2019年05月13日

新疆向け短波再開

5月7日以降停波している新疆向けの短波が一部再開し、周波数が入れ替わっている。
ウイグル語の13700kHzとカザフ語の11630kHzが今日5月13日に再開している。その代わりに15390kHzのウイグル語が聞こえない。

5月13日に停波している新疆向け短波は、
15390/9420 CNR13 Uyghur
15540/11740 CNR2 Chinese
17580/11925 CNR1 Chinese

725台は11630、12055/9630、13700/9890kHzが聞こえている。

その後1100過ぎにはすべて再開しているのを確認。  
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2019年05月13日

5月12日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5980と6040kHz、両波とも極めて強力である。ジャミングの影響は全くない。先週ならびにきのうと同じ番組が出ている。
緊急放送ISの後、4月1日から使用する5波の周波数アナウンスが出ている。次にご家族からのメッセージで、今年4月16日に亡くなった特定失踪者国井えり子さんのお母さんと、2014年6月に収録したお父さんの生前のメッセージが出ている。17歳の高校生で行方不明に、拉致濃厚とされている。
4月26日のロシアと北朝鮮との首脳会談、その関係について。救出への道コーナーは増元照明さんからのお話。皇居の清掃活動ではいつも皇后さまから声をかけていただいていたことなども。
日本政府からご家族のメッセージは2019年1月に収録した横田早紀江さんから。83歳の元気なお母さんの呼びかけである。
1325に緊急放送ISの後、これまでと同じメッセージが出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾からの9465kHzが最も強い、いつものことながら、9940kHzは変調が浅い。1330の9705kHzにはジャミングが出ているがほとんど影響はない。一週間同じ番組が続いたが今日はその最後の放送である。
この番組は対策本部のオンデマンド放送でも聞くことができるが、今週の一曲は著作権上の理由でカットされている。唱歌はそのまま出ている。

1405の「しおかぜ」は5920と6165kHzの2波が強力に聞こえている。混信はなく極めて良好である。開始と終了はしおかぜのアナウンスがあり、番組本体は「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960、9560、9450kHzに出ている。いずれも強力である。3波ともジャミングは全くない。懐かしい日本の歌「江戸子守歌」で番組開始である。拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2019年1月に収録したメッセージ。続いて2018年9月国民大集会で収録のメッセージである。そしてお姉さん市川龍子さんからも2019年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」である。最後にスケジュールなどの紹介があり番組終了。この番組は2019年3月31日、4月10日、21日、5月2日と同じである。

  
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2019年05月12日

5月11日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5980と6040kHzの2波、八俣からの電波は今日も強力である。5980kHzの混信も全く影響はない。土曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。
緊急放送ISの後、4月1日から使用する5波の周波数アナウンスが出ている。次にご家族からのメッセージで、今年4月に亡くなった特定失踪者国井えり子さんのお母さんと、2014年に収録したお父さんの生前のメッセージが出ている。17歳の高校生で行方不明に、拉致濃厚とされている。
4月26日のロシアと北朝鮮との首脳会談、その関係について。救出への道コーナーは増元照明さんからのお話。皇居の清掃活動ではいつも皇后さまから声をかけていただいていたことなども。
日本政府からご家族のメッセージは2019年1月に収録した横田早紀江さんから。83歳の元気なお母さんの呼びかけである。
1325に緊急放送ISの後、これまでと同じメッセージが出ている。
「この放送を船の上で聞いている皆さん、日本へ船でやってくる場合、皆さんは当然危険を冒して日本を目指されるものと思います。無事願いが叶うようお祈りしています。皆さんが無事日本で保護されるために日本の近くに来たら次のことを守ってください。まず武器麻薬などを持っていれば犯罪者として扱われます。皆さんの近辺が危険になります。北朝鮮を脱出するとき必要であったとしても、日本へ着く前にすべて海に捨ててください。皆さんから攻撃されない限り、日本の警察も海上保安庁も軍も、皆さんを攻撃することはありません。
警察官、海上保安官など上陸した場所にいる人の指示に必ず従ってください。日本では犯罪を犯さない限り皆さんは保護されます。また拉致被害者など日本に関係のある人が乗っている場合、それを伝えてください。拉致被害者についての情報をお持ちの方はそれを伝えてください。これは一度だけではなく、警察にも海上保安庁にも、あるいは近くに一般の人達がいれば、それらの方々にも繰り返し伝えてください。
拉致被害者が乗っていれば、あるいは拉致被害者に関する情報があれば日本政府は皆さんに対して、それにふさわしい待遇をします。しおかぜでは船で日本を目指す方々のためにも、逐次情報を提供します。ぜひ今後も、しおかぜをお聞きください。」

後半1330は朝鮮語放送である。ご家族メッセージは日本語放送と同じで日本語で出ている。
1405の「しおかぜ」は5920、6165kHzの2波、5920kHzに出ているジャミングも全く寄せ付けない。受信状態は極めて良好である。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は各波強力である。日照時間の一番長くなる時期、近隣の電波もスキップすることが少なくなったようだ。9705kHzだけジャミングが出ている。台湾送信は強力で大きな影響はない。
「ふるさとの風ニュース」は4月19日、ワシントンDCでの河野外務大臣、岩屋防衛大臣とボルトン補佐官の会談について。続いて日本語番組では今秋から新コーナー「ふるさとの唱歌コーナー」が始まった、「めだかの学校」、「荒城の月」が流れている。
ふるさとの声は1月29日拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」市川市公演から、笠原智市川市副市長の挨拶が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「さよなら」と、たまの「さよなら人類」が出ている。それぞれ今年1月と4月に登場している。日本語は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」、今年2月に登場している。
認定拉致被害者に氏名、スケジュールのアナウンスなどがあり1357に終了している。9965kHzはこの後Babcock Musicが流れている。

1430の「ふるさとの風」は各波とも良好である。パラオの9960kHz、台湾の9450、9560kHzいずれもジャミングはなくクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌「汽車」で番組開始。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったとも受け止められる。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2019年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2018年9月、国民大集会のおける収録メッセージ。同じくお母さん有本加代子さんから2019年1月収録のメッセージが出ている。お母さんは今年96才である。
今日の一曲は1984年のヒット曲チェッカーズの「星屑のステージ」、この番組は2019年3月30日、4月20日、30日と同じ番組である。

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2019年05月11日

5月10日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、パラオ、台湾送信ともに強力である。ジャミングは全くない。この時間は毎日同じ番組である。
ふるさとの風ニュース、ふるさとの唱歌コーナーは2曲出ている。今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「さよなら」と、たまの「さよなら人類」が出ている。それぞれ今年1月と4月に登場している。日本語は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」、今年2月に登場している。
ふるさとの声は1月29日拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」市川市公演から、笠原智市川市副市長の挨拶が出ている。1357番組終了、パラオの9965kHzはBabcock Musicが出ている。
いつもジャミングの出ている9705kHzは放送終了後に出てきた。

1300の「しおかぜ」は今日も良好である。ジャミングは以前の周波数へ垂れ流しである。5980、6040kHzいずれもローカル局並みに聞こえている。金曜日は朝鮮語放送である。
1354に日本政府からのメッセージは田口八重子さんへ、飯塚耕一郎さんからのメッセージが日本語のまま出ている。
1405の「しおかぜ」は5920と6165kHz、この時間も八俣の電波は強力である。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHz、台湾送信の9450と9560kHzである。いずれもジャミングは無くクリアー、かつ強力に聞こえている。懐かしい日本の歌は「富士の山「である。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするなど、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。
そしてお母さん横田早紀江さんから、2019年1月収録メッセージが出ている。2019年1月26日「拉致問題を考える国民の集いin大阪」で収録した横田拓哉さんと、2018年9月東京で開催された国民大集会で収録した弟さん横田哲也さんの訴えが出ている。この番組は2019年3月28日、4月19日、29日と同じ内容である。

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2019年05月10日

5月9日「しおかぜ」

昨日から周波数変更をした「しおかぜ」、1300は5980と6040kHzに出ている。八俣からの電波は極めて強く、6040kHzのジャミングも全く影響がない。木曜日の英語放送がクリアーに聞こえている。S9+50dBを超す強さである。
「しおかぜ」へのジャミングについて、5月9日付の調査会ニュースは次のように伝えている。
短波二重放送に北朝鮮妨害できず【調査会NEWS2978】(R01.5.9)

特定失踪者問題調査会副代表 村尾建兒

 4月2日短波による二重放送を始めてから経過ました。以下は現時点の各時間帯への妨害状況です。
 22:00~ 1波に妨害確認、2波には未確認
 23:05~ 1波に妨害確認、2波には未確認
 01:00~ 1波、2波共に未確認

 妨害電波が最初に確認されたのも、放送開始から1週間と対応はこれまでの中では遅く、2重の放送に対して同時に妨害を発射してくる様子は見られません。要するに片方の放送は確実に北朝鮮内で聴取可能、深夜に至っては二つの周波数共にフリーで聴こえているという事です。
 過去において、自国の放送を止めても海外からの放送に対する妨害電波は止めなかった北朝鮮当局でも、今回の二重放送に対応しきれていない事がよくわかります。北朝鮮元工作員の証言からも、妨害電波発射施設は200箇所存在すると言われていますが、今回の対応の理由がエネルギー事情なのか、それとも内部的混乱なのか、もう少し監視を続ける必要があります。
 少なくとも言える事は、二重放送の効果は非常に高いということです。出来るだけ聴きやすい状況を確保し、北朝鮮に囚われた全ての日本人へ情報を届けるために、今後も全力で取り組んで参ります。引き続き皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。 

1405の「しおかぜ」は5920と6165kHzである。この時間も八俣の電波は強力で、5920kHzのジャミングもほとんどわからない。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300の「イルボネパラム」は9965、9940、9465kHzがクリアーに聞こえている。1330の「ふるさとの風」は9965、9705、9455kHzである。9705kHzにだけジャミングが確認できるがそれ以外は出ていないようだ。しかしパラオ、台湾送信ともに強力で受信状態は極めて良好である。
「ふるさとの風ニュース」は4月19日、ワシントンDCでの河野外務大臣、岩屋防衛大臣とボルトン補佐官の会談について。続いて日本語番組では、新コーナー「ふるさとの唱歌コーナー」、今回は「めだかの学校」と「荒城の月」の2曲である。
今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「さよなら」と、たまの「さよなら人類」が出ている。それぞれ今年1月と4月に登場している。日本語は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」、今年2月に登場している。
ふるさとの声は1月29日拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」市川市公演から、笠原智市川市副市長の挨拶が出ている。

1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。パラオの9960kHz、台湾の9450、9560kHzいずれもジャミングはなくクリアーに聞こえている。9日木曜日はこの時間も1330と同じ番組である。そして1457にアニメソング「リボンの騎士」が出ている。

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2019年05月09日

中国 新疆向け短波停波

短波でも放送されている中央人民广播电台维语广播(CNR13)、哈萨克语广播(CNR17)、そしてCNR1、CNR2の一部の周波数が止まっている。
HFCCの登録では山西省晋中市霊石県Lingshiとなっている。ここから出ている周波数が5月7日から停波している。

新疆向けが出ている725台とされる送信所からの大半が出ていない。
止まっている周波数は、
11630 CNR17
13700/9890 CNR13
15540/11740 CNR2
17580/11925 CNR1

725台とされる100kW送信機6台のうち4台が停波、12055/9630と15390/9420kHzは聞こえている。

  
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2019年05月09日

5月8日ふるさとの風

1430の「ふるさとの風」も3波とも強力である。台湾送信の9450と9560kHzは10分ほど前から無変調キャリアーを出している。ジャミング出ていない。懐かしい日本の歌「おはなしゆびさん」で放送開始。
拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2018年9月東京で開催の国民大集会での収録。続いてお兄さん本田勝さんからは2019年2月収録のメッセージ、子供を置き去りにして行方不明になった当時の模様が詳しく出ている。そしてこの2019年2月9日、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2019年3月27日、4月18日、28日と同じ内容である。

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2019年05月08日

「しおかぜ」周波数変更

八俣送信所から出ている「しおかぜ」、何時も周波数が悪く混信で受信状態が悪い。しかし彼の地ではよく聞こえているらしく、周波数選定に何ら問題はなしということらしい。

その「しおかぜ」が一ヶ月以上が経過し、今日5月8日に周波数を変更している。1300は水曜日ということで朝鮮語放送が出ている。
この時間は5980と6040kHzに出てきた。5980kHzはRNZLの混信が強い、また6040kHzは5kHz上からのジャミングで聞きづらい。

1405は5920と6165kHzへ出てきた。この時間は毎日同じ番組で、先週放送された「ふるさとの風」が出ている。この時間の開始アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」
そして終了アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いていてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。
こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」


JSR Shiokaze, May8~
1300-1400 5980, 6040
1405-1435 5920, 6165
1600-1700 5980, 6090

  
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2019年05月08日

5月7日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」はパラオ・台湾送信ともに強力である。昨日から番組内容が一部新しくなった。「ふるさとの唱歌コーナー」が登場した。今週は「めだかの学校」と「荒城の月」である。
今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「さよなら」と、たまの「さよなら人類」が出ている。それぞれ今年1月と4月に登場している。日本語は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」、今年2月に登場している。
ふるさとの声は1月29日拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」市川市公演から、笠原智市川市副市長の挨拶が出ている。

1300の「しおかぜ」は5920、6070kHz、ジャミングを抑えて信号は強力である。この時間は拉致被害者、失踪者家族から寄せられた肉声によるメッセージが出ている。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、ご友人の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌も披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さん、お母さんからのメッセージ。

1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。 後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの嘉代子さん、お父さんの明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。
この後1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」の紹介で、毎日朝鮮語と日本語放送を各4回9000kHz帯で放送していることなどがアナウンスされている。メッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くに日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組ふるさとの風は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラムは夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

この番組は2018年8月21日、9月11日、10月2日、23日、11月13日、12月4日、25日、2019年1月22日、2月12日、3月5日、26日、4月16日と同じ内容である。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである。3波とも極めて強力で、いずれもジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌「月の砂漠」で番組開始。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージは2018年12月8日に熊本市で開催された北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会からの収録。続いて2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。最後に2015年日本政府制作のビデオメッセージから。
今日の一曲は1月22日と同じで、1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2019年2月2日、12日、22日、3月6日、26日、4月17日、27日と同じ内容である。

  
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2019年05月07日

5月6日ふるさとの風

6日の「イルボネパラム」と「ふるさとの風」はパラオ、台湾送信どちらも強力である。今日から新しい内容の番組が出ている。
「ふるさとの風ニュース」は4月19日、ワシントンDCでの河野外務大臣、岩屋防衛大臣とボルトン補佐官の会談について。続いて日本語番組では「ふるさとの唱歌コーナー」が始まった、今日からの新しい番組である。「めだかの学校」、「荒城の月」が流れている、いつもと違うパターンである。
ふるさとの声は1月29日拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」市川市公演から、笠原智市川市副市長の挨拶が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「さよなら」と、たまの「さよなら人類」が出ている。それぞれ今年1月と4月に登場している。日本語は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」、今年2月に登場している。
認定拉致被害者に氏名、スケジュールのアナウンスなどがあり1357に終了している。9965kHzはこの後Babcock Musicが流れている。

1300の「しおかぜ」は5920と6070kHz、八俣からの電波は強く受信状態は良好である。ジャミングの影響はほとんどない。月曜日は失踪者の氏名生年月日の読み上げである。
1405の「しおかぜ」は混信で受信状態は悪い、とくに6090kHzはジャミングが強い。この時間は先週4月29日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信の9450、9560kHz、パラオの9960kHzの3波とも強力である。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」で番組開始。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、2019年2月に収録したメッセージである。続いて2018年12月8日に熊本市で開催された北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会における挨拶から。弟松木信弘さんからも2019年2月収録のメッセージである。
今日の一曲は、ミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2019年3月25日、4月16日、26日と同じである。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze