22日は例年通りハムフェアーが開催された。午後からの講演では当初予定されていなかった「ふるさとの風」と「しおかぜ」の北朝鮮向け放送についての話もあった。無関心だった人にはこの放送の意義が少しは伝わったのかもしれない。BCL的には、政府の放送がパラオや台湾送信、民間団体の放送が八俣からという理由も理解できたかも。
その八俣送信、特定失踪者問題調査会の村尾建兒専務理事が、「しおかぜ」の周波数変更については、NHKが頑としていうことを聞かず、実現不可能。一民間団体がとやかく言うな、送信しているだけでもありがたいと思えという態度に終始していると怒り心頭。
1330の「しおかぜ」は6020kHz、21日とは打って変わり八俣の信号も強く受信状態は良好である。きのうから「しおかぜコンサート2015夏」の再放送が始まっている。24日まで放送される。このあと1600からの5985kHzはさらに信号は強く、強力なPipジャミングが1504過ぎから垂れ流しを始めているが、それをものともせずクリアーに聞こえている。
1曲目「八重波」
2曲目「きんもくせい」
3曲目「海峡いつ逢える」
4曲目「母は悲しい」
5曲目「愛しいき子よ」、1358:16と1628:16に「日本政府からのメッセージ」が出ている、引き続き後半の番組。
後半1400、あるいは1630からは、
6曲目「あなたを忘れない」、2013年、政府主催「ふるさとの風コンサート」に出演した「あなたを忘れな いを歌う会」の皆さんで。
7曲目「祖国」
8曲目「青結 Blue Ribbon」
9曲目「本当のあなた」
10曲目「空と海の向こう」
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオ送信は強い、懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2015年3月5日収録である。23歳で拉致された修一を返せと切実なメッセージである。続いてお姉さん市川龍子さんから2014年3月12日収録のメッセージ、拉致されているのが分かっていながらなぜ助け出さないのかと訴えている。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は無し。この番組は2015年6月2日、11日、7月8日、17日、26日、8月4日、13日と同じである。