2012年09月14日

9月14日Fri.SOH

ジャミングをかけつぶしにかかる中国はすべてが核心的利益、すでに短波帯は中国に埋め尽くされている。何をやってもただ見ているだけだからやりたい放題である。領海侵犯されても阻止するわけでもなくただ眺めているだけ。そのうち大挙して押しかけてきたらどうする気なんだろう。
その結果が短波放送からの撤退となって表れてきている。中国の短波放送は全く減ることは無いので、実質シェアーが大幅アップ、冷戦時代は何処へダイアルを合わせてもマヤークばかりと言われたが、今は中国語ばかりになってしまった。

一体どれほどの周波数を占有しているのか周波数リストを基に調べてみた。1900台では約90波の中国局が出ている。
そしてこの時間帯では約60波ほどがジャミングとして出ている。このうち50波が所謂火竜ジャミングと言われるもので、あとはCNR1をジャミングとして出している。少ない時間帯でもこれだけの数が出ている。しかもCNR1ジャミングは同一周波数に3波出しているのでこれだけで約30波を数える。
さらに最も多く出ている時間帯では放送波が約160波、CNR1ジャミングが約90波と3倍にも達する。

そして我が物顔でジャミングを出してくる中国、これに対抗すべく40波もの周波数で迎え撃つ台湾、この意気込みは日本では想像できない。
14日0000から0300台に確認できた周波数は、
18250、18200、17900、17450、17370、17250、17170、17100、16980、16600、16510、16250、16100、15970、15940、15900、15870、14980、14870、14800、14700、14600、14400、13920、13850、13820、13430、13270、13130、12980、12870、12670、12320、12230、11300、10960、9970

0500の15725kHz、スーダン向け放送がクリアーに聞こえだしたが、寸断している。0505過ぎには落ち着いた。15760kHzのVORと共に強力に来ている。
パキスタンが短波から撤退と言うニュースも出ているが、この15725kHzの放送はまだ出ているが一時の強さは無い、これは季節的要因による伝播状態の違いだろう。0600台もバックで出ていることだけは分かる。

1000からの12085と15740kHzは引き続き中国の横暴さが残っている。何も妨害対象の放送が無いのに、勝手に他の局にジャミングをかけている。中国の姿勢そのものがここにもある。

9月14日1130からの日替わり周波数をメモ。
さすがにこの時間では18MHz帯の周波数も落ち込んでしまった。17450kHz以下がなんとか分かる程度。
11760kHzのSOHは1258に強力なキャリアーが出てきた。CRIの英語をつぶす勢いである。1300SOHが始まった。

昨日に続き14日も1300台から7120kHzでソマリ語が聞こえている。7110kHzのビルマよりは若干弱いかな。7120kHzは1528:26に早くも止まってしまった、以降この周波数には出てこなかった。

Daily special
September 14, 2012 SOH
1130-1200 15745
1200-1230 15735 (1220-1300 firedrake)
1230-1300 9355, 15765
1300-1330 15775
1330-1400 11585
1400-1430 9980
1430-1500 15765
1500-1530 7610
1530-1600 7610

1500の7610kHzは1530に切り替わることなく一時間通しで出ていた。
モンゴルからの怪電波、7460kHzは1602:04-1603:27にキャリアのみ出ていた。
9635kHzは1659:47までベトナム語が出ている。やはり週末は一時間延長しているようだ。中国からのキャリアーはいつもの時間に出ている。1700:04にキャリアーのみ、1900;00にCNR1が出ている。9685kHzも1900:20に一瞬キャリアーが出ただけ。

2200-2230 7630
2230-2300 7610
2300-2330 7525
2330-2400 7610
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Posted by Hiroshi at 21:40Comments(0)Taiwan/China

2012年09月14日

9月14日MND Radio

14日の開始時刻をチェック中、ほぼ定刻に始まっている。0400台の6760kHzにはジャミングが確認できず、しかし0500の6480kHzには開始前からジャミングが出てきた。

0600の6700kHz、0700の6360kHzはジャミングなし。そして1000の6480kHzもジャミングが出てきた。1100の4740kHzも早くからジャミングに見舞われ、ほぼすべてジャミングが出たことになる。4740kHzへのジャミングが1155に止まり、4925kHzへ出てきた。6760kHzのジャミングに比べればそれほど強くは無い。

1200の4925kHz、信号は強いが、音質が悪い、パキスタンやカイロを思わせる音質で聞き取れない。
6760kHzにジャミングの出ている間は、4557kHzがクリアーに聞こえていることが多い、4740と4925kHzは5150や5290kHzと同じタイプのジャミングだが、これらの出てきたのは3560と4405kHzが止まってからのこと、関連性は不明、6760kHzのジャミングは不安定でまた1222:30に突然止まった。

「人民の声」よろめき放送は14日1340現在5911と6214.5kHz付近で聞こえている。6MHzの方が強い。

MND Radio in Korean on September 14
1* 0359:58-0441:54 4925, 6760
2* 0500:43-0540:34 5150, 6480
5* 0559:15-0633:32 4740, 6700
4* 0700:20-0735:52 5290, 6360
2* 1000:05-1040:22 5150, 6480
3* 1100:25-1150:40 4740, 6700
1* 1158:30-1240:34 4925, 6760

1* male ver. Opening music : 올래オルレ/来て!/Come ; Closing music : 사랑을 위하여サランゥル ウィハヨ/愛のために/For Love
2* male ver. Opening music : 휘파람フィパラム/口笛/Whistle ; Closing music : 우리의소원ウリエソルン/私達の願い/Our Wish
3* male ver. Opening music : 평화Pyounghwa/平和/Peace ; Closing music : 우리의소원ウリエソルン/私達の願い/Our Wish
4* female ver. Opening music : 순정/純情/Genuine ; Closing music : 보고싶다ポゴシプタ/会いたい/I miss you
5* female ver. Opening music : 평화Pyounghwa/平和/Peace ; Closing music : 우리의소원ウリエソルン/私達の願い/Our Wish

  
Posted by Hiroshi at 16:39Comments(0)S.N.Korea

2012年09月14日

9月13日しおかぜ

1300台の9950kHz、ジャミングと互角の勝負である。内容の聞き取りは十分できている。1330からは日本語放送である。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、ジャミングは出ているが、ほとんど影響は無い。良好に聞こえている。13日日木曜日は、失踪者家族からの手紙が代読されている。

2000年失踪の浜崎真嗣さんへ、お母さんの久美子さんからの手紙、
1968年失踪の屋木しのぶさんへ、妹さんの板谷春美さんから
1969年失踪の大屋敷正行さんへ、お姉さんの山口幸子さんから
1985年失踪の伊藤 克さんへ、奥さんのしづ子さんから
1960年失踪の木村かほるさんへ、お姉さんの天内みどりさんから
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの村岡育世さんから
1948年失踪の平本和丸さん、1950年失踪の平本敏昭さんへ、お姉さんの末永直子さんから
1985年失踪の下地才喜さんへ、お母さんの元枝さんから
1963年失踪の森 洋子さんへ、お姉さんの林澄子さんから
1977年失踪の布施範行さんへ、お母さんのマサ子さんから
1989年失踪の松岡伸矢さんへ、お父さんのマサノブさん、お母さんの圭子さんから
1986年失踪のMさんへ、奥さんのキミさんから
1974年失踪の大澤孝司さんへ、お兄さんの昭一さんから

1355:33に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
後半1400からも失踪者家族からの手紙が読まれている。ジャミングは全くない。

1977年5月失踪の仲里次弘さんへ、お姉さんの神山磯枝さんから
1965年失踪の藤田 進さんへ、お母さんのフミさんから
1987年失踪の西安義行さんへ、妹さんの西安圭子さんから
2002年失踪の稲田裕次郎さんへ、お母さんの智子さんから
1987年失踪のNさんへ、お母さんきよ子さんから
1961年失踪の岩佐寅雄さんへ、姪の竹川朋子さんから
1981年失踪の横山辰夫さんへ。お姉さんの浦本カツヨさんから
1988年失踪の種子雅也さんへ、お父さんの一郎さんとお母さんの資子(トモコ)さんから
1972年失踪の平山政子さんへ、お兄さんの勲さんから
1989年失踪の日高満男さんへ、お姉さんの田中恵美子さんから
1968年失踪の早坂勝男さんへ、お兄さんの勇治さんから
1990年失踪の清水桂子さんへ、お母さんの弘美さんから
1968年失踪の水島慎一さんへ、弟さんの嘉導さんから

以上の方からの手紙が代読された。1425:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。この放送は2011年6月2日、16日、30日、7月14日、28日、9月8日、22日、10月6日、21日、11月3日、17日、12月1日、15日、2012年1月19日、2月16日、3月1日、15日、4月5日、5月3日、17日、31日、6月21日、7月5日、19日、8月2日、16日、30日と同じ番組である

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングはかなり強い!、パラオの電波もそれなりに強く五分五分と言ったところかも。
懐かしい日本の歌は「チューリップ」、拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は死亡としているが、にわか死亡通知書で不審だらけ。これも死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、お兄さん市川健一さんご夫妻からのメッセージで2011年10月20日収録。中学生時代の友人などからのメッセージ2007年収録も出ている。
今日の一曲は1971年のヒット曲、トワ・エ・モワ(TOI ET MOI)の「愛の泉」、この曲は2011年6月以降今週の一曲でも使われた。

遠い北国の森 愛の泉があった
その泉の前で 二つの影は出会う
水鳥たちが遊ぶ 愛の花咲く岸部
その泉の前で 愛は結ばれる

若者は少女に 首飾りを贈った
それはそれは 二人だけの愛のしるし
二人が歌いだせば 魚たちが踊った
二人が泣いた時 泉は嘆いた

夢の中で少女は 若者の胸に
二つの二つの 白い鳥は空に消えた
遠い北国の森 愛の泉があった
今そこに残るのは 愛の首飾り

この番組は3月26日、4月4日、13日、22日、5月1日、10日、6月6日、15日、24日、7月3日、12日、21日、8月8日、26日、9月4日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze