海外からのラジオ放送

ちょっと事情があり、10日から山にこもっています。ようやくネットのできる場所まで下りてきましたので少しだけ。
既に情報が出ているように、パラオからあのトムさんThe Overcomer Ministriesが出てきました。当然強力でどんな山奥でも聞こえています。

0700からの9955kHzの放送は、日本政府の北朝鮮向け短波放送1430-1600の日本語・朝鮮語と同じ送信機から出ている。同時刻、WRMIからも同じ番組が出ておりダブって聞こえる時もある。
しかし1600からの9955kHzと0100の放送は17800kHzのABCや11925kHzのNHKが出ている送信機と同じである。以前はRFAが出ていた送信機で、空き時間になっていたのがまた動き出したようだ。

The Overcomer Ministries : January 11~
0100-0300 15680 via PLW Angel 4
0700-0800 9930 via PLW Angel 3, 11565 Angel 2
0700-1100 9955 via PLW Angel 5
1500-1800 9930 via PLW Angel 3
1600-1800 9840 Angel 2
1600-1900 9955 via PLW Angel 4, 17705 Angel 6
1800-2030 17610 Angel 1
2000-2100 9840 Angel 2
2200-2300 9840 Angel 2

実際に出ているのは上記のようだ、DXMixNewsとは若干違うようだが。
  

年末から日替わり周波数で放送しているVOAのチベット語、連日のチェックで毎週同じ周波数を使っていることが確認できた。日替わり周波数へのジャミングも「西蔵之声」並みに早くなり、放送開始後3~10分ほど後に、前日使用した周波数から移動している。

VOA Tibetan
0000-0100 9645
1...... 5760
1.....7 7595
.2.4.6. 5750, 7580
..3.5.. 5770, 7570
......7 5805

0300-0400 17860, 15560
1...... 21585, 21735
.2.4.6. 21615
..3.5.. 21630
......7 21600, 21795
.2..... 21745
..3.... 21755
...4... 21765
....5.. 21775
.....6. 21785

0400-0500 17860, 15560
1...... 21595
.2.4.6. 21610
..3.5.. 21620
......7 21640

0500-0600 17860, 15560
1...... 21790
.2..... 21780
..3.... 21770
...4... 21760
....5.. 21750
.....6. 21735
......7 21670

1400-1500 9670
1.....7 11880, 15705, 17755
.2..... 15680, 17770
.2.4.6. 11890
..3.5.. 11910
..3.... 15670, 17790
...4... 15605, 17810
....5.. 15590, 17830
.....6. 15785, 17860
......7 15745, 17880

1600-1700 7570, 7560
1......11850
.2.4.6. 11880
..3.5.. 11860
......7 11720
  

ロシアの声が大きく変動したことから、外国局の中継にもいくつかの変更が見られる。
これまで5955kHzに出ていたTWRは全く聞こえなかった。これは同波のCRIがあまりにも強すぎたため。このIrkutskからのTWRは1245-1530に出ていたが、12月29日以降3つの周波数に分割され、且つアルメニア送信に変更された。どの周波数も混信もなく何語だかよくわからないインド方言が出ている。

TWR India
1245-1345 9790erv, ex.5955irk
1345-1500 9925erv, ex.5955irk
1500-1600 9670erv, ex.5955irk

TWR Indiaサイトにはスケジュールが掲載されているが、短波の放送は1530までしかない。12月29日から1530-1600に出ている使用言語がよくわからない。
現在放送されている以下の言語が載っている。

  

中国の執拗なまでのジャミングで全く聞くことの出来ない西蔵語放送だが、RFAに次いで、VOAもすべての時間帯で日替わり周波数での放送を行っている。
確認できたのは12月25日1400以降の放送から。今のところ新しい周波数はほぼクリアーに聞こえている。ジャミングはこれまでの周波数に垂流しである。こう頻繁に周波数を変えられては聞く方は戸惑ってしまう、どれだけの人に聞かれているのだろうか。

基本的にRFAもVOAも自由な報道をしているはずだ、NTは別として日本のメディアのように自国の悪口はまず伝えない。日本人であればことあるたびに神社仏閣にお参りするのは当たり前。当たり前のことをして文句を言う日本のテレビ新聞はもはや中国と朝鮮半島の代弁者に成り下がってしまった。中でもTBSの報道は実に素晴らしい、靖国に参るより、南京虐殺記念館に参ってほしいとまで言っている。まさに中国の意向そのものを伝えている。日本ではまず伝えられることのない西蔵の現状がこれらの放送からは見て取れる。

0300からのチベット語は4波が出ている。

VOA Tibetan, December 28 Saturday
0000-0100 9645, 7595, 5805
0300-0400 21795, 21600, 17860, 15560
0400-0500 21640, 17860, 15560
0500-0600 21670, 17860, 15560
1400-1500 17880, 15745, 11870, 9670
1600-1700 11720, 7570, 7560

December 29 Sunday
0000-0100 9645, 7595, 5760
0300-0400 21735, 21585, 17860, 15560
0400-0500 21595, 17860, 15560
0500-0600 21790, 17860, 15560
1400-1500 17755, 15705, 11880, 9670
1600-1700 11850, 7570, 7560

December 30 Monday
0000-0100 9645, 7580, 5750
0300-0400 21745, 21615, 17860, 15560
0400-0500 21610, 17860, 15560
0500-0600 21780, 17860, 15560
1400-1500 17770, 15680, 11890, 9670
1600-1700 11880, 7570, 7560

December 31 Tuesday
0000-0100 9645, 7575, 5770
0300-0400 21755, 21630, 17860, 15560
0400-0500 21620, 17860, 15560
0500-0600 21770, 17860, 15560
1400-1500 17790, 15670, 11910, 9670
1600-1700 11860, 7570, 7560

January 1 Wednesday
0000-0100 9645, 7565, 5750
0300-0400 21765, 21615, 17860, 15560
0400-0500 21610, 17860, 15560
0500-0600 21760, 17860, 15560
1400-1500 17810, 15605, 11890, 9670
1600-1700 11880, 7570, 7560
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日曜日のお楽しみ番組、先週に続き29日もHappy Station Show特別番組が放送される。アジア向けは9335kHzで十分受信できるだろう。

今回もヨーロッパ向けに5995kHz、北米向けに11880kHzで短波中継される。
今日でPCJ Radioは終了、さて来年の放送はどうなるのか。


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この9日にも11880kHzでKTWRのテスト放送が出ていた。常時チェックしているわけではないので、いつ出しているのか知らない。そのテスト放送が24日1500-1515に7560kHzで出ていた。信号は強力である。

番組は朝鮮語で終了時には英語でもKTWRのテスト放送のアナウンスが出ていた。
1515:20にキャリアーオフ。
テスト放送終了時のアナウンス。

24日1500台は7530kHzでCNR1が出ている、これは1500までのジャミングがまだ垂流しになっているもの。7520kHzもまだノイズジャミングの垂流しが続いている。1536:30に停波した。

  

今年いっぱいで短波放送を廃止する「ロシアの声」、すでに一部の放送が昨日18日から止まっている。ノボシビリスク送信所からの放送がすべて停波している。同所から出ているとされるTatarstan放送は出ているので、まだ送信所すべてが閉鎖されてはいないようだ。

ここから出ていた中国語や英語放送が聞こえなくなった。17日まで21820、21840kHzと並んでいた英語放送はもう聞こえない。21800kHz一波が勢いづいている。
1600台の5955や6110、6180kHzも聞こえなくなった。1100からの9560kHzも止まったが、18日1000から聞こえるのは中国語である。これは7305kHzが9560kHzに変更されたもの。
12月18日に放送終了した「ロシアの声」、英語放送ではRadio VR, Voice of Russiaとアナウンスしている。
0600-1000 21820
0700-0900 21840
1000-1200 11935 Chinese
1100-1500 9560
1600-1800 5955, 6180
1600-1900 6110 Russian



  

12月9日、1400から11880kHzでKTWR-Koreanが出てきた。当然信号は極めて強力である。開始終了時にテスト放送のアナウンスが出ていた。
今回はDRMではなく通常のAMのテスト放送である。

1414:48に終了した。
テスト放送終了時のアナウンス。  

昨日6日は殆んど聞こえなかったいや出ていなかった「西蔵之声」、7日土曜日は予定通りお出ましだ。1200からこれまで通り15543kHzで始まった。1205に15545kHzに出てきたCNR1ジャミング放送に飲み込まれてしまった。これも1215まで出ただけで後は音沙汰なし。
11月29日から使用されている9.3MHzは7日もまだジャミングは無くクリアーに入感している。西蔵語でないためジャミングの手抜きをしているのか。同じく12月4日から使用している11.5MHzもジャミングは出てこない。

Voice of Tibet, December 7
1200-1214 15543 Chinese
1214-1230 15537 Chinese
1230-1240 15588 Tibetan
1240-1335 15582 Tibetan
1300-1315 9317 Chinese
1315-1400 9323 Chinese
1335-1407 11517 Tibetan
1407-1430 11523 Tibetan
1400-1408 15520 Tibetan
1408-1428 15515 Tibetan

BBCWSは昨日に引き続き、HCJBの終了後、15400kHzで聞こえている。1200にまたHCJBに潰された。アジア向けWSは1500に終了しているが、15400kHzは昨日に続きSpecial Editionで1500以降も出ている。

  

一日2回、合わせて5時間半放送しているRadio Pilipinas、0200の放送は本来17700kHzのはずだが、6日はなぜか17770kHzに出てきた。IBB管轄の送信所からの放送、自動送出かと思いきや、そうでもなさそうな様子、都度周波数をセッティングしているのか。
17700と打つところを17770とやってしまったようだ。0300からはR.Libertyが出てきて激しい混信状態である。0330終了まで17700kHzに出ることはなかった。

12月5日に気付いたが、CNR1の6175と11960kHzが終日出ていない。
CNR1 off the air, December 5~
6175 2025-2400, 0900-1805
11960 0000-0900

追記:
12月6日2025の放送開始から6175kHzは再開している。
同じく5945kHzも2200以降0100まで出ている。