1300の「しおかぜ」はちょっと弱い、5980kHzは5kHz下から、6040kHzは5kHz上からの被りが強い。しおかぜ本体へのジャミングは確認できない。昨日と同じ番組で4月からの周波数アナウンスから始まっている。5月10日国連本部でのシンポジウムについて。菅義偉拉致問題担当大臣も出席して開催された。特定失踪者秋田美和さんの姉、吉見美保さんからのメッセージが出ている。
救出への道コーナーは5月5日産経新聞に掲載された恵みへの手紙が読まれている。
1330の「ふるさとの風」はパラオ・台湾送信ともに強力である。ジャミングはわからない、出ていないようだ。「ふるさとの風ニュース」は4月19日、ワシントンDCで河野外務大臣とオルブライト元米国務長官との会談について。
ニュース解説はロシア・中国の専門家の見方について。米朝の実務者会談も実現せず、膠着状態が続いている。
今週の一曲は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」、これは今年3月に登場している
ふるさとの声は2月7日、拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」蕨市公演を開催、知久清志埼玉県福祉部長の代読で上田清司埼玉県知事のあいさつが出ている。連絡先、スケジュールなどの紹介があり、1357に終了している。
1405の「しおかぜ」は5920と6165kHz、混信はほとんどなく日本語放送がよく聞こえている。5920kHzへのジャミングも弱く影響は少ない。
1430の「ふるさとの風」も3波とも強力である。ジャミング出ていない。懐かしい日本の歌「おはなしゆびさん」で放送開始。
拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2018年9月東京で開催の国民大集会での収録。続いてお兄さん本田勝さんからは2019年2月収録のメッセージ、子供を置き去りにして行方不明になった当時の模様が詳しく出ている。そしてこの2019年2月9日、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2019年3月27日、4月18日、28日、5月8日と同じ内容である。
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