1300から出ている拉致対策本部の15475kHzの放送はタシケント送信だが、バックで何やら別の放送が混線している。同じ周波数の混信ではなく、音声が混線している状態である。
A23で17470kHz付近で聞こえているトルコ向け放送の音声が聞こえている。このクルド語放送はこれまでフランスやモルドバから送信されていたが、昨今の情勢からすべてタシケント送信に変更されている。
クルド語放送は0400ごろから17455から17485kHzの間で頻繁に周波数を変えている。当然トルコ語の放送をジャミングとしてぶつけている。
A23日本政府の放送でタシケント送信は、
1300と1430の15475kHz
1500の9650kHz
1600の9685kHz
1730の9720kHzである。これらすべてにクルド語が混線している。
29日1300代の朝鮮語と日本語放送はいずれも強力である。ジャミングは出ていない。
1300の「しおかぜ」は6040と6165kHzが強力である、八俣からの電波が強く6165kHzの混信もない。水曜日は前半・後半とも英語放送である。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが良好である。台湾送信が特に強力である。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2022年4月6日、16日、23日、26日、5月3日、18日、28日、6月7日、18日、28日、7月8日、20日、30日、8月9日、19日、31日、9月10日、20日、30日、10月12日、22日、11月1日、12日、22日、29日、12月14日、24日、2023年1月3日、13日、25日、2月4日、14日、25日、3月7日、17日と同じ内容である。
more