2015年08月22日

しおかぜコンサート2015夏

1300台の9950kHzはジャミングもなくクリアーに聞こえている。拉致問題インフォメーションから、7月31日総理官邸で開かれた第7回政府与野党拉致問題対策機関連絡協議会から安倍総理の挨拶が代読されている。拉致問題解説は拉致を排除できない事案について日本政府の対応について、政府認定の17人以外にも拉致の可能性が排除できない多くの人がいるとの前提に立って情報収集などを行っているとしている。特定失踪者についても述べている、特定失踪者問題調査会が毎日短波6000kHz付近で放送していることも紹介している。
ふるさとの声は横田めぐみさんのお母さん横田早紀江さんからのメッセージ、2015年2月23日に収録した音声。今週の一曲は1971年のヒット曲加藤和彦作曲、北山修作詞の「あのすばらしい愛をもう一度」、一年ぶりの登場である。朝鮮語放送は今週の一曲はなし。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、きょう21日からまた「しおかぜコンサート2015夏」が始まった。これは8月14日以降放送されたものと同じである。八俣の電波が弱く受信状態は極めて悪い。ほとんど聞き取り不可能である。同波のベトナム語が出ているのがわかるほどだ。ジャミングも6020と6015kHzからのダブルパンチである。
1428:42に「日本政府からのメッセージ」が出ているのが聞き取れた。8月24日まで再放送される。


1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない。懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始。拉致問題解説は有本恵子さんについて、1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声はお父さん有本明弘さんから、2014年12月13日に開催された「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録されたもの。
お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージは、新しく2015年3月の収録。続いて2015年4月26日東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した明弘さんの訴えがでている。今日の一曲はない。この番組は2015年6月1日、10日、19日、7月16日、25日、8月3日、12日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、1500代の朝鮮語放送とともに受信状態は良好である。ジャミングもほとんどわからない。

これに引き換え、1600の「しおかぜ」は八俣からの電波が弱く、1330の6020kHz同様受信状態は悪い。強力なCRIスワヒリ語につぶされている。しおかぜコンサートならぬ、スワヒリ語コンサートである。
1330の周波数はほぼ毎月変更するが、なぜかこの1600の周波数は変更しない、なぜしないのか理解に苦しむが、ただ単に事務的処理をやりたくないだけのようだ。
いまさら短波放送なんかどうでもいいということなのだろう。
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