海外からのラジオ放送

ここしばらくVOKも停波も無く順調のようだ。ただ平壌放送だけが出ていないのは意図的にスケジュールが変更されたとみてよいだろう。2月1日以降、朝鮮中央放送の番組はすべてキャンセルされたことになる。
それ以外の言語周波数は停波することなくすべて聞こえている。ただ10日1100の7220kHzは中国語が出てこない。0950の朝鮮中央で停波したままだ。

そして9850kHzのグループの送信機もメンテナンスが終了したようで、正確な周波数に出ている。
March 10, 1100 Voice of Korea
9850.001 French
9650.005 Japanese
9344.997 Chinese
9335.000 French
7580.000 Japanese
7220 off
6185.000 French
6170.001 French
6069.994 Japanese
3249.997 Japanese
621.026 Japanese

March 10 1300 VOK
12015.000 English
11710.005 English
9850.001 Chinese
9335.000 English
9325 cancel
7570.003 English
6185.000 Chinese
6170 cancel
3250 cancel
621 cancel
6250.000 EOU, No jamming

March 10 1400 VOK
12015.000 French
11710.005 French
9850.001 Korean
9335.003 French
9325.000 Russian
7570.003 French
6185.000 Korean
6170.000 Russian
3249.997 Russian
621.023 Russian

March 10 1500 VOK
12015.000 English
11710.000 English
11545.001 Arabic
9990.002 Arabic
9335.005 English
9325.000 Russian
7570.003 English
6170.000 Russian
3249.997 Russian
621.020 Russian
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毎日北朝鮮向けに放送されているいくつかの朝鮮語放送、これらの放送局がこのほど、「北朝鮮の人権と朝鮮半島の平和を解決するには、北朝鮮政府を変えなければならない」と合同で声明を出した。

3月に入り矢継ぎ早に北朝鮮は戦争をけしかけている。子供が駄々をこねているより始末が悪い。3月5日には "朝鮮人民軍最高司令部スポークスマン声明"を使って、停戦協定を白紙化し、板門店代表部の活動を全面的に中止すると宣言した。6日には労働新聞が、 "精密核攻撃手段として、ソウルだけでなく、ワシントンまで火の海にするだろう"と脅してみたり。7日には外務省スポークスマンが "第2の朝鮮戦争を避けるのが難しくなった"とか "アメリカの核で先制打撃することができる"と脅しをかけている。

対北放送協会声明「대북방송협회 성명」は3月8日付で、北朝鮮改革放送、開かれた北朝鮮放送、自由北朝鮮放送、自由朝鮮放送が名を連ねている。

  

中国からのジャミングがオーストラリアの英語放送にもかけられているという情報は出ているが、3月8日、ABCサイトにも掲載された。
アジア向け英語ニュースが混信を受けているという音声ファイルも上がっているが、具体的な時間周波数は不明だ。これを聞く限り、ノイズジャミングではなくCNR1が混信しているのがわかる。

Radio AustraliaとCNR1が同じ周波数というのはいくつかあり、ただ単に混信しているだけのように思える。VOAやBBCに対するノイズジャミングではない。具体的にどの周波数なのか知りたいところである。もっともAIB側が非難声明を出したもので、ABCは自身が妨害されているということでもなさそう。
ましてやABCの中国語放送が妨害されているという事実はない。

実際には、AIRが妨害されているが、このことについてはAIBは全く触れていないのはなぜだ。一部報道を鵜呑みにして実際に短波放送を聴かずに情報発信しただけのようにも見て取れる。
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1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は9950kHz、台湾からの電波は強く、ジャミングは聞こえない、受信状態は良好である。
この時間9965kHzではRadio Australiaの中国語が聞こえるが、相変わらずパラオのAngel 3送信機の調子が悪くは無音がうるさい。これは中国語に対するジャミングではない。1400過ぎにはハム音は消えたが、まだ音が歪んでいる。

7日から周波数変更している「しおかぜ」、早くもジャミングが6135kHzへ出てきた。9日はそれほど強くはない、八俣からの電波も幾分弱くノイジーである。
1330は朝鮮語放送、フェージングが強く受信状態は悪い。後半1400は日本語放送、これも聞き取りはかなり困難である。

1430の「ふるさとの風」は9950kHzのパラオ送信、信号は強力である。1330と同じ番組が出てきた、受信状態は極めて良好である。
まずトピックスは2月22日の日米首脳会談、国連の安保理決議について、新たな制裁が速やかに実行されるよう働きかけることなど。
拉致問題インフォメーションは松木薫さんに因んだ曲「薫の約束」について。松木さんへの思いを綴ったミュージックボランティア（シンガーソングライター）浦田剛さんの｢薫の約束｣が流れている。この曲は2009年6月に登場している。
ニュース解説は2月25日、韓国の大統領就任演説について。

１．お母さん叶うものなら　お母さん一目だけでも逢いたい
　　お母さんあれから随分と　お母さん季節は巡り過ぎた
　　生きているうちに　何時の日か日本へ帰り
　　あなたの胸に飛び込んで　思い切り泣きたい
　　お母さんも一度食べたい　ちょぴり酸っぱいところてん

２．お母さん手紙も出さずに　お母さん僕を許して下さい
　　お母さん冷たい冬が来る　お母さん身体を大切に
　　春はまだ遠い最果ての　ここは北の国
　　誰がこの僕を連れ出して　早く逢いたい
　　お母さんそれまで元気で　薫は必ず帰ります

今週の一曲はふるさとの風コンサートから、合唱団「はもる会」による「なぎさ歩めば」「行こう　ふたたび」まず合唱団「はもる会」からのメッセージ。
『横田めぐみさんも日本にいれば、お友達と同じように恋もしたでしょう、失恋もしたでしょう。今はどんな生活をしているのでしょうか。
赤ちゃんだった息子さんと引き離されてしまった八重子さん、今どんな思いでいるのでしょうか。突然人生を狂わされてしまった方々をどうか一日も早く家族のもとへ。祈りを込めて歌わさせていただきます。』

1500の9975kHz朝鮮語放送もよく聞こえている。1529:25、9965kHzへ切り替わりスペイン語がでたが、1530:20に朝鮮語放送が始まった。

1600の「ふるさとの風」は9780kHz、台湾からの電波は強力である。ジャミングは全くない、受信状態は極めて良好、1330、1430と同じ番組が出ている。1627に番組終了、いつものBabcock Musicではなくクラシック曲が流れ1630:25に停波した。
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