2021年09月11日

9月10日「しおかぜ」

9月10日1300の「しおかぜ」は日本語放送から。2波ともジャミングにつぶされかかっているが5965kHzが結構強い。西へ行くほど受信状態は良くなっている。先週と同じ番組である。番組冒頭に4月から2波体制で放送のアナウンスが出ているが、これは2年前の4月からである。
8月22日の神戸集会から、渡辺秀子さん・敬美さん・剛さんに関する対応についての詳細が出ている。続いて、北朝鮮で商人の不満爆発というニュース、8月26日のデイリーNKから。
同じく、飢えた特殊部隊員が食糧庫を襲撃したというニュース。救出への道コーナーは、東京オリパラが開催されてい。自民党総裁選が行われ菅総理が引きずりおろされようとしている。金正恩の激やせした姿、首の手術跡など。
「日本政府からご家族の声」は松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんから、2020年電話収録したメッセージが出ている。あとはいつものように緊急放送ISに次いで日本への脱出に際し注意喚起が出ている。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」がいずれも強力に入感している。この時間は毎日、月曜日から日曜日まで同じ番組である。
「ふるさとの風ニュース」は8月18、19日に行われた「こども霞が関見学デー」で小中学生から拉致被害者へのメッセージが寄せられた。先週に次いで、今週は中学生からのメッセージがいくつか紹介されている。
「ニュース解説」は8月29日米国の北朝鮮担当官がハンギョレ新聞に投降した内容など。
今週の一曲、朝鮮語放送は無し、日本語放送のみに出ている。1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。毎月のように登場している。1357に番組終了。

1430の「ふるさとの風」は11995、9450、9705kHzがクリアーに聞こえている。11995kHzはほぼ正常に、厳密にはまだ50Hzほど低いほうへずれている。
懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年10月の収録である。次に2020年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は2000年のヒット曲、GO!GO!7188で「こいのうた」である。曲の途中で、9450と9705kHzは1458に停波している。終了アナウンスは出ていない。この番組は2021年4月6日,17日、27日、5月8日、18日、28日、6月9日、19日、29日、7月9日、20日、31日、8月10日、21日、31日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2021年09月10日

9月9日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」がジャミングで受信状態は極めて悪い。5965kHzがかろうじてパルスジャミングの谷間で聞こえてくる。木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1405の6070kHzへのジャミングは出ていない。この時間は日本語放送で先週1330に放送されて「ふるさとの風」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11995、9450、9705kHzがクリアーに聞こえている。今日の11995kHzは170Hz低いほうへずれている。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年10月国民大集会で収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年12月12日の国際シンポジウム~グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携~で収録したメッセージが出ている。同じく横田哲也さんから2020年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。編集ミスは修正されている。この番組は2021年4月5日、16日、26日、5月7日、17日、27日、6月7日、18日、28日、7月8日、30日、8月9日、20日、30日と同じ内容である。  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2021年09月09日

9月8日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」はジャミングの中英語放送が聞こえている。7295kHzはジャミングが結構強い、5965kHzのパルスジャミングも強いが、八俣の電波も健闘している。前半は良かったが、後半はやや劣勢になり聞き取り困難である。

同じく1300代の朝鮮語と日本語放送は至って良好である。タシケント送信も良好である。この時間は毎日同じ番組が出ている。今週の一曲、朝鮮語放送は無し、日本語放送のみに出ている。1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。使用される曲が限られているため同じ曲が毎月のように出てくる。

1405の6070と7325kHzはほぼスキップ状態、ジャミングだけが強力に聞こえている。それでも6070kHzは時々日本語が聞こえてくる。

1430の「ふるさとの風」は各波良好である。9705、9450kHzの台湾送信は特に強力である。懐かしい日本の歌は「雨降り」が出ている。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2020年12月12日の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2021年4月15日、25日、5月5日、16日、26日、6月6日、17日、27日、7月7日、17日、29日、8月8日、18日、29日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2021年09月08日

