第37回近隣諸国放送研究フォーラムの一般公開が8月23日に開催された。その様子はアジア放送研究会のFace bookにもみることができる。
いくつかの講演の中で、やはり注目は「朝鮮半島の電波戦最新事情」、緊張続く朝鮮半島の最新事情の詳細が良く分かった。
8月10日から再開されたとされる「拡声器放送」、いうまでもなくこの放送、短波では2014年5月1日から6135kHzにも出ている「自由の声放送」である。
拡声器放送再開前は、0300-0500、0800-2000、2100-2400のスケジュールだった。これまでの現地調査では放送時間と番組構成が大きく変更されているとの報告があった。
現在判明しているスケジュールは、0300-0800、0900-1400、1600-2100とのことである。これまでもチェックはしているがいかんせんジャミングにつぶされており、ここでは全くお手上げである。
短波放送はジャミングでつぶす方法はあるが、拡声器放送はその手立てもなく、長時間の放送にはうるさくて心理的に参ってしまうらしい。緊張続く朝鮮半島の電波戦はとどまることがない。