2013年03月23日

中国のジャミング/CRIA13

中国語のみならず、英語放送にまでジャミングを出し続けている中国、そんな閉鎖国家と言いたくないような集団。それでも儲かれば何でもいいとばかりにまだ中国で頑張っている企業も多い。
短波帯はすでに中国に侵略され尽くしてしまった。今回英語放送へのジャミングはその時間内だけでなく、垂れ流しが続いているのも一つの特徴だ。
これまでのCNR1や火竜ジャミングを出す送信機が、海外向けと共用なのに対し、ノイズジャミングを出している送信機は場所も違えば、パワーもかなり低そう。

3月現在、AIR、BBC、DW、RTI、VOAの英語放送に対してジャミングがかけられている。

CRIのA13スケジュールは放送時間の変更はなくこれまでの規模で放送される。昨年と基本的には同じ周波数だが、これまでになく多くの周波数が高いほうへ動いている。日本語放送は昨年と全く同じ周波数である。

1700のSwahiliが昨年は11600kHzにいたが、今夏は11680kHzへ移動する、このためリビア放送はつぶされずに済みそうだ。
昨年のCRI周波数から変更されるのは以下の通り。
Filipino 1130 instead of 6060 to 5910
English 0700 instead of 15125 to 17480
        0800 instead of 15625 to 17480
        0900 instead of 15210 to 17650
        1200 instead of 5955 to 6010
        1200, 1300, 1400 instead of 13790 to 17630
        1500 instead of 11965 to 15245
        1600 instead of 7420 to 15250
        1700 instead of 6145 to 13570
        2300 instead of 9610 to 11955
Russian 0000 instead of 5905 to 9510
        1200 instead of 9685 to 13575
        2300 instead of 5990 to 9445
Sinhalese 2330 instead of 6100 to 9490
Croatian 1700 instead of 7335 to 11825
Portuguese 1900 instead of 7335 to 12095
Nepali 1400 instead of 7445 to 7435
Chinese 0200 instead of 11695 to 15170
        0900 instead of 15440 to 17850
        1400 instead of 9430 to 15410
Swahili 1700 instead of 11600 to 11680
Hakka 0000 instead of 15100 to 15110
French 1200 instead of 15205 to 17560
German 0500 instead of 15245 to 17820
Czech 1100 instead of 13685 to 17540
  
Posted by Hiroshi at 19:18Comments(0)Taiwan/China

2013年03月23日

A13 HFCC

3月18日に初版が出てから22日付で4回目の更新がされている。登録数は4963波で20日以降は変化がない。

KBS WorldもA13が発表されているが、これまでのギアナ中継に代わりWHRIからスペイン語が出る。0100-0200に9605kHzが使用される。ここからはすでにNHKをはじめVOVなどが出ている。

既に南アからの送信が3月7日に一部削減され、ドイツ送信などに変更が行われている。
またA13からスリランカ送信が3分の1に縮小され、南ア送信などに鞍替えする予定だ。
A13で初めてNHKも南アからの中継が出る予定。1800-1830の英語放送に使われる。

↓KBSのA13スケジュールチャート、KBSサイトがまだ不通で見られないので。
23日現在もトップページはお詫びが出ているが、それ以外のページは正常に閲覧できている。直リンではすべて見ることが可能だ。
  
Posted by Hiroshi at 10:48Comments(0)受信機

2013年03月23日

3月22日ふるさとの風

1300からの9950kHzは昨日のようなことはなく通常通り朝鮮語放送から始まった。どうやら昨日は送出順序を間違えたようだ。
ジャミングも無く受信状態は良好である。1330からは日本語放送、これもよく聞こえている。1357に終了した。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、すでに1300過ぎにはジャミングが出てきた。22日、金曜日は英語放送が出ているのが分かる。
後半1400も英語放送で、ジャミングがかなり弱くなり、幾分聞きやすくなってきた。

1430の「ふるさとの風」は9950kHzのパラオ送信、信号は強く受信状態は良好である。ジャミングは全く聞こえない、22日水曜日は9日前と同じ番組、懐かしい日本の歌は「お馬」で始まっている。週6日放送されるこの時間の番組は9日毎の再放送で、新しい番組が出ることはない。
拉致問題解説は29歳で拉致された松本京子さんについて。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。2006年11月20日に11人目の拉致被害者に認定された経緯などが紹介されている。

ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、お兄さん孟さんからのメッセージは、2011年10月19日収録と、同年11月9日米子市で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民の集い」での収録、同じく12月11日東京で開催の政府主催「拉致問題シンポジウム」での訴えから。
松本京子さんの母、三江(みつえ)さんは2012年11月27日、老衰のため、鳥取県米子市内の病院で亡くなっているが、メッセージは再放送のため、母がまだ健在であることも述べている。
縫製会社に勤めていた同僚だった友人などからは、2007年の収録で、いずれも過去放送されたメッセージの使い回しである。

今日の一曲は、1978年のヒット曲、アリスの「冬の稲妻」、この番組は2012年3月27日、4月5日、14日、23日、5月2日、20日、29日、6月7日、16日、25日、7月4日、13日、22日、31日、8月18日、27日、9月5日、14日、23日、10月2日、11日、20日、29日、11月16日、25日、12月4日、13日、22日、31日、2013年1月9日、18日、2月14日、23日、3月4日、13日と同じ内容である。

1500の9975kHz、1530の9965kHzは朝鮮語放送「イルボネパラム」、ジャミングは無い、受信状態は良好である。1300の9950kHzと同じ番組が出ている。

1600の9780kHzは「ふるさとの風」、ジャミングは全く無い、ローカル局並みに強力に入感している。1430と同じ番組である。
1630に終了、またふるさとの風が出てきた、20秒出てキャリアーは切れた。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze