2010年11月20日

Radio Dabanga

Dabangaスーダンのニュースが日本で伝えられることは少ない。しかしこの地へ向けての情報戦争は盛んである。
中でも一番よく聞かれているというのが、ちょうど2年前からPNWが行っているRadio Dabangaだという。スーダン政府にしてみたら、本当のことを知られたくないので、邪魔な存在である。

そこでこの放送にもジャミングをかけているという。そんなニュースがIWPRレポートとして、RNW Medianetworkでも伝えられた。
詳細はそこを見るとして、このRadio Dabangaにジャミングをかけるため、通常に放送している時間、国営スーダン放送Radio Omdurmanの送信を止めて、これに当てているというのだ。
されはこんなことまで中国に倣ったとは思いたくないが、過去中国は正規の放送を止めてジャミングに転用していた時期があった。今は豊富に送信機があるためこういった現象は見られない。ただジャミング用も放送用も同じ送信機を使っている。

さすがにスーダンにそのような余分な短波送信機は無いようで、自国の放送を止めてまで、ジャミングをかけるほど重要な放送がされている証しにもなる。

Radio Dabangaの短波放送は0430からの13590kHzが結構よく聞こえている。同局のウェブサイトには13600kHzも記載があるが、これは11月7日から、今の13590kHzに変更されている。
そして12月1日からは0430の放送が0600まで30分間延長される予定である。実際には27分ごろに終了している。

B10 Radio Dabanga
7315 0430-0530 (Dec.1- to 0600)
11515 1530-1730
11615 1630-1730
13590 0430-0530 (Dec.1- to 0600)
13740 1530-1630

Radio Dabangaを支援しているスポンサー
  
Posted by Hiroshi at 10:42Comments(0)Africa/ME

2010年11月20日

Persian on 5825kHz

なかなか情報の無い局のひとつがこのペルシャ語放送Radyo-e Rahoya Iran。HFCCにも登録が無い。週3日だけ出ているが、19日も良好に聞こえている。

ウェブサイトwww.kriht.comがアナウンスされているが、このサイトのストリーミング放送とパラで聞こえている。
15700kHzなどのSomaliといい、情報が出ないのは、やはり短波放送を聞いている人が少ないということか。そして言葉の問題もあり確認がとれないこともある。

そんなこともあり、まだ一部の周波数リストにも載っていない。局名不詳でもHFCCに登録があれば載せている。
金曜日といえば、7515kHzでフランスの東方ロシア正教会のロシア向けロシア語放送も聞こえている。1530-1600の放送だ。Golos Pravoslaviaのアナウンスが出ている。
A10では9950kHz、昨年は7435kHzで聞こえていた。  
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2010年11月16日

15700kHz続報

16日の15700kHzをチェック、中国からの各波は強力に来ている。
15770kHzのCNR2は、夏は15540kHzに出ている。したがってこのCNR2は、他と違い、CNR1と同じ毎週火曜日が定休日だ。
しかし16日は、珠海で中国航空ショーが開催されそれらの特集番組などもあり、お休みはなし。火曜日の0600台も全てのCNR1が聞こえている。

0300から15540kHzはVOAのチベット語が出ているが、なぜかジャミングは5kHz上に出ている。

0355のキャリーON、0359から音声が出てきた。昨日よりもさらに強いようだ。開始テーマ曲なのだろう、繰り返し出ている。しかしソマリ語ではいかんともしがたい。肝心なところが聞き取れない。しっかりとアメリカナイズされた放送だ。

0430にもまた周波数アナウンスが、0444にはウェブサイトのURL、0448にはE-Mailアドレスらしきものもあったようだ。0451にも周波数と局名のアナウンスが。

0459:35に停波、すぐにビームを変え出てきたが、やはり信号レベルは格段に落ちている。0500に開始した15750kHzのBar Kulanの方が強い。これは15700kHzの0400と同じ送信ビームだ。
15790kHzのBBC、15515kHzのR.Kuwaitもよく聞こえている。  more
Posted by Hiroshi at 15:20Comments(1)Africa/ME

2010年11月15日

Somali on 15700kHz

昨日に続き15日も15700kHzをチェック中。
その前に、これ以外の時間にも、現地時間夕方の放送も行われているようで、1830からの25mbをチェックした。しかしすでにバンド中何も聞こえない。MUFが低下して、近隣の局さえ聞こえてこない。

い入会しているが、言語からして全く聞き取れない。15日0400からは強力に入感している。開始時、0432あたりでは周波数、時間もアナウンスされている。Radio.....Somaliaというようにも聞こえるが、肝心なところは不明だ。

0459:30にキャリアーオフ。一分30秒後に再開した。0501以降、送信ビームが変わり信号がかなり弱くなった。昨日同様0659:30に停波した。

この時間0500の15750kHzのソマリ語は良く聞こえている。やはりビーム角225度の方が良く聞こえている。この放送はRadio Bar-Kulanでこの後0830から一時間、17680kHzでも聞こえるようになった。
1600の9960kHzも聞こえているので、放送時間が追加されたことになる。

Soamali Station
0400-0500 15700 225 DHA
0500-0700 15700 205 DHA
1830-1930 11740 122 WOF
1930-2130 11970 205 DHA
  more
Posted by Hiroshi at 17:08Comments(0)Africa/ME

2010年11月14日

Somali on 15700kHz

14日、日曜日、15700kHzで何やらアラビア語のようにも聞こえる放送が、長時間出ていた。プアーなアンテナのため今一つ信号レベルが低い。
0400過ぎから聞こえており、殆んどじゃべりまくっている。時々音楽も入るが、雰囲気的にはRadio Dabangaだ。
時にはコーランも聞こえたり、IBBのモニターを見たところ、すでに7日にはUAE送信で、Somaliとして記録されている。0400-0700に毎日放送されている。DAMと記載されているがさてどこの局なのか。

HFCCのデータが10日に更新されているのでみたところ、VTCとして登録されている。またソマリア向けに新しい放送が始められたようだ。

HFCC B10 on Nov.10 ver.
15700 0400 0500 48 DHA 250 225 -15 146 1234567 311010 270311 D 12000 Somali USA VTC VTC 18128
15700 0500 0700 48 DHA 250 205 0 218 1234567 311010 270311 D 20000 Somali USA VTC VTC 18129

15750kHzではBar-Kranが良く聞こえている、同じUAE送信、言語も同じソマリ語だ。こちらの方が信号が強い。

その更新されたHFCCだが、ほとんどがIBBの変更で、後はこのVTCとMBRくらいか。  
Posted by Hiroshi at 22:44Comments(1)Africa/ME

2010年10月29日

B10 Radio Dabanga他

RNWオランダ放送のB10スケジュールが公開された。ほぼ従来の規模で短波放送が続けられるようだ。
中継放送も、スーダン、ビルマ、西蔵向けなども変化はない。

B10 Radio Dabanga
0430-0527 13600, 7315
1530-1627 13740, 11515
1630-1727 11615, 11515

B10 Democratic Voice of Burma
1430-1530 17790, 9430
2330-0030 5905

TRTトルコの声もB10を発表している。引続き中国語、ウイグル語、ウズベク語も健在である。
B10 Voice of Turkey
Chinese 1200-1255 17715
Kazakh 1430-1455 9785
Uighur 0300-0355 13640, 1500-1555 11620
Uzbek 1130-1155 13625

Daily special
October 28 SOH
1230-1300 ??
1400-1430 9990
1500-1530 7595
1530-1600 7470
1600-1630 7530  more
Posted by Hiroshi at 00:46Comments(0)Africa/ME