9月7日ふるさとの風

1300代の「しおかぜ」、7295と5965kHzへのジャミングが強い。朝鮮語放送が出ているが、かろうじて聞こえている。昨日ほどの強さはなくここではスキップ気味の間がある。西日本以西ではかなり強く聞こえている。

一方拉致対策本部の放送は各波いずれも強力である。タシケントの11875kHzの周波数ずれは続いている。昨日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は8月18、19日に行われた「こども霞が関見学デー」で小中学生から拉致被害者へのメッセージが寄せられた。先週に次いで、今週は中学生からのメッセージがいくつか紹介されている。
「ニュース解説」は8月29日米国の北朝鮮担当官がハンギョレ新聞に投降した内容など。
今週の一曲、朝鮮語放送は無し、日本語放送のみに出ている。1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。毎月のように登場している。

1430の「ふるさとの風」は9450、9705、11995kHzが聞こえている。タシケント送信は200Hzほど低く出ている。懐かしい日本の歌は「海」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日、30日、2月9日、19日、3月3日、3月13日、23日、4月2日、14日、24日、5月4日、15日、25日、6月5日、15日、26日、7月6日、16日、28日、8月7日、17日、28日と同じ内容である。

  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2021年09月07日

9月6日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は八俣からの電波が強力である。ジャミングを完全に抑え込んで、昨日とは打って変わりローカル局並みに聞こえている。9月3、4日と同じ番組が出ている。後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」が出ている。

1300の「イルボネパラム」は11875、9940、9455kHzが良好である。11875kHzは1400まで連続して出ているが、台湾送信は1328に送信機を切り替えている。
「ふるさとの風ニュース」は8月18、19日に行われた「こども霞が関見学デー」で小中学生から拉致被害者へのメッセージが寄せられた。先週に次いで、今週は中学生からのメッセージがいくつか紹介されている。
「ニュース解説」は8月29日米国の北朝鮮担当官がハンギョレ新聞に投降した内容など。
今週の一曲は日本語放送のみに出ている。1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。毎月のように登場している。

1430の「ふるさとの風」は9450と9705、そして11995kHzが強力である。懐かしい日本の歌は「富士の山」である。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信は1458に停波するため尻切れである。最後の周波数アナウンスが聞けない。この番組は2021年4月13日、23日、5月3日、13日、24日、6月4日、14日、25日、7月5日、15日、27日、8月6日、16日、26日と同じ内容である。
  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2021年09月06日

9月5日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は両波ともジャミングが強くほとんど聞き取れない。5965kHzが何とか部分的に聞こえている。7295kHzは完全につぶされている。日曜日は日本語放送で、公開されている失踪者、拉致被害者の氏名生年月日などが読み上げられている。番組は3年前と毎回同じ内容である。最近では6月27日、8月1日に放送されている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波ジャミングも無く聞こえている。後半は9705kHzが弱くなり聞きづらくなってきた。11875と9455kHzは強力である。一週間同じ番組、その最後の放送日である。

1430の「ふるさとの風」も台湾送信の9450、9705kHzややスキップ気味、いつもの強さはない。タシケント送信の11995kHzが最も強い。懐かしい日本の歌は「夕焼け小焼け」である。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2020年12月新潟県民集会で収録したメッセージである。続いて2019年12月に収録したメッセージ。2019年9月東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである。そして2019年3月収録のメッセージが出ている。今日の一曲は無し。この番組は2021年4月10日、22日、5月2日、12日、23日、6月3日、13日、23日、7月4日、14日、24日、8月5日、15日、25日と同じ内容である。

  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2021年09月05日

9月4日「しおかぜ」

4日土曜日1300の「しおかぜ」は両波ともジャミングでほぼつぶされている。5965kHzは1kHz間隔に出ているパルス派を切ればかなり受信状態は改善される。
昨日と同じ番組である。後半1330は朝鮮語放送である。

1300の「イルボネパラム」は11875、9940、9455kHzがクリアーに聞こえている。1330の「ふるさとの風」は11875、9705、9455kHzである。11875kHzには徘徊ノイズが出ることもあるがこれはジャミングではない。
「ふるさとの風ニュース」は8月18、19日に開催された「こども霞が関見学デー」で小中学生から拉致被害者へのメッセージが寄せられた、その中のいくつかが紹介されている。
ふるさとの唱歌コーナーは「ドレミの歌」である。いつものように曲名アナウンスはない。
今週の一曲、朝鮮「語は2曲出ている。1990年のヒット曲高野寛の「虹の都へ」、とウルフルズの「ガッツだぜ!!」である。日本語放送は1974年のヒット曲、伊藤咲子で「ひまわり娘」が出ている。朝鮮語の9455と9940kHzは1328に停波している。
4日土曜日はこのあと1430も同じ番組が出ている。そして1457に今週のアニメソング「あかねちゃん」が追加されている。

1405の7325と6070kHzは若干ジャミングが弱くなり、可能辞手聞き取りが可能である。開始と終了は「しおかぜ」のアナウンスである。番組本体は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2021年09月04日

9月3日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」はジャミングは出ているが、八俣からの電波が強力で受信状態は良好である。金曜日は日本語放送から、8月22日の神戸集会から、渡辺秀子さん・敬美さん・剛さんに関する対応についての詳細が出ている。
 昭和49年(1974)6月に福井県小浜市の岡津(おこづ)海岸から連れ去られた高敬美(こうきよみ)・剛(つよし)姉弟について、警察は平成19年(2007)4月12日に拉致被害者として断定しています。二人の母親であり、工作員と知らずに高大基と結婚した渡辺秀子さんは行方が分からないままです。殺害されたという情報もありますが、証拠が確認されたわけではなく、北朝鮮に拉致されたという説もあります。特定失踪者問題調査会では拉致濃厚の特定失踪者としています。
 警察による高姉弟の拉致断定の後、渡辺秀子さんの妹鳥海冏子(とりうみけいこ)さんは調査会役員とともに内閣府拉致対策本部を訪れました。当時の総合調整室長は、拉致認定被害者と変わらぬ対応をすると約束しました。
 しかし、現実には他の認定拉致被害者とは明確に区別されており、「拉致被害者17人」という言葉が常にくり返されています。法律上の拉致認定が日本国籍者に限定されている現状も変えるべきですが、少なくとも政府の公式見解としての拉致被害者は「19人」とすべきであると思います。国籍を理由に排除するならばそれこそが在日朝鮮人差別であると言わざるを得ません。しかも母親は日本人なのですから。なお、警察断定より4年遡る平成15年(2003)1月に鳥海さんは警視庁に被疑者不詳で殺人及び国外移送目的略取の罪名にて告訴しています。
 以上の点から私たちは政府に対して次のことを求めます。
1、拉致被害者の数を「19人」として明らかにすること。
2、拉致被害者支援法の国籍条項を撤廃し、日本国内で拉致された人及び国外で拉致された日本人全てを対象とすること(特定失踪者でも台湾人沈静玉さんのように外国人で日本で失踪した人もいます)。
3、渡辺秀子さんの消息に関して政府の立場を明らかにすること。
4、総理大臣が面会するのが認定被害者家族に限定されるなら高姉弟の親族もその対象とすること。
 令和3年8月22日
拉致問題を神戸から発信する8.22集会参加者一同
特定失踪者問題調査会
救う会兵庫

北朝鮮、商人の不満爆発というニュース、8月26日のデイリーNKから。
公式の税金制度が廃止されている北朝鮮。しかし、実際には様々な名目で税金が徴収されている。
金正恩総書記は今年1月の朝鮮労働党第8回大会の結語で、「社会生活の各分野で現れているあらゆる反社会主義的・非社会主義的傾向、権力乱用と官僚主義、不正・腐敗、税金外の負担などあらゆる犯罪行為を断固阻止し、統制しなければならない」と述べたが、「税金外の負担」の表現を使うことで、税金の存在を認める形となった。
その税金の一つが「市場管理費」通称「チャンセ」だ。市場の売台(ワゴン)を借りて、商売を行う商人が支払うものだ。
北朝鮮最大の市場と言われる、平安南道(ピョンアンナムド)平城(ピョンソン)の玉田(オクチョン)総合市場では、売る品目ごとに市場管理費が定められている。穀物、果物、野菜、雑貨は3000北朝鮮ウォン(約60円)、海産物は4000北朝鮮ウォン(約80円)、家電、衣類は5000北朝鮮ウォン(約100円)だ。
この額は、コロナ前の2019年5月に値上げされたもので、同年12月まで据え置かれていることが確認されていた。それから1年以上経った今年8月でも、依然として据え置かれていることが、現地のデイリーNK内部情報筋からの情報でわかった。このような据え置きは、他の地域の市場でも行われていると伝えられている。
市場管理費の値下げを求める声が上がっている状況で、値上げを伴う計画を実行するのは不可能だったということだろう。
「市場に来ても物を買う人がおらず、売り上げもないのに、チャンセまで値上げされれば不満が大きくなるだろう。儲からなくなっただけ、チャンセを下げるべきという話も出ている」
また、市場管理費を徴収する市場管理所の職員の態度も丁寧になったとのことだが、当局は商人の不満の爆発をかなり警戒しているようだ。
当局は、市場で販売できる製品の種類を制限し、また細分化して市場管理費を徴収することで、税収を増大させ、現行の統計、経済指標に反映されていない市場活動を詳しく統制、把握する方針だった。しかし世論の反発が大きく、計画は撤回に追いやられた。
なお、穀物に関しては市場での販売を禁じ、国営の国家食糧販売所での販売に一本化し、価格を安定させる計画が実行に移されたが、穀物を販売する商人に課される市場管理費の額が発表されていることが確認されたことからも、「国営米屋計画」がうまく行っていない現状が窺い知れる。

飢えた特殊部隊員が食糧庫を襲撃したというニュース。
地元住民とのしがらみでまともな国境警備ができないとの理由からか、国境警備隊に代わって派遣された朝鮮人民軍の特殊戦部隊、通称「暴風軍団」。
粗暴な振る舞いや頻繁なトラブルで、地元住民からすっかり嫌われてしまったようだ。撤収命令が出されていたが、建設予定のコンクリート壁と高圧電流の流れる電線が未だに完成に至っていないため、現在も国境地域に留まっている。
咸鏡北道のデイリーNK内部情報筋によると、暴風軍団に対する食糧供給が滞りがちになっている。民間人と良好な関係が築けていれば、何らかの支援が得られるが、鼻つまみ者の彼らに救いの手を差し伸べようとする民間人はいない。
地域住民は、暴風軍団に対してとにかく冷たい。
「暴風軍団の兵士の間からは『人民から水一杯もらうのも大変だ』という言葉が漏れ聞こえる。国の仕事をしに来たのに、国境地域では『治安隊』扱いされ、立つ瀬がない」
ちなみに治安隊とは、朝鮮戦争当時に、韓国軍と国連軍が占領した地域で行政や治安を担当した組織のこと。「アカ」の監視・摘発を行い、虐殺に及ぶことも少なくなかったため、北朝鮮ではならず者の代名詞のようになっている。
店に行っても「売る品物はない」と追い返されたり、ぼったくられたりと散々な扱い。また、国境警備隊なら可能な「ツケ」も、暴風軍団の兵士はしてもらえない。さらには、密輸で生計を立ててきた地元住民から「こんなに苦しい思いを強いられているのは、誰のせいだ」と露骨に罵られる有様だという。
また、国境警備隊とは異なり、食糧を調達してもらえる中国の密輸業者とのコネもない。さらに、常駐しているならば副業地(部隊所属の畑)があるが、一時的に派遣されているだけなので、それすらない。
そんな彼らのたどり着いた窮余の策は、泥棒だ。
道内の会寧では今月初め、暴風軍団の兵士3人が、会寧市保衛部(秘密警察)の壁を乗り越えて忍び込み、倉庫から食糧を盗み出す事件が発生した。すぐにパトロール中だった保衛員に見つかり、現場で逮捕され、除隊処分を受けた。
現役の兵士が保衛部の倉庫を襲撃するという前代未聞の事件に、3人の所属する大隊の大隊長、政治指導員、保衛指導員3人も責任を問われ撤職(更迭)、大隊人員そのものが今月中順に総入れ替えとなった。
この事件が知られるきっかけとなったのは、朝鮮労働党中央軍事委員会の講演資料に、国家機関の食糧に手を付ける深刻な法的問題、国境地域で起きている規律の乱れに警鐘を鳴らすという意味合いで掲載されたことだ。
軍内部では、暴風軍団の撤収を急ぐべきとの声が高まっている。また、暴風軍団の指揮部も、駐屯期間が長期化するにつれ、任務の遂行が困難になり、思想的乱れにより兵士の脱北が発生するかもしれないとして、1日も速く撤収すべきだと考えているとのことだ。
しかし上述の通り、コンクリート壁、高圧電線の工事が、資材不足により遅々として進んでおらず、撤収はむしろ予定より遅れるのではないかと見られている。

