2015年09月18日

Radio Japan

日本時間18日午前3時、津波情報が発表されたのを受け、Radio Japanの日本語放送は通常の番組をやめ、津波の情報についてのお知らせだけを延々と繰り返している。

「太平洋の津波の情報についてお伝えします。
太平洋でマグニチュード7.6以上と推定される大きな地震がありました。
ハワイの太平洋津波警報センターは、太平洋で津波が発生する可能性があると発表しました。
沿岸の国では気象・防災機関の情報に注意してください。」

13650、11910、9625kHzは全時間津波情報だけで占められた。

その後18日0155UTC開始の15195、15325、17810kHzも引き続き同じ内容を繰り返しているだけ。0200時報の後はニュースに戻った。0210以降再び津波情報の繰り返し。



  
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2015年09月11日

NHKTVネット同時配信

これまでもNHKは大規模災害などの発生時には総合テレビをインターネット回線で同時放送を行っている。今回も首都圏の番組をニュースに限り同時配信を行っている。

ニュースに限らず全番組を流してもおかしくないはずだが、その辺はいろいろ利害関係があり簡単にはいかないようだ。しかしようやくインターネット同時配信の検証実験を10月以降から始める。

受信可能な端末は、スマホ、タブレット、パソコンで、NHKの受信契約をしている人に限られる。「NHKネットクラブ」のプレミアム会員に登録した人が対象ということになる。
今月末ごろから検証実験参加者を募集する予定である。

NHK総合テレビのインターネット同時配信検証実験は10月19日から11月15日までの4週間を予定している。
放送時間は午前7時から午後11時までの一日16時間以内、番組内容によっては同時配信できない場合もあるとか。

ラジオ放送はすでにインターネット放送が同時配信されているが、これもIPアドレスなどを取得し、日本国内に限り聞くことができる。セキュリティを強化したパソコンでは起動するたびに承諾を求めるなどすんなりとは聞かせてくれない。



  
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2015年09月06日

NHK第一連続放送休止

今年度、平成27年度夜間連続放送休止が、ラジオ第一放送はJST9月7日から14日まで実施される。これは全国のNHK放送局で行われる。一部地域では12日は放送される場合もある。

総合テレビやFM放送は9月27日から10月8日まで実施される。これらは年明けの3月7日からラジオ第一、2月1日からは総合テレビとFMでも行われる。

放送設備の保守、点検、整備作業のため連続して夜間放送を休むのは、
札幌、秋田、長野、高松、福岡、金沢、新潟、山形、徳島、大阪、名古屋など各NHK放送局。
いずれの場合も緊急放送の際は作業を中止し、放送が再開される。

9月6日、日曜日の日本語放送「希望の灯」は予告通り、先週より一時間早く1130から21480kHzで始まった。1127にキャリアー出しており、15分前の英語番組は出ていない。
Eternal Good Newsはこれまで通り1215-1230に放送された。

  
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2015年08月23日

近隣諸国放送研究フォーラムから

第37回近隣諸国放送研究フォーラムの一般公開が8月23日に開催された。その様子はアジア放送研究会のFace bookにもみることができる。
いくつかの講演の中で、やはり注目は「朝鮮半島の電波戦最新事情」、緊張続く朝鮮半島の最新事情の詳細が良く分かった。
8月10日から再開されたとされる「拡声器放送」、いうまでもなくこの放送、短波では2014年5月1日から6135kHzにも出ている「自由の声放送」である。

拡声器放送再開前は、0300-0500、0800-2000、2100-2400のスケジュールだった。これまでの現地調査では放送時間と番組構成が大きく変更されているとの報告があった。
現在判明しているスケジュールは、0300-0800、0900-1400、1600-2100とのことである。これまでもチェックはしているがいかんせんジャミングにつぶされており、ここでは全くお手上げである。

短波放送はジャミングでつぶす方法はあるが、拡声器放送はその手立てもなく、長時間の放送にはうるさくて心理的に参ってしまうらしい。緊張続く朝鮮半島の電波戦はとどまることがない。


  
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2015年08月17日

東海ラジオ92.9MHz

8月17日、FM92.9MHzで強力な電波が、そう、東海ラジオがこんなところにも現れた。
FM補完中継局で三国山から7kWで送信されている。AM1332kHzと完全にパラレルである。



もちろんCBCラジオも93.7MHzで強力に入感していますよ。こちらも1053kHzと完全にパラです。ただCBCは時々無音になる時間もありました。
0604UTCに約一分間停波、その後も無音、停波が頻発。


両局ともFMなどのアナウンスはなく、中波とのサイマル放送である。ただ番組内では本放送開始に向けたFMイベントの案内が告知されている。

テスト放送初日は1000UTCに終了した。
  
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2015年05月20日

NHK国際放送80年

国際放送開始から80年を迎えたNHKは記念冊子を編纂している。この内容はすでにウェブサイトでも公開されており周知のとおりである。

A4版76ページの冊子である。英語版の冊子は7月に発行される予定。

  
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2015年04月01日

R.Japan 11790kHz

Radio Japanの短波放送は例年通りで、放送時間などの増減はない。
長年使っていた11710kHzをやめ11790kHzでロシア語と日本語放送が出ている。これで0700の日本語放送もCRIとの混信が無くなった。
ところがこの周波数、海外ではこれまで通りの11710kHzだと書いている。その根拠はA15のPDFファイルが別にも存在していたから。これには、0100のヒンディーは11590kHzと正しく載っている。

一方NHKのウェブサイトにあるファイルは、4月1日現在このヒンディー語が9820kHzになっている。まあこんなことはどこの局にもあること。



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2015年01月17日

NHK海外情報発信強化に関する検討会

すでに昨年8月から行われているこの検討会、各分野の人たちの様々な意見交換がなされているようだ。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/kaigaijoho-hasshin/index.html

詳細は各議事録にもあるとおりだが、ある人の意見がこの議事録から削除されているとか。しかし15日のラジオ番組で自身の答弁が削除されているとして抗議をし復活しているということも話していた。「新しい形の国際放送の創設を検討」、約一時間弱の番組のうち下記の23分40秒から。

http://www.youtube.com/watch?v=n7Xny0NFWNk&feature#t=23m40s

検討会の内容は海外テレビ放送の更なる強化が主なもので、いまさらラジオ放送を強化する意図はなさそう。CCTVの世界制覇に少しでもNHKが食い込もうと必死になっている。労組が強い組織でどこまでのことができるのか、この辺りは総務省も心してほしいところである。NHK World TVではなくJAPAN World TVを新たに作ってもよさそうな雰囲気である。
  
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2014年12月13日

対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム

13日土曜日、0430から15740kHzでシンポジウムの模様が生中継される。IBBのモニターは先週から15470kHzが記載されていたが、12日付のスクリプトから正しい15740kHzに修正されている。
台湾送信の15740kHzは0430から0800までが予定されている。以下そのモニタースクリプト。
......S 04:32:01 S GOJ JAPA 15740 AM TAI 19 MP4
......S 05:02:01 S GOJ JAPA 15740 AM TAI 19 MP4
......S 05:32:01 S GOJ JAPA 15740 AM TAI 19 MP4
......S 06:02:01 S GOJ JAPA 15740 AM TAI 19 MP4
......S 06:32:01 S GOJ JAPA 15740 AM TAI 19 MP4
......S 07:02:01 S GOJ JAPA 15740 AM TAI 19 MP4
......S 07:32:01 S GOJ JAPA 15740 AM TAI 19 MP4

シンポジウムは0700までの予定だが、長引くことを予想し、中継時間を0800まで確保している。
0422、15740kHzに強力なキャリアーが出てきました。0430あの人の声で開始予告のアナウンス、先日と同じ「田園交響曲」が流れだした。
0433にシンポジウム開始、短波で同時中継されていることも司会者が述べているが、周波数を15470kHzと間違ってアナウンスしている。今日の台湾送信も平均して音声レベルが低い。
「しおかぜ」の紹介の中では0452に15740kHzをアナウンスしていた。
0557から休憩十分間。
質疑応答の中で、0639に山下氏からの質問。最近始まった中波の「自由コリア放送」について質問していた。脱北者からの質問は短波よりもちゅはで放送してほしいという要望。0645次のセッションへの準備、しばし休憩、ここでまた田園。

0650続いて拉致被害者家族などからの訴えが述べられている。飯塚繁雄、有本明弘、平野文子、増元肇さんからのメッセージ。0700から「しおかぜ」の公開収録。「家族の絆、きっと助けてあげる」、藤田進さんの弟さんからなどのメッセージ。

続いて参加各ラジオ放送局代表の締め。しおかぜは出力を300kWにしてよりジャミングに打ち勝つ放送をしたいと要望。ふるさとの風は中波放送の要望について、技術的、制度的、費用の面から検討する必要はあると否定的な発言。
0730すべての行事を終了した。

シンポジウム開始から終了まで、3時間弱の模様を15740kHzで収録したファイルがここにある。
http://blogs.yahoo.co.jp/ndxcjp/12822609.html
  
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2014年11月18日

対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム

11月17日の「ふるさとの風」でも紹介された政府主催のシンポジュウム、対策本部のウェブサイトから。

対北朝鮮ラジオ放送をご存知でしょうか。
政府主催「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」
ー北朝鮮の人権問題・拉致問題とラジオ放送の役割ーを開催します
 皆さん、対北朝鮮ラジオ放送をご存知でしょうか。
 現在、日本政府拉致問題対策本部をはじめ、日本、米国、韓国の各団体が北朝鮮に向けてラジオ放送を行っています。
 各放送では、拉致被害者などへのメッセージ、北朝鮮関連ニュースや解説、関係者へのインタビュー、日本や韓国の歌などを、基本的に毎日送信しています。
 本シンポジウムでは、日米韓の主要放送局を一堂に集め、それぞれの活動状況について紹介するとともに、今後の対北朝鮮ラジオ放送のあり方や、北朝鮮人権問題における対北朝鮮ラジオ放送の役割等について話し合いたいと思います。(なお、当日の様子は、生放送として、北朝鮮に向けライヴ送信されます。)
 本シンポジウムは、普段なじみの薄い対北朝鮮ラジオ放送について理解を深めるとともに、日頃から北朝鮮問題の第一線で活躍されている方々の生の声が聞ける貴重な機会となるでしょう。多数のご参加をお待ちしています。

ラジオシンポジウムの概要は以下のとおりです。資料はこちら

開催日時
  平成26年12月13日(土)13:30~16:00 短波15150kHzで同時送信
主催
  政府拉致問題対策本部、法務省
場所
  新宿住友安田生命ホール
  (東京都西新宿)
入場料
  無料   ※入場には事前申込が必要です。
  入場申込はこちら(先着順)

参加予定ラジオ放送局
  ・拉致問題対策本部「ふるさとの風」(日本)
  ・特定失踪者問題調査会「しおかぜ」(日本)
  ・自由アジア放送(RFA)(米国)
  ・米国の声(VOA)(米国)
  ・自由北朝鮮放送(韓国)
  ・北朝鮮改革放送(韓国)
  ・開かれた北朝鮮放送(韓国)
  ・自由朝鮮放送(韓国)

  
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