22日石川県で失踪の小西能幸さんへ、お姉さんの黒川敏枝さんからの便り、毎日放送している短波放送を聞いてほしいと訴えている。
非公開のOさんへ、妹さんからの手紙

1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも日本語で失踪者家族からの手紙が読まれている。
1967年1月28日北海道釧路市で失踪の吉田雪江さんへ、姉の及川静江さんからの手紙、
1952年10月27日京都市で失踪の渡邊晃佐さんへ、弟の訓秀さんから、
1991年3月28日韓国で失踪の大政由美さんへ、お母さんの悦子さんから、
1994年2月3日フィリピン東方海域で失踪の仲桝忠吉さんへ、妹さんの與那原一子さんから、
1963年6月川崎市で失踪の高橋太一さんへ、お姉さんの大湖弥代江さんから、
1966年7月失踪の小林榮さんへ、弟さんの七郎さんから、
1977年9月16日下関で失踪の安村(尹)文夫さんへ、お姉さんの中島政子さんから、
1969年11月4日東京都渋谷区で失踪の上田英司さんへ、お母さんの貞子さんから、
1988年失踪の林田幸男さんへ、奥さんの雪代さんから、
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文代さんからのお手紙、
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんのクニさんから、
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川洋子さんから、
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんの辻口文子さんから、
1996年失踪のMさんへ、お父さんのKさんからの手紙

以上の方々の手紙が読まれた。1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。番組本体は12年前と同じだが、日本政府からのメッセージは2018年のままである。
80日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組「ふるさとの風」は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラム」は夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

この番組は2018年11月20日、12月11日、2019年1月8日、29日、2月19日、3月12日、4月2日、23日、5月14日、6月4日、25日、7月16日、8月6日、8月27日、9月17日、10月29日、11月19日、12月10日、2020年1月7日、28日、2月18日、3月10日、5月26日、6月23日、7月14日、8月4日、9月8日、29日、10月20日、11月10日、12月1日、22日、2021年1月19日、2月15日、3月22日、4月26日,5月31日、7月4日、8月8日、9月13日、10月17日、11月21日、12月26日、2022年2月6日、3月13日、4月17日、5月22日、6月26日、7月31日、9月4日、10月23日、11月20日、12月18日、2023年1月22日、2月19日と同じ内容である。

1430の「ふるさとの風」は9560、7520、7290kHzがクリアに聞こえている。7290kHzは若干CNR1の混信がある。日曜日はこの時間も1330と同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」は3月1日、岸田総理大臣は、総理官邸にて、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の御家族等と面会し、先般、同会及び「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)が決定した「今後の運動方針」の手交を受けた。
 冒頭、岸田総理大臣からのあいさつが出ている。この後、家族会の横田拓也代表と救う会の西岡会長からの発言が出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは日本語放送のみで「思い出のアルバム」が出ている。今週の一曲は、朝鮮語、日本語放送ともに同じ、共同公開収録の最後に参加者全員で歌われた「ふるさと」である。そして1457にはアニメソング「あかねちゃん」が追加されている。

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2023年03月19日

3月18日「しおかぜ」

18日1300土曜日の「しおかぜ」は5930と7280kHzが聞こえている。いつも5930kHzのほうが強力である。7280kHzは弱い、同じ送信出力とされるが、この差は何なのか。ジャミングは出ていない。
土曜日は日本語放送から、きのう並びに先週と同じ番組である。後半1330は同じく朝鮮語放送である。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は9705、7585、7295kHzが良好である。この時間は月曜日から日曜日まで、毎日同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560、7520、7290kHzが強力である。7290kHzのCNR1は聞こえない。台湾送信に完全につぶされている。
懐かしい日本の歌「砂山」で番組開始である。拉致問題解説は曽我ミヨシさん(当時46歳)について。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。紙に書いただけで何も行動を起こしてはいない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2021年10月の川崎市民の集いでの収録メッセージ。2020年12月「忘れるな拉致新潟県民集会」で収録したメッセージである。続いて2019年9月東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである今日の一曲は無し。この番組は2022年4月7日、17日、24日、27日、5月4日、19日、29日、6月8日、19日、29日、7月9日、21日、31日、8月10日、21日、9月1日、11日、21日、10月2日、13日、23日、11月2日、13日、23日、30日、12月15日、25日、2023年1月4日、15日、26日、2月5日、15日、26日、3月8日と同じ内容である。

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2023年03月18日

3月17日「しおかぜ」

17日、金曜日1300の「しおかぜ」は5930と7289kHzが聞こえている。ジャミングはなくクリアーである。先週と同じ番組が出ている。まず日本語放送「日本海にかける橋」、調査会と特定失踪者家族会は3月6日、参議院議員会館会議室において国会の拉致議連に対し要請を行った。
続いて在日朝鮮人の拉致について。救出への道コーナーは増元照明さんから。家族会・救う会から北朝鮮指導者への3回目のメッセージが紹介されている。
日本政府からご家族の声は松本京子さんへ、松本肇さんから2020年6月に電話収録したメッセージが出ている。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は3波とも強力である。ジャミングはない。この時間帯は一週間同じ番組である。「ふるさとの風ニュース」は3月1日、岸田総理大臣は、総理官邸にて、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の御家族等と面会し、先般、同会及び「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)が決定した「今後の運動方針」の手交を受けた。
 冒頭、岸田総理大臣からのあいさつが出ている。これを受け、家族会の横田拓也代表と救う会の西岡会長からの発言が出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは日本語放送のみで「思い出のアルバム」が出ている。今週の一曲は、朝鮮語、日本語放送ともに同じ、共同公開収録の最後に参加者全員で歌われた「ふるさと」である。

1430の「ふるさとの風」は9560、7520、7290kHzが強力である。7290kHzは同波のCNR1の混信が全くない。台湾送信が優勢である、懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2022年4月6日、16日、23日、26日、5月3日、18日、28日、6月7日、18日、28日、7月8日、20日、30日、8月9日、19日、31日、9月10日、20日、30日、10月12日、22日、11月1日、12日、22日、29日、12月14日、24日、2023年1月3日、13日、25日、2月4日、14日、25日、3月7日と同じ内容である。

  
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2023年03月17日

3月16日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5930と7280kHzがクリアーに聞こえている。ジャミングは出ていない。16日、木曜日は前半。後半とも朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は9705、7585、7295kHzが強力である。7585kHzには後半ジャミングが出てくるが、これは7590kHzへのジャミングである。
「ふるさとの風ニュース」は3月1日、岸田総理大臣は、総理官邸にて、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の御家族等と面会し、先般、同会及び「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)が決定した「今後の運動方針」の手交を受けた。
 冒頭、岸田総理大臣からのあいさつが出ている。これを受け、家族会の横田拓也代表と救う会の西岡会長からの発言が出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは日本語放送のみで「思い出のアルバム」が出ている。今週の一曲は、朝鮮語、日本語放送ともに同じ、共同公開収録の最後に参加者全員で歌われた「ふるさと」である。

1405の6070と7310kHzも尾温根良好である。この時間は日本語放送で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560、7520、7290kHzが聞こえている。いずれも強力である。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。録音冒頭のやり取りもそのまま以前と同じである。続いて2020年1月島根県で開催ふるさとの風・しおかぜ共同公開収録したメッセージ。そして2019年5月東京で開催の国民大集会での収録から。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。この番組は2022年4月4日、15日、22日、25日、5月2日、17日、27日、6月6日、16日、27日、7月7日、18日、29日、8月8日、18日、30日、9月9日、19日、29日、10月11日、21日、31日、11月10日、21日、28日、12月12日、23日、2023年1月2日、12日、24日、2月3日、13日、23日、3月6日と同じ内容である。

  
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2023年03月16日

3月15日ふるさとの風

15日は特殊切手「切手趣味への招待」が発行された。発行数が通常よりは少なく、一人一シートに制限されていた。もっとも額面が500円と高く購入する人も少なかったようだ。初日の記念押印は2021年の国際文通週間の切手に。

1300の「しおかぜ」は5930と7280kHzがクリアーに聞こえている。15日、木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。ジャミングは出ていない。

1300代の朝鮮語と日本語放送はいつものように3波とも良好である。この時間は毎日同じ番組が出ている。拉致対策本部のサイトで音声ファイルをいつでも聞くことが可能である。

1430の「ふるさとの風」は9560、7290、7520kHzが良好である。7290kHzは概ね台湾送信波が優勢であるがジャミングが出ているようだ。懐かしい日本の歌「トンボのめがね」で始まっている。拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。この番組は2022年4月14日、21日、5月14日、26日、6月15日、26日、7月6日、17日、28日、8月7日、17日、27日、9月8日、18日、28日、10月8日、20日、30日、11月9日、20日、12月11日、22日、2023年1月1日、11日、21日、2月2日、12日、22日、3月5日と同じ内容である。

  
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2023年03月15日

3月14日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は良好である。八俣送信は今日も強力に届いている。5930、7280kHzが使われている。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。ジャミングは出ていない。

1300代の朝鮮語と日本語放送は9705、7585、7295kHzが良好である。昨日から新しい内容である。今週の一曲は、1月28日の共同公開収録の最後に参加者全員で歌われた「ふるさと」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と7520kHzが強力である。7290kHzはCNR1の混信が若干ある。バックでジャミングが確認できるが極めて弱い。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明になった。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。次に2020年10月に収録したメッセージが出ている。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。今日の一曲はなし。この番組は2022年4月12日、19日、5月13日、25日、6月4日、14日、24日、7月5日、16日、26日、8月6日、16日、26日、9月7日、17日、27日、10月7日、19日、29日、11月8日、18日、12月10日、20日、31日、2023年1月10日、20日、2月1日、11日、21日、3月3日と同じ内容である。

