1300代の9950kHzは比較的ジャミングも弱く、朝鮮語、日本語放送ともに受信状態は良好である。424週最後の放送である。拉致問題インフォメーションから、7月31日総理官邸で開かれた第7回政府与野党拉致問題対策機関連絡協議会から安倍総理の挨拶が代読されている。続いてニュース解説は「8月15日朴槿恵大統領の演説」について。14日の安倍総理の談話を受けての演説、概ね好感との意見だがすんなりはいそうですとは言えない胸の内。未来永劫、永久に謝罪しないと気が済まない考え、捏造国家韓国の体質はいつまでも変わらないようだ。
拉致問題解説は拉致を排除できない事案について日本政府の対応について、政府認定の17人以外にも拉致の可能性が排除できない多くの人がいるとの前提に立って情報収集などを行っているとしている。特定失踪者についても述べている、特定失踪者問題調査会が毎日短波6000kHz付近で放送していることも紹介している。
ふるさとの声は横田めぐみさんのお母さん横田早紀江さんからのメッセージ、2015年2月23日に収録した音声。今週の1971年のヒット曲加藤和彦作曲、北山修作詞の「あのすばらしい愛をもう一度」、一年ぶりの登場である。朝鮮語放送は今週の一曲はなし。すでに書いたように、最後の周波数アナウンスはただ時間だけだったのが、「日本時間2230から・・」と日本時間が追加されている。
1330の「しおかぜ」は6020kHz、昨日同様ジャミングは弱くほとんど影響はない。今日も特別番組「しおかぜコンサート2015夏」の再放送である。あす24日まで放送される。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえない。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2015年3月に収録された、お兄さん松本肇さんからのメッセージ。
続いて2015年4月26日「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」から松本肇さんの訴え。 当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人二人からは、2007年の収録で、同級生矢倉修さんからも、これは過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、意図しないで旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。この番組は2015年6月3日、21日、30日、7月9日、18日、27日、8月5日、14日と同じ内容であるが、最後の周波数アナウンスに日本時間が追加されている。これは8月17日からすべての放送に適用されている。