スーダンのニュースが日本で伝えられることは少ない。しかしこの地へ向けての情報戦争は盛んである。
中でも一番よく聞かれているというのが、ちょうど2年前からPNWが行っているRadio Dabangaだという。スーダン政府にしてみたら、本当のことを知られたくないので、邪魔な存在である。
そこでこの放送にもジャミングをかけているという。そんなニュースがIWPRレポートとして、RNW Medianetworkでも伝えられた。
詳細はそこを見るとして、このRadio Dabangaにジャミングをかけるため、通常に放送している時間、国営スーダン放送Radio Omdurmanの送信を止めて、これに当てているというのだ。
されはこんなことまで中国に倣ったとは思いたくないが、過去中国は正規の放送を止めてジャミングに転用していた時期があった。今は豊富に送信機があるためこういった現象は見られない。ただジャミング用も放送用も同じ送信機を使っている。
さすがにスーダンにそのような余分な短波送信機は無いようで、自国の放送を止めてまで、ジャミングをかけるほど重要な放送がされている証しにもなる。
Radio Dabangaの短波放送は0430からの13590kHzが結構よく聞こえている。同局のウェブサイトには13600kHzも記載があるが、これは11月7日から、今の13590kHzに変更されている。
そして12月1日からは0430の放送が0600まで30分間延長される予定である。実際には27分ごろに終了している。
B10 Radio Dabanga
7315 0430-0530 (Dec.1- to 0600)
11515 1530-1730
11615 1630-1730
13590 0430-0530 (Dec.1- to 0600)
13740 1530-1630
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