  
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2023年03月14日

3月13日「しおかぜ」

月曜日1300の「しおかぜ」は5930と7280kHzが良好である。月曜日は日本語放送から、先週金土と同じ番組である。調査会と特定失踪者家族会は3月6日、参議院議員会館会議室において国会の拉致議連に対し要請を行った。
 新型コロナウイルスの感染と、それにもかかわらずミサイルの乱射など、金正恩による国費の蕩尽で北朝鮮の内部は非常に困窮しています。その状況は1990年代後半、数十万から多くは300万の餓死者・飢餓による病死者を出したといわれる「苦難の行軍」時期に匹敵するとも言われています。それは拉致被害者にとっても危機であるということであり、一方で日本が介入するチャンスであると言えます。現状を続けることは拉致被害者の命を縮めることです。各方面の皆様にはぜひ以下の各点について、それぞれのお立場で実現へ一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。
●「お帰りと言いたい-拉致被害者・特定失踪者家族の集い-」参加のお願い
 特定失踪者問題調査会及び特定失踪者家族会では10月下旬、都内で表記大集会を開催します。詳細については決まり次第お知らせしますが、私たちは都庁前の「都民広場」で平成22年(2010)10月23日、「これ一度だけ」と言って全国のご家族に集まっていただき集会を開催しました。しかしそれから13年経っても状況は変わっておらず、当時出席されたご家族でも鬼籍に入られたり東京まで出ることがかなわなくなったご家族が少なくありません。そのような中でも「何とか動かしたい」という思いで集会を行うことを決断しました。総理・担当大臣にもご出席いただき「ご自分の言葉で」拉致問題を進展させる決意を述べていただきたく思います。また、この集会には官民各層・各方面の皆様に1人でも多くお集まりいただきたくお願いする次第です。
●総理と特定失踪者家族の面会実現を
 上記集会へのご参加とは関係なく、総理には一刻も早く特定失踪者家族と面会していただくようお願いします。
●政府の「全ての拉致被害者」「解決」認識について
 政府は「全ての拉致被害者」「拉致問題の解決」という文言についてどう認識しているのでしょうか。警察のリストにも特定失踪者問題調査会のリストにもない被害者がいると認識しているのでしょうか。また、政府は国会答弁では「拉致問題の解決」が①拉致被害者としての認定の有無にかかわらず、すべての拉致被害者の安全確保及び即時帰国、②拉致に関する真相究明、③拉致実行犯の引き渡し実現と答弁しています。しかし長期間が経過し、拉致被害者が北朝鮮で死亡しているケースは当然想定されます。また、拉致される途中で殺害されたケースもあると言われています。死亡した拉致被害者及びその家族について、政府はどのように対応するのか、本当にこの三つが実現すると思っているのか、また実現すればそれが本当に「解決」になると思っているのか明らかにして下さい。国会でもぜひこの点を質していただきますようお願いします。
●田中実さんと金田龍光さんの問題と寺越事件について
 昨年来問題になっている政府認定拉致被害者田中実さんと特定失踪者金田龍光さんについて、調査会では対策委員会を設置し真相究明と世論の啓発を進めて行くことになりました。二人については北朝鮮側が存在を認めたのですから政府は一刻も早く帰国が実現するよう交渉を進めることを求めます。また寺越事件はそれが北朝鮮による拉致であることは明らかであり、少なくとも昭二さんについてはご家族が認定を求めています。早急な拉致認定を求めます。
●拉致特委の積極的な開催を
国会は衆参ともに拉致問題特別委員会をもっと頻繁に開催して下さい。拉致問題担当大臣・外務大臣並びに国家公安委員長の三大臣が揃う必要はありません。開催すること自体が北朝鮮への圧力でもあり、また進展につながる糸口になります。
●多方面から北朝鮮へのメッセージを
 ミサイルの乱射・幹部の粛清など北朝鮮の内部が相当混乱した状況であることは明らかです。単に「金正恩委員長と条件を付けずに向き合う」という安倍総理以来の言葉を踏襲するのではなく、総理ないし担当大臣、あるいは責任のある立場の政府関係者が「北朝鮮のどのような組織・個人であれ拉致被害者救出に協力する場合は政府が全面的な支援・協力を行う」とのメッセージを発して下さい。また、逆に「条件を付けずに向き合う」というのであれば、少しでも北朝鮮の情報ルートを増やすために、官民合同の連絡事務所設置も模索すべきではないでしょうか。いずれにしても政府には公式非公式の多様な働きかけをしていただくようお願いします。また報道機関の皆様もぜひ情報収集への努力を行って下さい。私たちも「しおかぜ」「USBプロジェクト」「FAXプロジェクト」「バルーンプロジェクト」など可能な手段を全て動員して情報の注入と収集を行います。
●短波放送施設の充実を
 「しおかぜ」を送信しているKDDI八俣送信所の短波送信施設老朽化についてはこれまでも国会で何度も議論されており、昨年8月には衆院拉致特の送信所視察も行われました。「しおかぜ」に対する更なる支援の強化と合わせ、在外邦人保護のための貴重なツールという役割もある短波国際放送の充実を実現して下さい。
●拉致被害者救出のため自衛隊に任務の付与を
 これまで政府は憲法・自衛隊法による制約を自衛隊が使えない理由としてきました。しかし5人の拉致被害者が帰国してから既に21年、その間何も変えてこなかったということは政府と国会の怠慢としか言えません。あらためて政治決断による拉致問題での自衛隊への任務付与を求めます。
●拉致被害者支援法の改正を
 現在の拉致認定は帰国した被害者への対応を主たる目的とする支援法によっていますが、平成18年11月の松本京子さん拉致認定以来、実に17年間にわたりただ一人の拉致認定も行われていません。政府の「認定の有無にかかわらず」という言葉は現実には「認定の有無にかかわらず何もしない」ということを意味しています。
 私たちは現行の支援法の第2条1項「被害者 北朝鮮当局によって拉致された日本国民として内閣総理大臣が認定した者をいう」を「被害者 北朝鮮当局によって日本国内で拉致された者及び日本国外において拉致された日本国民」へと改正することを求めます。そしてそれに基づき高敬美・剛姉弟と金田龍光さんをすみやかに拉致認定するよう求めます。
●可能な限りの情報開示を
 また、「真相究明」と言いますが、政府認定拉致被害者家族にすらどのように拉致されたのか情報を伝えず、逆に横田めぐみさん拉致事件のようにあえて誤った情報を流しているとすら思われるケースすらあります。「山本美保さんDNAデータ偽装事件」など、政府自身が真相を隠していると言わざるをえません。政府は「認定の有無にかかわらず」家族に、そして国民に可能な限りの情報を開示して下さい。そして国会もまた真相を明らかにするために積極的な努力をして下さること、報道機関も単に「○○から何年」という報道ではなく、拉致問題の真実を究明する努力をより強めていただくようお願いする次第です。私たちもできる限りの情報開示に努めます。