2010年10月23日

Persian on 5840kHz

週三日出ているペルシャ語放送。信号はそれほど強くないが、ペルシャ語であることは間違いない。さしずめイラン向けの地下放送と言うことになるが、一時間だけ短波5840kHzで中継されている。

1630開始前からロシア局特有のトーン信号が出ており、その音質から、Krasnodar送信所からと推定される。番組の中でウェブサイトwww.kriht.comがアナウンスされている。
このサイト、確かにストリーミングもあり、23日1630から短波5840kHzと同時に聞いてみた。なんと同じ内容である、短波放送のほうが5秒以上も遅れて出ている。

ということはKRIHT局のRadio Iranの番組を週三日だけ短波で流していることになる?。それとも、開始時に出るInja Los Angeles, Radyo-e Rahoya Iranとして、この一時間LAにあると思われる局の番組を出しているのか。

Radio Iran
5840kHz 1630-1730 M.W.F.only  
Posted by Hiroshi at 17:48Comments(0)Africa/ME

2010年10月16日

Persian on 5840kHz

10月4日から週三日間だけ聞こえるペルシャ語放送、いまいち受信状態が悪く、局名が良く分からない。一部BBSなどで盛んに情報が出ている。

CIS中継には間違いないようで、IBBもモニターしているが、アラビア語ではない。音声ファイルもあり聞いてみたところ、明らかにペルシャ語である。
このIBBモニター、勝手にパソコンが聴いているだけで、必ずしも放送開始をモニターしているわけではない。従ってID部分が録音されていない。

VOA RMS Scriptのうち、5840kHzは10回モニターされている。
* 101016 084233 Script installed into RMS Server KUWA (v3.8.5)
S...... 16:39:27 S RTC ARAB 5840 AM XXX 19 MP4
.....F. 16:39:51 S RTC ARAB 5840 AM XXX 19 MP4
......S 16:40:15 S RTC ARAB 5840 AM XXX 19 MP4
..T.T.. 16:41:03 S RTC ARAB 5840 AM XXX 19 MP4
.M..... 16:41:51 S RTC ARAB 5840 AM XXX 19 MP4
...W... 16:42:15 S RTC ARAB 5840 AM XXX 19 MP4
S.....S 17:08:15 S RTC ARAB 5840 AM XXX 19 MP4
.....F. 17:08:39 S RTC ARAB 5840 AM XXX 19 MP4
..T.T.. 17:09:27 S RTC ARAB 5840 AM XXX 19 MP4
.M.W... 17:11:51 S RTC ARAB 5840 AM XXX 19 MP4
  
Posted by Hiroshi at 23:39Comments(0)Africa/ME

2010年09月23日

VOAスーダン向け放送

VOAがスーダン向け英語放送放送を始めた。VOAサイトなどによれば、20日から始まるとあった。そこで、9月20日、1630に9675、12015、13825kHzをチェックした。

しかし12015kHzでRFEのアナウンスが繰り返し聞こえるのみで、ほかの9675、13825kHzはキャリアーの存在が分かる程度。とうとう30分間局名アナウンスのみで終了した。

VOA Sudan in Focus
1630-1700 Monday through Friday 9675, 12015 and 13825 kiloHerz

IBBモニターによれば、9675kHzはNauen、12015と13825kHzはWertachtalとなっている。20日のVOA Newsから。  more
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2010年09月01日

Turkmen on 15555kHz

15555kHzと言えば唯一IRIBの日本語が出ている周波数だ。ここで1500からRFE/R.Libertyが出ている。信号は強い、言語はTurkmenと判明した。

9830kHzがパラで聞こえている。ということで、たぶん7260kHzから変更されたようだ。ところが、15555kHzは1700まで聞こえている。この周波数は8月30日から出ている。これ以外の変更はない模様。

RFE Turkmen
1400-1500 12075, 13830
1500-1600 9830, 15555
1600-1700 7350, 15555
1700-1800 9485, 9670  
Posted by Hiroshi at 01:06Comments(0)Africa/ME