北朝鮮の電力事情は日に日に悪化しているようで、26日はふるさとの風のジャミングまで止まってしまった。これは大歓迎だ。1300台に9950kHzの朝鮮語と日本語放送がクリアーに聞こえている。この番組は今日までの一週間同じ。
同様に、1330からの「しおかぜ」の6135kHzもジャミングは出ていない。日本語放送でニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」、2月15日に拉致被害者家族らと松原拉致担当大臣との面会などのニュースを伝えている。
続いて最近の各地における集会についての解説など、1月18日付の労働新聞の報道について。
この後、キム・ジョンナムについての解説、東京新聞記者が最近出版した本の内容などについての話。続いて救出への道コーナーはいつもの増元照明氏の話。
1352:23に「日本政府からのメッセージ」が出ている。1354:28に緊急放送のISが出て、日本への連絡用電話番号などがアナウンスされている。
後半1400からは同内容の朝鮮語放送である。引き続き受信状態は良好である。この番組は先週2月19日と同じ内容である。
1430の「ふるさとの風」は9950kHz、パラオ送信も良く聞こえている。
懐かしい日本の歌「風」で始まった。9950kHzのパラオからの電波は強力だが、ジャミングは忘れずに出してきた、しかしほとんど分からない。
誰が風を 見たでしょう
僕もあなたも 見やしない
けれど木の葉を ふるわせて
風は通りぬけてゆく
誰が風を 見たでしょう
あなたも僕も 見やしない
けれど樹立が 頭をさげて
風は通りすぎてゆく
拉致問題解説は横田めぐみさんについて、内容は今までと同じである。
当時13歳中学1年生、1977年11月15日夜に行方不明、そして20年後にマスコミが北朝鮮にいると報じ注目された。最も当時は懐疑的な見方もあり、特に社会党はでっち上げと否定に必死になっていた。その思想は今も引きずっており拉致事件解決の足かせになっている。
トップが変わっても北の態度は不変だろう、政府も、拉致被害者らも本当に何をしたら解決につながるのか分かっているのだろうかと思えてくる。
ふるさとの声は、2011年9月14日収録の横田滋さんと横田早紀江さんからのメッセージ。
今日の一曲は、2011年10月5日に開催された「拉致問題を考える国民大集会in神奈川」第2部の白鳥英美子ミニコンサートで横田ご夫妻も歌われた「おぼろ月夜」、この曲は昨年11月の朝鮮語放送、日本語放送でも放送されている。
この番組は1月31日、2月8日、17日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、この時間の台湾送信はきわめて強い。ジャミングはまったく無い、この時間31mbでもダントツの強さである。
1430と同じ番組が出ている。