2008年08月17日

ビルマ民主の声

ビルマの軍事政権に反旗をひるがえしているのがこの放送局。衛星テレビとラジオ放送を24時間行っています。
独裁国家の放送局では伝えない、伝えられない西側の情報をRFA並みに放送しています。そのうち2時間を短波放送でも流しています。

今ではほとんどの地下放送局と言われるものがすべて所在が明らかになっています。一つには送信する放送局側が情報公開をしているからです。

この「ビルマ民主の声」もマダガスカル、アルメニア、ドイツから送信されていることが知られています。そして番組の中では連絡先として日本の住所もアナウンスされています。
それだけにその筋からの攻撃もあり、DVBのウェブサイトも8月のあたま2週間ほど不通になっていました。
日の出が遅くなり、2330の9490kHzも聞こえるようになりました。

Democratic Voice of Burma
1430-1530 15480ARM 17625MDC
2330-0030 9490D

そこで働く東京特派員の記事が先日の毎日新聞に載っていました。
ひと:ティンアウンさん 「ビルマ民主の声」東京特派員
 民主化運動のデモに学生仲間と参加していた1988年9月、ミャンマーの当時の首都ヤンゴン市内の路上で、軍事政権の治安部隊から無差別発砲を受けた。20メートルほど離れたビルの陰に隠れたが、友人の一人は胸を撃たれ、路上に倒れた。右手を上げ、訴えるような目つきで助けを求めながら、そのまま目を閉じた。身がすくみ、ビルから飛び出すことができなかった。

 デモ仲間が次々に投獄され始めたため、タイを経て91年に日本に渡った。アウンサンスーチーさん率いる国民民主連盟の日本支部創設にかかわり、01年からはノルウェーに本部を置く放送局「ビルマ民主の声」(DVB)の東京特派員として記者の仕事を始めた。

 自宅は西東京市の6畳一間のアパート。午前4時に起き、池袋でオフィス清掃の仕事をした後、新橋の飲食店で午後3時ごろまで働く。「記者」を始めるのは夕方だ。国会議員や在日ミャンマー人らを取材し、ビデオ撮影した映像を自宅のパソコンで編集、本部にメールで送る。報酬は1カ月3万円前後だ。

 昨年のデモ弾圧、今年のサイクロン被害。祖国の悲しいニュースが続く。「いつの日か、民主化にわく国民の喜びの声を取材したい。その日まで絶対にあきらめない。死んでいったあの友の目が今も私を見つめている」

 【経歴】ティンアウン(Htin Aung)さん ヤンゴン生まれ。ヤンゴン大数学科卒。昨年結婚したミャンマー人の妻は、冬に出産予定。
  
Posted by Hiroshi at 14:37Comments(0)Asia/Oceania

2008年08月17日

6075kHz聞こえません

どうしたのでしょう、14日に聞こえていた6075kHzのBVBNの宣教放送が出てきません。

試験放送だったのでしょうか。BVBNのウェブサイトを見たらNo Episodes currently availableとありました。
これから始めるのかもしれません。それとも番組内容がふさわしくなかったのですぐに止めたとか。てなわけないよナ。

16日2030の6045kHzのしおかぜは朝鮮語です。ジャミングはありますが、まあまあ聞こえています。  
Posted by Hiroshi at 05:30Comments(2)S.N.Korea

2008年08月17日

エチオピアとエリトリア

放送で使われている言葉が理解できないことから、聞こえていても局名がわからない。
そんなジレンマに悩まされるのが紛争地域からの放送です。

16日もよく聞こえています。1500から8000kHzで聞こえるのはエリトリアのようですが、確認が取れません。ただ言えることは7175kHzとパラで聞こえること。1730まで聞こえていました。
しかし数十Hz低くもう一局聞こえることがあります。このエリトリアと思われる局を妨害しているのでしょうか。

5990、7110そして9704kHzの3波がパラで聞こえています。この局もIDがわかりにくく確認が難しい、しかし周波数から見てエチオピア放送に間違いないでしょう。

5950kHzでも1900終了の局が聞こえています。弱いながらも6170kHzとパラになっているのがわかります。ということはVoice of Tigray Revolution、1500の開始時を聞くとわかりやすい、しかし5kHz上の北京放送が強すぎます。Dimtsi Woyane TigrayのIDが聞き取れます。
  
Posted by Hiroshi at 04:55Comments(1)Africa/ME

2008年08月17日

English on 11785kHz

Voice of Indonesiaがこのところ11785kHzに出ています。

1000から英語が聞こえています。いつものことながら、周波数は9525、11785、15150kHzがアナウンスされています。
VOAの中国語は1100に始まりジャミングのかき消されてしまいます。

そのまま9525kHzに出ていたらよさそうですが、なぜちょこちょこ変えるんでしょう。ようわからん。
  
Posted by Hiroshi at 00:18Comments(0)Asia/Oceania

2008年08月17日

9955kHz聞こえません

15日の9955と9930kHzは一体何だったのでしょう。

16日はまた何も聞こえません。9930kHzに出ていたWYFRもどこかへ消えてしまいました。1200-1400の9930kHzは何も聞こえませんでした。
1400からの9930kHzはKWHRです。土曜日はSOHの番組がないことからジャミングもなくクリアーです。

9955kHzも北朝鮮のスプリアスが聞こえただけです。1500からはWYFRロシア語が細々と聞こえています。  
Posted by Hiroshi at 00:10Comments(2)Americas