続いて在日朝鮮人の拉致について。救出への道コーナーは増元照明さんから。これからの活動方針などである。日本政府からご家族の声は松本京子さんへ、松本肇さんから2020年6月に電話収録したメッセージが出ている。
緊急放送ISに次いで、日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語放送である。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は各波良好である。月曜日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は3月1日、岸田総理大臣は、総理官邸にて、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の御家族等と面会し、先般、同会及び「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)が決定した「今後の運動方針」の手交を受けた。
 冒頭、岸田総理大臣からのあいさつが出ている。
「ただ今、家族会そして救う会の皆様方より、運動方針を受け取らせていただきました。運動方針の内容を政府としてしっかりと受け止め、引き続き何としても私自身の手で拉致問題を解決したいという思いを強く感じながら取組を続けていきたいと考えております。
 私は、1月に、フランス、イタリア、英国、カナダ及び米国を訪問し、拉致問題を含む北朝鮮への対応について、引き続き連携していくことを確認いたしました。
 日米首脳会談においては、私から、拉致問題の即時解決に向けた米国の引き続きの理解と協力を求め、バイデン大統領から、改めて全面的な支持を得たほか、日米共同声明においても、拉致問題の即時解決への米国のコミットメントを改めて確認したところです。
 こうした国際社会への働き掛けと同時に、我が国が主体的に行動すること、これが何と言っても重要であります。
 日朝関係については、日朝平壌宣言に基づき、拉致・核・ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向けて取り組んでいきますが、とりわけ、拉致問題は、時間的制約のある深刻な人道問題であり、その解決は、一刻の猶予も許されません。全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、あらゆる選択肢を排除せず、全力で果断に取り組んでまいります。
 日朝間の実りある関係を樹立することは、日朝双方の利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与いたします。私自身、条件を付けずに金正恩委員長と直接向き合う決意、これを改めて強調いたします。
 そして本日の、運動方針に込められた皆様方の思い。これは既に既に報じられておりますが、運動方針の中において親御世代の家族が、存命の内に全拉致被害者の即時一括帰国が実現するなら、私たちは人道支援に反対しない。という文言が盛り込まれているということ。これは既に大きく報じられておりますが、家族会の皆様方、そして救う会の皆様方が、ここまでこの切実な思いを訴えておられるということを、政府としましてもこれを重く、改めて受け止めなければいけない。このことを強く感じているところであります。是非こうした思いをしっかり受け止め政府として全力で努力を続けてまいります。どうかよろしくお願い申し上げます。どうも、ありがとうございます。」

これを受け、家族会の横田拓也代表と救う会の西岡会長からの発言が出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは日本語放送のみで「思い出のアルバム」が出ている。今週の一曲は、朝鮮語、日本語放送ともに同じ、共同公開収録の最後に参加者全員で歌われた「ふるさと」である。

1430の「ふるさとの風」は9560と7520、7290kHzが強力である。7290kHzは同波のCNR1を完全につぶしている。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、信ぴょう性は全くない。トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2021年12月新潟県民集会での収録メッセージが出ている。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2021年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から、家族会代表になったことも述べている。同じく横田哲也さんから2021年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日、政府主催国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。この番組は2022年4月11日、18日、5月12日、23日、6月3日、13日、23日、7月4日、15日、25日、8月5日、15日、25日、9月5日、16日、26日、10月6日、17日、28日、11月7日、17日、12月9日、19日、30日、2023年1月9日、19日、30日、2月10日、20日、3月2日と同じ内容である。

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2023年03月13日

3月12日「しおかぜ」

日曜日1300の「しおかぜ」は5930と7280kHzが強力である。今日の八俣からの電波は当地でも極めてつい。この時間は日本語放送で、拉致被害者、公開されている失踪者の氏名生年月日や失踪当時の年令などの読み上げが出ている。ほぼ一ヶ月ごとに同じ番組が繰り返されている。直近では1月15日、2月12日に放送されている。後半1330以降も氏名の読み上げである。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は9705と7295kHzが強力である。タシケント送信の7585kHzは若干弱い。1340ごろにジャミングが出てくるが、これは7590kHzへのジャミングである。この時間は今日までの一週間同じ番組が出ている。

1405の6070と7310kHzも強力に入感している。開始と終了は「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。この番組は1705にも放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが強力である。7290kHzは同波のCNR1の混信が若干ある。7520kHzはかなりジャミングが強い。之もこの後に出ているVOMへのジャミングでもある。
日曜日はこの時間も1330と同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」は12月10日に行われた北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクール表彰式で、中学生部門入賞作品、千葉県習志野市立第五中学校 1年𠮷田姫愛さん本人の朗読が出ている。
「ニュース解説」は韓国の3.1演説について。
「今週の一曲」は、1月28日金沢市で開催された北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録~希望の光、届け海を越えて!~で拉致被害者等の救出を願うライブコンサートが行われ、sayaさんの「Wait A While~その日を信じて~」が出ている。
そして1457にアニメソング「あかねちゃん」が追加されている。

  
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2023年03月12日

3月11日「しおかぜ」

快晴の土曜日、ウォーキングに出かけた。駅が開設され120年ということで記念式典やイベントなどもあり多くの人でにぎわっていた。通常から列車本数も多く、すべて8両編成のため混みあうことはない。坂道、山道の多いコースで19500歩に達した。

1300の「しおかぜ」は5930kHzが強力である。土曜日は昨日と同じ番組である。まず日本語放送「日本海にかける橋」、調査会と特定失踪者家族会は3月6日、参議院議員会館会議室において国会の拉致議連に対し要請を行った。
続いて在日朝鮮人の拉致について。救出への道コーナーは増元照明さんから。家族会・救う会から北朝鮮指導者への3回目のメッセージが紹介されている。
日本政府からご家族の声は松本京子さんへ、松本肇さんから2020年6月に電話収録したメッセージが出ている。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」である。

1430の「ふるさとの風」は9560と7520kHzが良好である。7290kHzは同波のCNR1の混信が強い。懐かしい日本の歌は「どこかで春が」で始まった。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2021年12月の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」である。この番組は2022年4月10日、5月1日、8日、22日、6月2日、12日、22日、7月2日、14日、24日、8月3日、14日、8月24日、9月4日、14日、25日、10月5日、16日、27日、11月6日、16日、26日、12月3日、8日、18日、28日、2023年1月8日、18日、29日、2月9日、19日、3月1日と同じ内容である。

  
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