海外からのラジオ放送

Voice of Indonesiaがこのところ11785kHzに出ています。

1000から英語が聞こえています。いつものことながら、周波数は9525、11785、15150kHzがアナウンスされています。
VOAの中国語は1100に始まりジャミングのかき消されてしまいます。

そのまま9525kHzに出ていたらよさそうですが、なぜちょこちょこ変えるんでしょう。ようわからん。
  

15日の9955と9930kHzは一体何だったのでしょう。

16日はまた何も聞こえません。9930kHzに出ていたWYFRもどこかへ消えてしまいました。1200-1400の9930kHzは何も聞こえませんでした。
1400からの9930kHzはKWHRです。土曜日はSOHの番組がないことからジャミングもなくクリアーです。

9955kHzも北朝鮮のスプリアスが聞こえただけです。1500からはWYFRロシア語が細々と聞こえています。  

夏にはお化けの話が付き物ですが、その話ではありません。

北朝鮮の放送設備がどんなものかは全く知りませんが、出ている電波を聞く限りではあまりよい設備とは思えません。
それは実際に出している周波数以外にもところ構わずスプリアスをまき散らしているからです。

北朝鮮の放送はスケジュール以外の周波数で聞こえればまずお化けが出ていると思って間違いないでしょう。3980kHzのKCBSや9955kHzの海外向けなど、放送バンドで聞こえたりすると勘違いをしそうです。

このスプリアスは何も放送波に限ったことではなく、朝鮮語にかけているジャミングも同様お化けをあちこちに出没させています。困ったものだ。  more

今日も北朝鮮にいる日本人に向けて家族からの呼びかけが続いています。
北朝鮮に向け日本からも一日3時間半の放送が行われています。8月15日1400のしおかぜは英語番組です。混信の中なんとか聞こえています。

日本からの北向け放送が海外のDXサイトなどで、地下放送扱いされているのはこの放送の趣旨が理解されていないことからでしょう。この世界でも外交努力の無策、蚊帳の外に置かれています。

一方韓国からの放送は日本のそれとはまったく趣旨を異にしています。日本の放送は拉致被害者救出を目的としています。韓国の放送は宗教局と政権打倒の性格を帯びています。こうなると宗教番組以外は地下放送扱いになるのでしょう。

こうした特定地域向け放送をすべて地下放送扱いにすれば、WHRやAWR、BVBNなどから出ている朝鮮語番組も地下放送にしないと整合性を欠くことになります。

Broadcast to the North Korea 北朝鮮向け放送一覧 As of August 15

＊ Furusato no Kaze ふるさとの風
1333-1357(12.4.6) 9585(Japanese) via TWN
1430-1500 11775(Japanese) via DRW
1600-1630 9780(Japanese) via TWN
＊ Nippon no Kaze　日本の風
1333-1357(..3.5.7) 9585(Korean) via TWN
1500-1530 11690(Korean) via DRW
1700-1730 9820(Korean) via TWN

＊ JSR Shiokaze しおかぜ
1400-1430 6015(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM
2030-2100 6045(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM

＊ Free North Korea Radio 自由北朝鮮放送
1000-1100 9490 via TWN
1400-1600 9980 via DB
1900-2100 7530 via DB

＊ Open Radio for North Korea 開かれた北朝鮮放送
1300-1400 11510 via ERV
2100-2200 9950 via ERV

＊ Radio Free Chosun 自由朝鮮放送
1200-1300 11540 via TWN
1545-1615 11570 via TWN

＊ CMI:Voice from the Wilderness 広野の声
1300-1400 11640 via IRK
1900-2000 6075 via P.K(BVBN) New Aug.14, 15 only

＊ North Korea Reform Radio 北朝鮮改革放送
1300-1330 9940 via TWN

＊ VOF Voice of Free Radio　自由の声放送
1600-1630 11640 via ERV  

やはりいろいろやっているらしく、15日は9955kHzは1050に開始しました。

ところが1200から9930kHzにも出てきました。確かWYFRが出ていたはずだが、この時間KWHRは12130kHzにいます。
15725kHzが1200に終わりその後でてくるのかもしれません。

先月下旬から出ているTHWHとアナウンスのあるWHRIは2本の周波数で試験放送を行っているようです。

August 15
9930kHz
0800-1200 KWHR
1200-1400 THWH-WHRI
1400-1800 KWHR

9955kHz
1000-1500 THWH-WHRI

12130kHz
1200-1400 KWHR

15725kHz
1000-1200 THWH-WHRI  more

予想していた通りあれこれやらせが出てきています。
そこまでしなければメンツが保てなかったのでしょう。

開会式でのやらせ
・開会式の打ち上げ花火は最後の一発が実際に打ち上げた本物で、あとはすべてCG映像、事前に録画した映像だった。
・後半にうたわれた革命歌は容姿端麗な人を登場させた口パクだった。しかもこの歌、毛沢東をたたえるために新中国誕生後　につくられた歌、改変され毛沢東の歌詞こそなかったが、ふさわしくない曲。
・５６民族の子供たちが、それぞれの衣装で登場したが、すべて漢民族が民族衣装を着ていた。
競技では
・中国が登場しない競技場で、正しい応援マナー通りの行動をとり、さっと引き上げる黄色のTシャツ応援団を動員している。
・中国体操女子代表の３選手が余りにも若すぎると年齢詐称疑惑。
・バドミントンでは年齢どころか性別まで詐称してる？。まさか。

この先またどんなやらせが発見されることでしょう、オリンピック終了後にも楽しみが増えてきます。
  

14日、1900-2000に6075kHzで朝鮮語が強力に聞こえていました。

どこかで聞き覚えのある番組でした。北向け放送として出ている宣教放送と同じです。番組はCornerstone Ministries International制作のようですが、BVBN-Bible Voice Broadcastingが放送しています。

CMIの番組は1300-1400にロシア中継で出ていますが、これはBVBNがロシア中継で出していることになります。英語での局名はVoice from the Wildernessになろうか。

6075kHz、2000の終了部分のアナウンスです、  

ヨーロッパ方面のコンディションが良く、6MHｚ帯がよく聞こえています。

6145kHzで1900台フランス語が聞こえています。イギリス送信のKBSでした。
6155kHzのORFは常連局でしょう。1800台も国内向け放送を中継しています。
6165kHzはクロアチア放送、1900から5分間のドイツ語ニュースも強力に入感しています。
6175kHzはR.Poloniaのウクライナ語でした。1830からこれが一番強く聞こえています。
6185kHzでもドイツ語が聞こえています。イギリス中継のRTIでした。1900-2000の放送。  

多分9日から聞こえなかった9955kHzですが、13日は1000過ぎから協力に入感していました。
この9955kHzに関しては海外からの情報も少なく、詳細はわかりません。パラオ諸島から出ていると見るのが妥当のようです。

FCCの認可がないことから正式なアナウンスが出せない、出ないようにも見えます。FCCやHFCCリストにもあるように9955,15725kHz共にパラオのKHBNの登録しかされていません。

WHRのウェブサイトも11日から更新中の様子がうかがえますが、まだ従来のままです。Menu表示が少し変です。
  

放送中断は少しも珍しいことではありません。

12日1430の11775kHzはコンディションもよく良好に聞こえていましたが、1449から約4分間送信が中断しました。当然その間番組は飛んでしまいました。
今週の一曲が始まった直後までの停波です。この分ちゃんと電波料は返してもらわなくては。

しおかぜの6015kHzは12日は朝鮮語番組でした。やはりジャミングが気になります。北朝鮮も実際に目に見えることから行動を起こしてほしい。そう、ジャミングをまず止めなさい。

2030の6045kHz朝鮮語番組はジャミングの影響もほとんどわからず強力に聞こえていました。