2012年06月30日

6月30日SOHほか

今年の一つの大きな節目となった6月30日、オランダの海外向け放送RNWの短波撤退、バチカン放送のヨーロッパ・北米向けの廃止と、短波放送が大きく動いた6月である。

その6月30日もSOHと火竜ジャミングは、何ら変わることなくバンド内外を埋め尽くしている。
1230の9355kHz、音声が遅れて1239に出てきた。
1300は何処だ、見つからない、やはり15775kHzへ自爆していた。

Daily special
June 30, 2012 SOH
1130-1200 15735
1200-1230 15780
1230-1300 9355, 15750
1300-1330 15775
1330-1400 11570
1400-1430 9990
1430-1500 15765
1500-1530 7625
1530-1600 7635

7460kHzのキャリアーは出なかった。9635kHzは1700と1900にいつものように定刻のお出ましである。1900:30にキャリアーON、1900:57にCNR1が出て1901:03に停波した。

2200-2230 7590
2230-2300 7630
2300-2330 7520
2330-2400 7600
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Posted by Hiroshi at 21:40Comments(0)Taiwan/China

2012年06月30日

Vatican Radio

すでに発表されているように明日7月1日からはバチカン放送も短波中波放送を廃止する予定。はっきりしているのはヨーロッパ・南北アメリカ向けがほぼ廃止されること、それ以外のCIS、アフリカ、アジア向けなど海外からの中継放送については存続される。

Dal 1° luglio la Radio Vaticana termina le trasmissioni in onda media ed onda corta verso l’Europa e l’America

On July 1st, Short and Medium Wave broadcasts from Vatican Radio’s Santa Maria di Galeria Transmission Centre, to most of Europe and the Americas, will be suspended. These areas of the world are already well served by Vatican Radio’s local rebroadcasting partners and by widespread internet access to its services and language programming.

バチカン放送のウェブサイトでは、7月1日の特別放送の予告が出ているが、これはこれまでにも行われている、サンピエトロ広場からのミサ中継である。
0950からこれまで通りいくつかの周波数で放送が予定されている。使用される周波数は、
6075、7250、9645、11740、15550、15595、17570、17590kHzである。
Special Broadcasts Sunday 01 July 2012
Angelus at 12.00
From St. Peter's Square, the Holy Father Benedict XVI presides at the recitation of the Angelus
Live Broadcast from 11.50 a.m.

- International Sound for Central Europe on kHz 6.075 and 7.250 SW, for Central Eastern Europe on kHz 9.645 SW, for Western and Eastern Europe on kHz 11.740 SW, for West Africa on kHz 15.550 SW, for Southern Africa on kHz 17.570 SW, for the Middle East on kHz 15.595 SW, for East Asia on kHz 17.590 SW, for the Rome area on MHz 93,3 FM and via Internet on Channel 1

7月1日からのスケジュールでは、これまで中波を含め404波をリストしていたが、それが僅か177波に減少している。15MHz以上の周波数は本国送信はほとんど変化が無い。


上記アジア向けは7月1日以降も変更はない。
  
Posted by Hiroshi at 19:27Comments(0)Europe

2012年06月30日

RNWさよなら放送

ついに1947年以来続いてきたRNWの短波放送に終止符が打たれた。65年続いた短波放送がまた一つ消えた。

英語放送では最終の放送となった1900からのバチカン中継波が最も強力に受信することができた。アフリカ向けの周波数だが最後の2時間番組が始まった。周波数アナウンスの後、"Radio Nederlan'd the first 50 years"の番組から始まった。放送開始時のインドネシア語が流れていた。

1930にもこの時間出ている周波数、7425、11615、15495、17605、6065kHzがアナウンスされた。11615や17605kHzも15495kHzほどではないが結構良く聞こえている。17605kHzは1957に終了、
引き続き2000からは1400からと同じ番組、"Farewell and Thank You"が始まった。受信状態は良い、2055に"Good bye"で終了、ISとオランダ国歌が流れ2057に終了した。

UTCでは日付が変わり30日0000からは6165kHzでスペイン語放送が始まった。Boraire送信で0157迄放送されると思われるが、これがRNW最後の送信になるのだろう。

ただスペイン語放送に関してはこの6165kHzは明日7月1日まで、以降2日からは9895kHzで1100-1157に放送が続けられる。同様これまでのオランダ語放送6020kHzも0930-1000が10月28日まで出る予定である。
7月2日以降は、平日のみBoraire中継で、
0930-1000 .23456. 6020 Dutch
1100-1157 .23456. 9895 Spanish
の放送となる。
  
Posted by Hiroshi at 07:00Comments(3)Europe

2012年06月30日

6月29日ふるさとの風

このところ、1300台の9950kHzの受信状態が悪い。台湾からの電波が弱いこともありジャミングが結構耳触りである。もっともビームが1600の9780kHzとは違うので当然のことだろう。ジャミングが弱まることを期待したい。
1330の「ふるさとの風」はニュース解説から、拉致問題解説、ふるさとの声は有本恵子さんへ、お母さんからのメッセージが出ている。ジャミングが強く聞きづらい。この番組は政府対策本部のオンデマンド放送で聞けるはずだが、29日1300現在もまだアップされていない。24年度になってからさぼり気味である。
今週の一曲は1970年のヒット曲、はしだのりひことクライマックスで「花嫁」、当時の結婚式では定番の曲になった。

同じく1330に「しおかぜ」は5985kHz、こちらも早くからジャミングを出しているが放送波が強く全く影響はない。29日金曜日は英語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、29日は週一回出る番組、1330と同じである。ジャミングは出ているがほとんど気になるレベルではない。ニュース解説は6月21日の日米韓合同軍事訓練について。
拉致問題解説は、安否不明の人への北朝鮮の対応について。日本政府が死んだ人を生き返らせよと無理な要求をしていると憤慨している。
2002年に急きょ作られた死亡したという証明は信用できないと応酬が続いている。
ふるさとの声は、有本恵子さんへ、お母さんからのメッセージ。
今週の一曲は1970年のヒット曲、はしだのりひことクライマックスで「花嫁」
花嫁は 夜汽車に乗って とついでゆくの
あの人の 写真を胸に
海辺の街へ
命かけて燃えた 恋が結ばれる
帰れない 何があっても
心に誓うの

小さなカバンにつめた 花嫁衣装は
ふるさとの丘に咲いてた
野菊の花束
命かけて燃えた 恋が結ばれる
何もかも 捨てた花嫁
夜汽車に乗って
夜汽車に乗って

番組は1457に終了、後はいつものようにBabCock Musicが流されている。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze