台湾送信の9950kHzはこのところジャミングに犯されっぱなしで、受信状態が芳しくない。
これに引き換え、1330からの「しおかぜ」はほぼ月に一度の間隔で周波数を変更して、受信状態の改善を図っている。
25日に変更された5985kHz、昨日26日はジャミングが出てきたが、27日はなぜか出てこない。しかし放送開始直後の1332から出てきた、放送波が強く全く影響はない。
27日水曜日は失踪者家族友人らからの肉声メッセージが放送されている。
1982年失踪の河嶋功一さんへ、友人の新村直之さん、妹の智津子さん、お母さんの河島愛子さんから。
1982年失踪の鈴木清江さんへ、お母さんのたみ江さん、妹のとよみさんからのメッセージ。
1991年失踪の橘邦彦さんへ、お母さんの橘智子さんから。
1972年失踪の生島孝子さんへ、お姉さんの馨子さん、お母さんのウラさんから。
1977年に拉致された松本京子さんへ、お兄さんの孟さんから。
この後、1355:34に「日本政府からのメッセージ」は出ている。前半が終了、1400からも日本語放送が始まった。引き続き肉声によるメッセージが出ている。
1991年失踪の佐々木悦子さんへ、お母さんのアイ子さん、妹さんのめぐみさんから。
1971年失踪の井上克美さんへ、お母さんのイトノさんから。
1977年失踪の新木章さんへ、妹の横山木三子さん、弟の博さんから。
1979年失踪の寺島佐津子さんへ、お母さんのイツ子さん、お父さんの寺島六郎さんから。
1965年失踪の山口美好さんへ、お姉さんの津由子さんから。
1962年失踪の井上征子さんへ、お母さんのマサヱさん、妹さんの恵美子さんから。
1979年失踪の尾方晃さんへ、お母さんの美恵子さんからのメッセージ。
以上の方からの肉声による呼びかけが放送された。何もしないで甘い汁を吸っている政治家に一度でもいいから聞かせたい放送だ。1425:35にも「日本政府からのメッセージ」が放送されている。この番組は2011年6月6日、7月6日、8月3日、9月14日、10月12日、11月9日、12月7日、2012年1月12日、4月25日、5月23日などに放送されている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは9950kHzに残ったままである、受信状態は概ね良好だ。
懐かしい日本の歌は「ゆりかごの歌」で始まった、まだ新しい番組は出てこない。
拉致問題解説は曽我みよしさん(当時46歳)について。1978年8月12日夜、ひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。拉致実行犯がわかっているのに、国際手配をしたというだけで後はほったらかしである。やるだけのことはやってますよという態度を見せるだけ、要するになにもやりたくない、典型的な例だ。ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語によるメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」
胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙をながす
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに 告げようか
白い雲は 流れ流れて
今日も夢はもつれ わびしくゆれる
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
この限りない むなしさの
救いは ないだろうか
深い森の みどりにだかれ
今日も風の唄に しみじみ嘆く
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる 苦しさは
明日も 続くのか
この番組は3月29日、4月16日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、18日と同じ内容である。
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