日本中がWBC優勝で、沸き返っている感があるきょう3月22日、そんなことも無縁の今も捕らわれの身となっている拉致被害者に向けた放送は続いている。
帰る見込みが全くない現状を打破することもできない口先だけの最優先課題、これからもこの放送は続くことになる。
1300の「しおかぜ」はこのところ5930と7280kHzが良く聞こえている。八俣からの電波は良く届いている。水曜日は前半・後半とも英語放送である。
1300代の朝鮮語と日本語放送も9705、7585、7295kHzが強力に入感している。月曜日からの一週間毎日同じ番組である。各波ともジャミングは確認できない。
1430の「ふるさとの風」は9560、7520、7290kHzがこれまた強力である。7290kHzのCNR1もつぶされている。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2022年4月9日、30日、5月7日、21日、31日、6月11日、21日、7月1日、13日、23日、8月2日、13日、23日、9月3日、13日、24日、10月4日、15日、25日、11月5日、15日、25日、12月2日、7日、17日、27日、2023年1月7日、17日、28日、2月7日、18日、28日、3月10日と同じ内容である。
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