ジャミングをかけつぶしにかかる中国はすべてが核心的利益、すでに短波帯は中国に埋め尽くされている。何をやってもただ見ているだけだからやりたい放題である。領海侵犯されても阻止するわけでもなくただ眺めているだけ。そのうち大挙して押しかけてきたらどうする気なんだろう。
その結果が短波放送からの撤退となって表れてきている。中国の短波放送は全く減ることは無いので、実質シェアーが大幅アップ、冷戦時代は何処へダイアルを合わせてもマヤークばかりと言われたが、今は中国語ばかりになってしまった。
一体どれほどの周波数を占有しているのか周波数リストを基に調べてみた。1900台では約90波の中国局が出ている。
そしてこの時間帯では約60波ほどがジャミングとして出ている。このうち50波が所謂火竜ジャミングと言われるもので、あとはCNR1をジャミングとして出している。少ない時間帯でもこれだけの数が出ている。しかもCNR1ジャミングは同一周波数に3波出しているのでこれだけで約30波を数える。
さらに最も多く出ている時間帯では放送波が約160波、CNR1ジャミングが約90波と3倍にも達する。
そして我が物顔でジャミングを出してくる中国、これに対抗すべく40波もの周波数で迎え撃つ台湾、この意気込みは日本では想像できない。
14日0000から0300台に確認できた周波数は、
18250、18200、17900、17450、17370、17250、17170、17100、16980、16600、16510、16250、16100、15970、15940、15900、15870、14980、14870、14800、14700、14600、14400、13920、13850、13820、13430、13270、13130、12980、12870、12670、12320、12230、11300、10960、9970
0500の15725kHz、スーダン向け放送がクリアーに聞こえだしたが、寸断している。0505過ぎには落ち着いた。15760kHzのVORと共に強力に来ている。
パキスタンが短波から撤退と言うニュースも出ているが、この15725kHzの放送はまだ出ているが一時の強さは無い、これは季節的要因による伝播状態の違いだろう。0600台もバックで出ていることだけは分かる。
1000からの12085と15740kHzは引き続き中国の横暴さが残っている。何も妨害対象の放送が無いのに、勝手に他の局にジャミングをかけている。中国の姿勢そのものがここにもある。
9月14日1130からの日替わり周波数をメモ。
さすがにこの時間では18MHz帯の周波数も落ち込んでしまった。17450kHz以下がなんとか分かる程度。
11760kHzのSOHは1258に強力なキャリアーが出てきた。CRIの英語をつぶす勢いである。1300SOHが始まった。
昨日に続き14日も1300台から7120kHzでソマリ語が聞こえている。7110kHzのビルマよりは若干弱いかな。7120kHzは1528:26に早くも止まってしまった、以降この周波数には出てこなかった。
Daily special
September 14, 2012 SOH
1130-1200 15745
1200-1230 15735 (1220-1300 firedrake)
1230-1300 9355, 15765
1300-1330 15775
1330-1400 11585
1400-1430 9980
1430-1500 15765
1500-1530 7610
1530-1600 7610
1500の7610kHzは1530に切り替わることなく一時間通しで出ていた。
モンゴルからの怪電波、7460kHzは1602:04-1603:27にキャリアのみ出ていた。
9635kHzは1659:47までベトナム語が出ている。やはり週末は一時間延長しているようだ。中国からのキャリアーはいつもの時間に出ている。1700:04にキャリアーのみ、1900;00にCNR1が出ている。9685kHzも1900:20に一瞬キャリアーが出ただけ。
2200-2230 7630
2230-2300 7610
2300-2330 7525
2330-2400 7610
more