救出への道コーナーは、東京オリパラが開催されてい。自民党総裁選が行われ菅総理が引きずりおろされようとしている。金正恩の激やせした姿、首の手術跡など。
「日本政府からご家族の声」は松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんから、2020年電話収録したメッセージが出ている。あとはいつものように緊急放送ISに次いで日本への脱出に際し注意喚起が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は、昨日と違い台湾送信も強力である。タシケントの11875kHzも健闘している。周波数ずれは相変わらずである。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1405の6070kHzはジャミングが出ていない、八俣の電波も強くクリアーに聞こえている。7325kHzはノイズジャミングが出ておりほぼつぶされている。この時間一週間同じは日本語放送である。

1430の「ふるさとの風」は9450と9705kHzが良好である。11995kHzは約200Hzずれているが音量は正常である。懐かしい日本の歌「思い出のアルバム」で始まった。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2021年4月9日、21日、5月1日、11日、21日、6月2日、12日、22日、7月3日、13日、23日、8月4日、14日、25日と同じ内容である。
  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2021年09月03日

9月2日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は2波ともジャミングでほとんど聞き取りできない。ジャミングが強いのと、八俣からの電波が弱い。時々朝鮮語が聞こえてくる程度である。

1300代の朝鮮語と日本語放送、今日の台湾送信波はスキップ状態である。9455kHzは混信もなく弱いながらも聞き取り可能である。9705kHzが5kHz上のCNR1にのみ込まれている。今日はタシケント送信の11875kHzがベストである。

1430の「ふるさとの風は9705、9450、11995kHzが出ているが、台湾送信は極めて弱くこの時間音にならない。11994.8kHzは音量も十分で唯一聞こえている。懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月島根県で開催の共同公開収録したメッセージ。そして2019年5月東京での国民大集会から。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。この番組は2021年4月8日、19日、30日、5月10日、20日、6月1日、11日、21日、7月1日、12日、22日、8月2日、13日、23日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2021年09月02日

9月1日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は7295kHzがほぼノイズジャミングにつぶされている。全く聞こえない。5965kHzはパルスジャミングと互角の勝負、英語放送が聞こえている。その5965kHzも1358にCRIにつぶされてしまう。

1300代の朝鮮語と日本語放送は良好でsる。各波強力で、受信状態は良い。この時間は毎日同じ番組が出ている。今週の一曲、朝鮮「語は2曲出ている。1990年のヒット曲高野寛の「虹の都へ」、とウルフルズの「ガッツだぜ!!」である。日本語放送は1974年のヒット曲、伊藤咲子で「ひまわり娘」が出ている。朝鮮語の9455と9940kHzは1328に停波している。

1405の6070kHzはジャミングがない、7325kHzはジャミングでほとんど聞こえない。この時間は日本語放送である、

1430の「ふるさとの風」は9450、9705、11995kHzが聞こえている。タシケント送信は180Hzほど低い方へズレている。懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。9450kHzは1458、9705kHzは1459に停波している。この番組は2021年4月7日、18日、29日、5月9日、19日、29日、6月10日、20日、30日、7月11日、21日、8月1日、12日、22日と同じである。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze