2010年05月28日

Amharic on 15460/15540

27日はまた少しだけ変化が。1400から15460と15540kHzにDWのアムハラ語が出てきた。

実によくモニターしているようで、15460kHzは1413に、15540kHzは1414に早くもジャミングのお出ましである。
考えてみれば当たり前のことで、このど素人でも出てきたことが分かるのだから、エチオピアの精鋭ならジャミングをかけてきて当然だろう。これでなければ電波戦は戦えない。

この時間はDWのアムハラ語が出ている時間だが、周波数が変更されたのか、あるいは追加されたのかはまだ確認していない。  
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2010年05月24日

VOA Amharicは特別放送

23日、大量の周波数で聞こえたアムハラ語などの放送は、記録を調べたところ、この日行われた選挙のための特別放送と判明した。

したがって放送時間が増えたわけではなくこの日だけの放送というわけ。9875kHzはフィリピン送信で強力に聞こえていたが、1700からはTigrignaの出ていることも分かった。1500-1900の4時間の特別放送ということでこれだけ大量の周波数が投入された。

また、通常の1800からは全てジャミングに埋もれているが、1500-1800の周波数でジャミングが確認できたのはごくわずか。1700-1800の間はアムハラ語ではなかったことからジャミングが出なかった模様。

というわけで24日は多分なにも出てこないのでは。

Daily special
May 24 SOH
1230-1300 15760
1400-1430 15770
1500-1530 15760
1530-1600 12160
1600-1630 11585  more
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2010年05月24日

Amharic on 15555kHz

もうとっくの昔からジャミングの世界は全面戦争。
それを裏書きするかのように、23日1500から15555kHzでも何やら出てきた。1455キャリアーON、1456からVT Musicを出しており、そのまま聞いていたら1500にVOAの英語の開始部分が一瞬出て、またVT Musicに。しかしすぐVOAのアムハラ語が出てきた。

しかしこの時間は今まで放送がなかった、また増強されたことになる。他の周波数でも出ているはずだが、多分ヨーロッパ送信で聞こえないだけかも。22日のこの時間は出ていなかったことから、今日日曜日から追加されたことになる。

敵もさる者、ちゃんとモニターをしており、1508過ぎに激しいノイズジャミングにつぶされてしまった。西蔵之声に対する中国のジャミングを彷彿させるものがある。

VOA Amharicは、こうして調査したところ、1500-1800の3時間が追加され一挙に放送時間が3倍になった。一方使われている周波数も4倍以上に膨れ上がっている。
以下IBBモニターによる周波数など。  more
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2010年05月18日

Radio Xoriyo 15540kHz

放送時間と周波数が変更されて一カ月、ほぼ毎回良く聞こえている。
Radio Xoriyo Ogadeniaソマリア向け「オガデン自由の声」は週2回月・金の放送。17日は30分以上も前からキャリアーが出ていた。

モルドバ送信とのことだが、この時期ハイバンドのコンディションもよくまあまあ聞こえている。

Radio Xoriyo Ogadenia in Somali
15540 1430-1500 .2...6.

16日に聞こえた1200台のRFAは、本日は何もなし。誤送出だったのか。  
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2010年05月16日

Family R. 11690/12055

一週間ほど前から、11690と12055kHzで2000からFamily Radioの英語放送が強力に聞こえている。時間・入感状況などから多分、アセンション島からと思われる。

12055kHzはいったんキャリアーが切れ、従来から出ていた2100の英語へと続く。11690kHzは一時間だけで切れる。
いつから出ているのか記録を調べたところ、どちらも5月7日には出ていた。今のところ英語が出ているが、やがてこれもアフリカ言語に置き換えられそうな気配。

Family Radioのウェブサイトにはアッサム語も出ていることになっているが、今のところどこにいるのか不明、多分出てない。替わりにパシュト語が良く聞こえている。

WRTHによれば、この5月現在で56言語の放送を毎日行っていることになる。昨年12月現在では46言語だったことから、この5ヶ月間で10言語も増えたことになる。
アフリカをターゲットにした短波放送はこれからも増え続けることだろう。  more
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2010年05月14日

ギニアに新局?!

最近4900kHzで、何やら聞こえているらしい。
何日か聞いてみたが、プアーなアンテナでは全く分からない。海外からの情報として、Familia FMが出ているらしい。

そのウェブサイトには確かに書いてある。
Nouvelle Station
Bientôt écoutez la radio Familia en ondes courtes sur 4.900MHz dans tous le pays ...

ニュースの項目にたった一行だけの記載である。となると、ギニアからは7125kHzのR.Conakryと2局が短波で出ていることになる。
そのウェブサイトによれば、一日19時間放送している、2100-1600となっており、開始時が海外で受信できているらしい。

この放送時間、日本では夏場は難しそう、秋のDXシーズンまで待つことにしよう。
番組はギニアの主要言語5つ(Susu, Pular, Maninka, Kpèlè, français)と、一部英語でも放送されている。

  
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2010年05月14日

VOA Amharic

エチオピアをめぐる激しい電波合戦が一層激しくなっている。

VOAはアムハラ語の周波数をさらに増加し、ジャミング攻勢に真っ向から対抗している。この5月8日からは、日本では受信できない時間帯だが、0300-0330の周波数を大幅に追加し、1800-1900と同じ11波体制で毎日放送している。

1800-1900の放送もKuwait送信が追加されているが、全ての周波数に強力なジャミングがかけられている。通常ならVOAが良く聞こえるはずだが、これをつぶすほどの強力なジャミングが出ている。
この時間帯他の局にも、ジャミングをかけているわけで、エチオピア向けの放送約20波が全て妨害されている。これだけの数のジャミング送信機、どこが提供したんでしょうね。

VOA Amharic
0300-0330 4960, 5985, 6055, 7300, 7310, 9490, 9540, 9590, 9600, 9700, 11790
1800-1900 9620, 11905, 11925, 11975, 12140, 13630, 13835, 13870, 15230, 15730, 17565

なお、4月29日から1800に出ていた4960kHzは5月7日から出ていない。青字の周波数はアフリカ大陸(AFS, BOT, STP)からの送信。  
Posted by Hiroshi at 15:21Comments(0)Africa/ME

2010年05月10日

Arabic on 11860kHz

短波放送縮小の中にあって、紛争地域向けは増える一方だ。
昨今ではエチオピア向けがその最たるものだろう。冷戦時代をほうふつさせるような電波合戦が続けられている。

これに康応して宗教番組も放送時間を大幅に増やしている。今まで中波1233kHzでしか出ていなかったTWRのアラビア語福音放送が、短波でも出ている。

受信状態は極めて良好である。番組内ではdardasha7@のメールアドレスや、携帯電話番号から、ウェブサイトwww.dardasha7.comがアナウンスされている。
何処から送信されているのか、まだ確認していない。キプロス?、フランス?。

TWR-Arabic-The Hope
0030-0100 11860
1730-1800 11860
2045-2115 9485
2030-2100 1233 (MW)

  
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2010年05月09日

R.Kuwait 21540kHz

8日は、ことのほかハイバンドのコンディションが良かったようだ。

13mbでKuwaitが聞こえるのは久々といったところ、かつて17885kHzで強力に聞こえていたのをほうふつとさせるのが、8日の21540kHzだった。

1300から1400冒頭までがピークのようだった。終了までこれだけ長時間13mbで聞こえるのも珍しい。1501過ぎに停波した。

1400台このほか21505kHzのサウジアラビア、21470kHzのBBCもよく聞こえていた。それに引き換え、6050kHzのKuwaitはジャミングに呪われてしまった。
1600から出ていることだけは間違いないが、実用にはならない、ジャミングの中からたまにアラビア語が聞こえるだけ。

やはり1700からは13650kHzが、先の21540kHz同様強力に聞こえている。7日は1800からの15540kHzもまあそれなりに。  more
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2010年05月08日

5月7日6050kHz

7日は6135kHzのジャミングと同じで、早くから激しいジャミングに見舞われている。本来妨害する相手は不在のはずだが、余剰電力は消費すべしという上からの命令で、言われるままに垂れ流しをしているようだ。

このため600Hzほど低く出ているマレーシアも全く聞こえない。6055kHzのNikkeiが1415に終了、CRIがかろうじて聞こえるのみ。
本命6060kHzへのジャミングは1730'44"に早くも出現、そして垂れ流し6050kHzのジャミングは1755'30"に止まった。
1800以降もRadio Libertyが強い、10kHz上のジャミングがうるさい。1900過ぎに時々アラビア語が浮いてくる程度で、7日のKuwaitはジャミングに埋もれてしまった。

北朝鮮のジャミング攻勢は強烈で、一時のような電力不足などという事態は全く見受けられない。30分の放送に8時間以上も垂れ流したり、2時間の放送に18時間も出し続けるなど全く常軌を逸している。

7日も5965kHzには1730からマレーシアつぶしのジャミングは出てきた。もちろん、これは2030からの「しおかぜ」がターゲットだ。
燃料の底が尽きないうちに、おねだりに行ったのが功を奏して、これからもCO2排出に貢献することだろう。

  
Posted by Hiroshi at 08:02Comments(0)Africa/ME