2024年06月01日
31日1300の「しおかぜ」は5965kHzが強力である。5920kHzはスーパージャミングに自爆、バックでうなりを上げており聞きづらい。金曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。
5月20日林内閣官房長官兼拉致問題担当大臣が、特定失踪者家族会等と面会した。家族会からの要請文が読み上げられている、
1、国連人権委員会が北朝鮮人権に関する報告書を2014年に発表以来10年が経ちました。報告書の中で日本の拉致被害者は少なくとも100人以上と明記してあったにもかかわらず、日本政府は10年間拉致認定者17人のままで、被害者認定の追加も奪還も説明責任の追及もなく、国民にとっては何の対応もしていないように見受けられます。本年2月に国連人権高等弁務官事務所(ソウル)において「国連調査委員会より10年:国際犯罪に対する説明責任の道筋」と言うシンポジウムが開催されました。その中でマイケルカービー判事(国連北朝鮮人権調査委員会元議長)が、「日本の拉致被害がこれほど長い間継続し、若い被害者が多数発生していることを初めて知った」と発言されました。このことは国際社会の中で特に人権問題関係団体の中で日本政府が正しい情報を啓発してこなかったことの証左です。国際社会に対して積極的な情報発信を行って下さい。
2、政府認定拉致被害者田中実さん、特定失踪者金田龍光さんの北朝鮮在住情報が2014年ストックホルム合意時点で日本政府に打診され、日本政府が拒否してから10年が経過しました。理由は様々あろうとも、長い間この事実を秘匿し、政府が拉致認定している被害者の帰還を拒否した日本政府の責任は重く、竹下事務局長を含む有志は日弁連に人権救済申し立てを行いました。またこの事により北朝鮮政府は他にも拉致被害者が多数北朝鮮にいることを自ら露呈させました。 被害者の60%が70歳を超えており、さらにその半数は80歳を超えています。認定被害者も未認定の被害者も命の重さに軽重はなく、命の限界を北朝鮮の地で苦しみながら耐えています。命のあるうちに、救える人から救出してください。
3、現在の政府認定・警察断定拉致被害者19名以外に拉致の可能性がある人が、特定失踪者問題調査会に約470名、その大部分を含め警察にも現在約900名います。この中には北朝鮮での目撃・生存情報や、写真等の証拠がある被害者もいます。そこで特定失踪者家族会では、警察庁と調査会が氏名を公開している人々のリストを、失踪時の簡単な説明も加えて作成しました。近日中にソウルの国連人権事務所を通して国連人権委員会の作業部会に送付予定です。前述項目1の関連。今後、国連人権委員会の作業部会に対して必要な協力を行って下さい。
4、日本は、国際法の「強制失踪からのすべての者の保護に関する国際条約(強制失踪条約)」に批准しています。しかし、日本では拉致問題や強制失踪を本来の主題とした法律の制定がされていません。拉致被害者の救出や補償等に関する法案の早急な成立を望みます。
5、北朝鮮にいる被害者は数少ない情報の中で短波放送しおかぜを「希望の灯」として待ち望んでいます。政府(総務省)による短波送信施設の維持・管理を実現して下さい。設備の老朽化、NHKによる設備削減は危機管理、安全保障の観点から国益を損ねる重大な問題です。これは「しおかぜ」「ふるさとの風」による北朝鮮拉致被害者向け放送のためだけでなく、全世界の邦人が有事の際保護、情報共有を受けられるようにするためであり、ウクライナの例を見ても明らかです。
「救出への道コーナー」は増元照明さんから、2021年作文コンクール中学生部門優秀作品の朗読である。
「日本政府からご家族の声」は横田めぐみさんへ、弟横田拓哉さんから、2022年12月の収録である。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起である。後半1330は同じく朝鮮語放送「富士山は知っている」である。
1300の「にっぽんの風」は9940kHzがジャミングで聞きづらい、9455kHzは良好である、ジャミングはほとんどわからない。1330の「ふるさとの風」は9705と9455kHzがクリアーかつ強力に入感している。15475kHzはどちらも若干弱いがよく聞こえている。この時間は毎日同じ番組である。
1430の「ふるさとの風」は15475kHzがやや弱いがクリアーに聞こえている。9705と9685kHzはいずれも強力である。日本語放送にジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。続いて拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝首脳会議や2006年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での支援活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は松本京子さんへ、2023年12月に収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて、2020年6月に電話収録されたメッセージが出ている。そして2020年1月島根県で開催されたふるさとの風・しおかぜ共同公開収録でのメッセージ。最後に2019年5月に東京で開催された国民大集会での収録メッセージから。今日の一曲は1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」である。この番組は2024年3月27日、4月2日、8日、19日、29日、5月9日、21日と同じ内容である。
2024年05月31日
1300の「しおかぜ」は5920kHzがじゃみんふに自爆しており、かなりノイジーな状態である。5965kHzはバックでCNR1の混信が確認できるが弱くほとんど影響はない。木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である、
1330の「ふるさとの風」は15475、9705、9455kHzが強力である。いずれもジャミングは出ていない。この時間は毎日同じ番組である。「ふるさとの風ニュース」は5月11日都内において、家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催された。岸田内閣総理大臣のあいさつが出ている。
「今週の一曲」は1978年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」である。
1430の「ふるさとの風」は15475がやや弱いようだ、台湾送信の9685と9705kHzはきわめて強力である。
懐かしい日本の歌は「富士の山」である。拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡において増元るみ子さん当時23才と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2024年1月に電話収録したメッセージである。続いて2020年6月に同じく電話収録したメッセージ。そして2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2024年1月電話収録のメッセージが出ている。最後に市川龍子さんから2020年6月に電話収録したメッセージである。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。
この番組は2024年4月18日、28日、5月8日、18日と同じ内容である。台湾送信は早くからキャリアーを出しているが、1458に停波、尻切れである。
2024年05月30日
1300の「にっぽんの風」は9455と9940kHzが良好である。両波ともジャミングが確認できるが弱く全く影響はない。1330の「ふるさとの風」は9455と9705kHzが強力である。15475kHzへのジャミングは確認できない。
「今週の一曲」は日本語放送のみで、1979年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」である。1357放送終了。
1300の「しおかぜ」は5965kHzが強力である。5920kHzも強いが、バックでジャミングが唸りを上げている。水曜日は前半・後半とも英語放送である。
1405の6090と7325kHzも強力である。ジャミングは出ていない。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが強力である。ジャミングは出ていない。15475kHzは若干弱いがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「どこかで春が」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌で生活しており、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張は、匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから、2023年12月収録のメッセージが出ている。続いて、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」である。今週からこの時間の番組内容が更新されている。この番組は2024年1月31日、2月10日、20日、3月1日、12日、23日、4月16日、27日、5月7日、17日と同じ内容である。
2024年05月29日
1300の「しおかぜ」は5920kHzがジャミングの中よく聞こえている。バックでスーパージャミングが唸りを上げているのが良くわかる。パラレルの5965kHzは強力かつクリアーに聞こえている。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1300代の朝鮮語と日本語放送は9940と9455kHzがジャミングでノイジーな感じである。後半は9455kHzのジャミングも消え、クリアーに聞こえている。昨日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は5月11日都内において、家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催された。岸田内閣総理大臣のあいさつが出ている。
「ニュース解説」は5月25日の北朝鮮談話について。朝鮮中央通信が報じた談話では、首相は「別ルートを通じて」首脳会談の意向を伝えたとしているが、詳細には触れていない。拉致問題については「これ以上解決することも、知る手段もない問題」と従来の立場を繰り返した。「岸田首相がこの問題に没頭するなら、首脳会談の構想は人気集めにすぎない。自分が望んだからといって我が国指導部と会えるものではない」と強調した。 その上で「単に首脳会談を行う心構えだけでは、2国間の不信と誤解を解消できない」と指摘し、「公正かつ平等な姿勢で我々の権利と安全利益を尊重するなら、自衛力強化は日本の安全保障の脅威にはならないだろう」と主張した。
「今週の一曲」は日本語放送のみで、1978年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」である。1357放送終了。
1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが強力である。ジャミングは出ていない。15475kHzは若干弱いがクリアーに聞こえている。28日火曜日はこの時間も1330と同じ番組が出ている。
2024年05月28日
27日、1300の「にっぽんの風」、1330の「ふるさとの風」は各波良好である。9455と9940zにはジャミングが出ているが大きな影響はない。月曜日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は5月11日都内において、家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催された。岸田文雄内閣総理大臣、政府拉致問題対策本部長のあいさつが出ている。
国民大集会の開催にあたりまして、一言、ご挨拶を申し上げます。
本日もご家族の皆さま方から切実な思い、痛切な声を聞かせていただきました。
また、今年3月家族会、救う会の皆様から、新たな運動方針を直接受け取らせていただき、込められた思いを伺いました。
2002年以来、一人の拉致被害者の帰国も実現していないことは、痛恨の極みであり、改めて重く受け止めています。
北朝鮮については、日朝平常宣言に基づき、拉致、核・ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して日朝国交正常化の実現をめざします。とりわけ、拉致被害者ご家族がご高齢となる中で、時間的制約のある拉致問題はひとときもゆるがせにできない人道問題であり、日本国内では、ご家族はもとより、国民の間に差し迫った思いが強まっています。
こうした差し迫った思いをしっかりと共有しながら、すべての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく全力で果断に取り組んでまいります。
また、北朝鮮による核・ミサイル開発は、我が国の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であると共に、国際社会の平和と安全を脅かすものです。わが国としては、米国や韓国を初めとする国際社会と引き続き緊密に連携して、対応してまいります。
先月の私の訪米では、バイデン大統領との間で我が国の基本的な考え方を説明することを含め、北朝鮮への対応について率直な意見交換を行いました。その上で拉致問題についても、バイデン大統領の方から即時解決に向け、改めて力強い支持を得ることができました。
また、家族会、救う会、拉致議連の皆様とは昨日も官邸でお会いし、皆様のお考えについて米国政府、議会関係者等から共感、理解を得られたとうかがいました。さらに米国訪問の成果を踏まえた要望書を受け取らせていただきました。皆様の思いをしっかりと受け止め、米国を初めとする国際社会との連携に取り組んでまいります。
そうした国際社会への働きかけと同時に、我が国が主体的に行動することが求められます。日朝間の実りある関係を樹立することは、日朝双方の利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与いたします。しかしながら、現在の状況が長引けば長引くほど、日朝が新しい関係を築こうとしても、その実現は困難なものになってしまいかねません。一瞬たりとも無駄にせず、今こそ大胆に現状を変えていかなければなりません。
我が国自身が主体的に動き、これまで日朝間に長年にわたり存在してきた相互不信の殻を破る必要があります。諸懸案の解決という、決して容易ではない課題に取り組むためには、トップ同士が腹を割って率直に話し合えるような関係をまず構築していくことが、極めて重要であると考えております。
私自身、条件を付けずにいつでも金正恩委員長と直接向き合う決意であると申し上げているゆえんでありますし、全力で行動をしてまいります。両者が共に新しい時代を切り拓いていくという観点からの私の決意を、あらゆる機会を逃さず金正恩委員長に伝えてまいります。
首脳会談を実現するべく、私直轄のハイレベルで協議を進めていきたいと申し上げており、そのために様々なルートを通じて様々な働きかけを絶えず行い続けていますが、早期実現に向け、働きかけを一層強めてまいります。お互いが大局観に基づき、あらゆる障害を乗り越え、地域や国際社会の平和と安定、日朝双方のため、共に決断していくことを呼び掛けたいと思っております。
本日この集会を通じて、日本国民の一致団結した強い思いが示されることは、拉致問題の解決に向けた力強い後押しとなります。その声こそが国際社会を動かし、北朝鮮を動かすことにつながっていくと信じております。
こうした多くの皆様方の力強い後押しに心から感謝申し上げますと共に、総理大臣として自らが先頭に立ち、何としても私自身の手で拉致問題を解決するという強い決意のもと、全力で取り組んでまいります。
本日の国民大集会にあたって、今一度お誓い申し上げ、私のご挨拶とさせていただきます。
「ニュース解説」は5月25日の北朝鮮談話について。
「今週の一曲」は日本語放送のみで、1978年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」である。1357放送終了。
1300月曜日の「しおかぜ」は5965kHzがが良好である。5920kHzはスーパージャミングに自爆、ややノイジーである。先週金土と同じ番組が出ている。
林内閣官房長官兼拉致問題担当大臣が、特定失踪者家族会等と面会した。「救出への道コーナー」は増元照明さんから、2021年作文コンクール中学生部門優秀作品の朗読である。
1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが強力である。15475kHzもこの時間強い、クリアーに聞こえている。この番組だけ最初の懐かしい日本の歌がカットされている。
「ふるさとの声」は横田早紀江さんのメッセージから始まっている。2023年11月26日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージである。続いて2023年11月15日付の産経新聞に掲載された、めぐみさんへあてた手紙が読まれている。半世紀たっても救い出せない日本政府のやる気のなさを嘆いている。
そして2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。弟さん横田拓也さんから、2023年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から。同じく横田哲也さんから2023年12月15日開催のセミナーでの収録メッセージ。この番組は2024年1月29日、2月9日、19日、29日、3月11日、22日、4月15日、26日、5月6日、16日と同じ内容である。
2024年05月27日
1300の「しおかぜ」は5965kHzが強力に入感している。5920kHzはバックでジャミングが聞こえている。八俣からの電波は強く受信状態は良い。
日曜日は日本語放送が出ている。昨年10月21日に都庁前広場で、特定失踪問題調査会主催で開催された「『お帰りと言うために』拉致被害者・特定失踪者家族の集い」で収録された家族からのメッセージが出ている。
1963年石川県能登半島沖で拉致された寺越昭二さんの長男、寺越昭男さんからのメッセージ。
1965年神奈川県で失踪した山形キセさんの妹・伊勢フサさんのメッセージ。
1967年北海道海上で失踪した紙谷慶五郎さんの娘・圭剛さんの妹・礼人さんと速水さんの姉北越優子さんからのメッセージ。
1968年北海道で失踪した斉藤裕さんの姉斉藤由美子さんのメッセージ。
1969年青森県で失踪した今井裕さんの兄今井英輝さんのメッセージ。
1971年埼玉県で失踪した井上克美さんの兄井上一男さんのメッセージ。
1971年鹿児島県で失踪した園田一さん・敏子さん夫妻の長女前山恵子さんのメッセージ。
1972年東京都で失踪した生島孝子さんの姉生島馨子さんのメッセージ。
そしていつもの終了アナウンスが出ている。引き続き1330からも日本語放送で10月21日に収録したメッセージである。
1972年に広島県で失踪した佐々木薫さんの弟佐々木正治さんのメッセージ。
1973年に千葉県で失踪した古川了子さんの姉と妹、竹下珠路さん・足立友子さんのメッセージ。
1974年に新潟県で失踪した大澤孝司さんの兄大澤昭一さんのメッセージ。
1974年に富山県で失踪した荒谷敏生さんの妹矢島文恵さんのメッセージ。
1976年に東京都で失踪した高野清文さんの妹高野美幸さんのメッセージ。
1977年に鳥取県で拉致された松本京子さんの兄松本孟さんのメッセージ。
そして都立第七中学校有志からのメッセージである。
これは2024年1月6日、10日、16日、26日、2月4日、3月3日、31日、4月28日と同じ番組である。
1300代の朝鮮語と日本語放送は概ね良好である。9940kHzにはジャミングが出ている。9455kHzもジャミングが確認できるが、弱く影響はない。
「今週の一曲」、朝鮮語放送は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」と、たまの「さよなら人類」の2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」である。今日までの一週間同じ番組である。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが良好である。台湾送信が特に強力である。15475kHzもこの時間、若干弱いがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
「拉致問題解説」は、田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年1月拉致問題を考える川口の集いで収録したメッセージ。そして長男、拉致被害者連絡協議会理事長でもある飯塚耕一郎さんからは2024年11月に収録したメッセージが出ている。台湾送信は2波とも1458に停波、尻切れになっている。
この番組は2024年4月24日、5月5日、15日と同じ内容である。
2024年05月26日
25日、土曜日の「しおかぜ」は5965kHzがが良好である。5920kHzはスーパージャミングに自爆、ややノイジーである。昨日と同じ番組が出ている。
林内閣官房長官兼拉致問題担当大臣が、特定失踪者家族会等と面会した。「救出への道コーナー」は増元照明さんから、2021年作文コンクール中学生部門優秀作品の朗読である。
「日本政府からご家族の声」は横田めぐみさんへ、弟横田拓哉さんから、2022年12月の収録である。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起である。
1300の「日本の風」と1330の「ふるさとの風」は各波良好である.朝鮮語放送にジャミングが出ているがほとんど影響はない。「ふるさとの風ニュース」は5月10日、岸田総理大臣は、総理官邸にて、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(拉致議連)家族らと面会した。家族会の横田拓也代表と田口八重子さんの長男、飯塚耕一郎事務局長の発言が出ている。これを受け、岸田総理から、「要望書とともに、米国の政府・議会関係者と面会した手ごたえを感じたとのご報告をいただいた。しっかり受け止めさせていただく。」、「ぜひ今後とも米国の理解と協力を得ながら北朝鮮への働きかけに一層力を入れていきたい。 」との発言が出ている。
ふるさとの唱歌は日本語放送のみで、「ペチカ」である。
「今週の一曲」、朝鮮語放送は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」と、たまの「さよなら人類」の2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」である。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが聞こえている。この時間15475kHzも強力である。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」である。
「拉致問題解説」は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24才であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ。2023年10月鹿児島県で開催された共同公開収録のメッセージである。弟さん増元照明さんからのメッセージだが、この部分のアナウンスが抜けている。続いて、お姉さん平野文子さんからのメッセージは2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2024年2月6日、17日、27日、3月8日、20日、30日、4月6日、13日、23日、5月4日、14日と同じ内容である。
2024年05月25日
24日、金曜日の「しおかぜ」は5920kHzがジャミングに自爆、ノイジーである。5965kHzは混信もなく良好である。日本語放送から、林内閣官房長官兼拉致問題担当大臣が、特定失踪者家族会等と面会した。
5月20日特定失踪者家族会役員と林芳正・内閣官房長官兼拉致問題担当大臣が首相官邸で面会、家族会から要請を行いました。調査会からは武藤副代表・村尾幹事長・杉野副幹事長と代表の私が同席しました。
当初参加予定だった生島馨子さん(生島孝子さんの姉)は体調を崩し官邸に行く直前救急搬送され、救急車に森本美砂さん(山本美保さんの妹)が同乗したため2人は面会はできず、面会したご家族は以下の7人になりました。
今井英輝さん(会長・今井裕さんの兄)・植村照光さん(副会長・植村留美さんの父)・吉見美保さん(副会長・秋田美輪さんの姉)・竹下珠路さん(事務局長・古川了子さんの姉)・大澤昭一顧問(大澤孝司さんの兄)・佐々木美智子さん(佐々木正和さんの姉)・高野美幸さん(高野清文さんの妹) 要請文書の内容は下記の通りですが、今回は調査会の名前ははずしてもらい、特定失踪者家族会だけの要請にしました。これはこの要請がご家族の真剣な思いの発露であることを明らかにするためで、ご家族からは「ともかく1人でも2人でも取り返せるところから取り返してもらいたい」との思いが相次いで寄せられました。当初は時間の関係で代表3人だけの発言の予定でしたが、長官の配慮で参加家族全員が発言できました。
ご家族皆さん林長官の対応には好感を持たれたようで何よりですが、ともかく現実を前に進めていただきたい、これが全てです。
(要請文書) 令和6年5月20日 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣 林 芳正様 特定失踪者(北朝鮮による拉致の疑いを排除できない失踪者)家族有志の会 略称 特定失踪者家族会 会長 今井英輝 平素の拉致被害者救出のためのご尽力に心より敬意を表します。昨年末のご就任以来、国の内外を問わず大変ご多忙な対応をいただき心から感謝申し上げます。 左様にもかかわらず、なかなか進展を感じられない拉致問題について以下お願い申し上げます。 記
1、国連人権委員会が北朝鮮人権に関する報告書を2014年に発表以来10年が経ちました。報告書の中で日本の拉致被害者は少なくとも100人以上と明記してあったにもかかわらず、日本政府は10年間拉致認定者17人のままで、被害者認定の追加も奪還も説明責任の追及もなく、国民にとっては何の対応もしていないように見受けられます。本年2月に国連人権高等弁務官事務所(ソウル)において「国連調査委員会より10年:国際犯罪に対する説明責任の道筋」と言うシンポジウムが開催されました。その中でマイケルカービー判事(国連北朝鮮人権調査委員会元議長)が、「日本の拉致被害がこれほど長い間継続し、若い被害者が多数発生していることを初めて知った」と発言されました。このことは国際社会の中で特に人権問題関係団体の中で日本政府が正しい情報を啓発してこなかったことの証左です。国際社会に対して積極的な情報発信を行って下さい。
2、政府認定拉致被害者田中実さん、特定失踪者金田龍光さんの北朝鮮在住情報が2014年ストックホルム合意時点で日本政府に打診され、日本政府が拒否してから10年が経過しました。理由は様々あろうとも、長い間この事実を秘匿し、政府が拉致認定している被害者の帰還を拒否した日本政府の責任は重く、竹下事務局長を含む有志は日弁連に人権救済申し立てを行いました。またこの事により北朝鮮政府は他にも拉致被害者が多数北朝鮮にいることを自ら露呈させました。 被害者の60%が70歳を超えており、さらにその半数は80歳を超えています。認定被害者も未認定の被害者も命の重さに軽重はなく、命の限界を北朝鮮の地で苦しみながら耐えています。命のあるうちに、救える人から救出してください。
3、現在の政府認定・警察断定拉致被害者19名以外に拉致の可能性がある人が、特定失踪者問題調査会に約470名、その大部分を含め警察にも現在約900名います。この中には北朝鮮での目撃・生存情報や、写真等の証拠がある被害者もいます。そこで特定失踪者家族会では、警察庁と調査会が氏名を公開している人々のリストを、失踪時の簡単な説明も加えて作成しました。近日中にソウルの国連人権事務所を通して国連人権委員会の作業部会に送付予定です。前述項目1の関連。今後、国連人権委員会の作業部会に対して必要な協力を行って下さい。
4、日本は、国際法の「強制失踪からのすべての者の保護に関する国際条約(強制失踪条約)」に批准しています。しかし、日本では拉致問題や強制失踪を本来の主題とした法律の制定がされていません。拉致被害者の救出や補償等に関する法案の早急な成立を望みます。
5、北朝鮮にいる被害者は数少ない情報の中で短波放送しおかぜを「希望の灯」として待ち望んでいます。政府(総務省)による短波送信施設の維持・管理を実現して下さい。設備の老朽化、NHKによる設備削減は危機管理、安全保障の観点から国益を損ねる重大な問題です。これは「しおかぜ」「ふるさとの風」による北朝鮮拉致被害者向け放送のためだけでなく、全世界の邦人が有事の際保護、情報共有を受けられるようにするためであり、ウクライナの例を見ても明らかです。
「救出への道コーナー」は増元照明さんから、2021年作文コンクール中学生部門優秀作品の朗読である。
「日本政府からご家族の声」は横田めぐみさんへ、弟横田拓哉さんから、2022年12月の収録である。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起である。後半1330は同じく朝鮮語放送「富士山は知っている」である。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705と9685kHzがきわめて強力である。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから日本の家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、弟さん松木信弘さんから、2023年12月の収録である。次に2020年12月、そして2019年12月収録のメッセージが出ている。お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信の9560kHzは1458に停波するため尻切れである。この番組は2024年2月5日、16日、26日、3月7日、19日、29日、4月5日、12日、22日、5月2日、13日と同じ内容である。
2024年05月24日
1300の「にっぽんの風」は9940と9455kHzが良好である。ジャミングが出ているが大きな影響はない。15475kHzもクリアーに聞こえている。
1330の「ふるさとの風」は9705、9455、15475kHzが良好である。日本語放送にジャミングは出ていない。「ふるさとの風ニュース」は5月10日、岸田総理大臣は、総理官邸にて、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(拉致議連)家族らと面会した。家族会の横田拓也代表と田口八重子さんの長男、飯塚耕一郎事務局長の発言が出ている。これを受け、岸田総理から、「要望書とともに、米国の政府・議会関係者と面会した手ごたえを感じたとのご報告をいただいた。しっかり受け止めさせていただく。」、「ぜひ今後とも米国の理解と協力を得ながら北朝鮮への働きかけに一層力を入れていきたい。 」との発言が出ている。
ふるさとの唱歌は日本語放送のみで、「ペチカ」である。
「今週の一曲」、朝鮮語放送は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」と、たまの「さよなら人類」の2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」である。
1300の「しおかぜ」は5965kHzが良好である。5920kHzも強いが、バックのジャミングが結構うるさい。23日、木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1405の6090と7325kHzも強力である。この時間は開始と終了に日本語による「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9705と9685kHzの台湾送信がきわめて強力である。この時間15475kHzも強く受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「海」である。~♪松原遠く~で始まっている。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。紙に書いただけで何も行動を起こしてはいない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2023年11月26日に開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージ、続いて2021年10月の川崎市民の集いで収録したメッセージ。2020年11月「忘れるな拉致新潟県民集会」で収録したメッセージである。この番組は2024年2月4日、14日、25日、3月6日、16日、29日、4月4日、11日、21日、5月1日、12日と同じ内容である。NHK地上波では曽我ミヨシさん単独インタビューの模様を流していた。
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2024年05月23日
1300の「しおかぜ」は5965kHzが良好である。5920kHzはジャミングで受信状態は悪い。水曜日は前半・後半とも英語放送である。
1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzが強力である。15475kHzもこの時間強く良好である。懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2024年2月に寄せられたメッセージが代読されている。地球温暖化による変化、スマホ普及による善悪、社会生活の変化による高齢化が進んでいることなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている歌、南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2024年4月20日、30日、5月10日と同じ内容である。
2024年05月22日
1300代の朝鮮語と日本語放送は各波概ね良好である。朝鮮語放送にはジャミングが確認できるが大きな影響はない。日本語放送にジャミングは出ていない。
昨日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は5月10日、岸田総理大臣は、総理官邸にて、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(拉致議連)家族らと面会した。家族会の横田拓也代表と田口八重子さんの長男、飯塚耕一郎事務局長の発言が出ている。これを受け、岸田総理から、「要望書とともに、米国の政府・議会関係者と面会した手ごたえを感じたとのご報告をいただいた。しっかり受け止めさせていただく。」、「ぜひ今後とも米国の理解と協力を得ながら北朝鮮への働きかけに一層力を入れていきたい。 」との発言が出ている。
ふるさとの唱歌は日本語放送のみで、「ペチカ」である。
「今週の一曲」、朝鮮語放送は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」と、たまの「さよなら人類」の2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」である。
1300の「しおかぜ」は5965kHzが強力である。5920kHzもちょいが、いかんせんスーパージャミングの出ている周波数に自爆行為、まともに聞こえるわけがない。すぐに周波数を変えるべきだが、八俣送信所はなぜかやらない。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1430の「ふるさとの風」は15475がやや弱いようだ、9705と9685kHzはいずれも強力である。ジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。続いて拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝首脳会議や2006年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での支援活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は松本京子さんへ、2023年12月に収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて、2020年6月に電話収録されたメッセージが出ている。そして2020年1月島根県で開催されたふるさとの風・しおかぜ共同公開収録でのメッセージ。最後に2019年5月に東京で開催された国民大集会での収録メッセージから。今日の一曲は1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」である。この番組は2024年3月27日、4月2日、8日、19日、29日、5月9日と同じ内容である。
2024年05月21日
1300の「しおかぜ」は5965kHzが強力に入感している。5920kHzはジャミングに自爆しかし八俣の電波は強く聞き取りは可能である。月曜日は日本語放送「日本海にかける橋」から、4月29日から5月4にまで家族会の訪米について。次いで「金正恩を国際刑事裁判所に引き渡そう」という論調。長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2024年5月5日の記事の引用である。
救出への道コーナーは2021年度作文コンクールの最優秀作品の朗読が出ている。「日本政府からご家族の声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから2021年3月収録のメッセージが出ている。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起である。後半1330は同じく朝鮮語放送「富士山は知っている」である。
この番組は2024年5月10日、11日、13日、17日、18日と同じ内容である。
1300のにっぽんの風」は9940と9455kHzがジャミングの中比較的良好である。15475kHzは弱いながらもクリアーに聞こえている。1330の「ふるさとの風」は9705と9455kHzが強力である。月曜日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は5月10日、岸田総理大臣は、総理官邸にて、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(拉致議連)から、米国訪問の報告を受けた。
冒頭、古屋圭司拉致議連会長から「拉致議連・家族会・救う会で4月29日から5月3日まで訪米した。」、「拉致問題は究極の人権侵害であるという共通の認識を持つことや、拉致問題について米国と緊密な連携をしていくことを確認できた。また、横田さんと飯塚さんからの悲痛な訴えが先方の心に深く刺さったと思う。」との発言がされた。家族会の横田拓也代表と田口八重子さんの長男、飯塚耕一郎事務局長の発言が出ている。これを受け、岸田総理から、「要望書とともに、米国の政府・議会関係者と面会した手ごたえを感じたとのご報告をいただいた。しっかり受け止めさせていただく。」、「ぜひ今後とも米国の理解と協力を得ながら北朝鮮への働きかけに一層力を入れていきたい。 」との発言が出ている。
ふるさとの唱歌は日本語放送のみで、「ペチカ」である。
「今週の一曲」、朝鮮語放送は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」と、たまの「さよなら人類」の2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」である。
1430の「ふるさとの風」は9705と9685kHzの台湾送信が強力である。15475kHzのタシケント送信は弱い、聞き取りは可能である。日本語放送にはジャミングが出ていない。
月曜日はこの時間も1330と同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」は5月10日、岸田総理大臣は、総理官邸にて、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(拉致議連)家族らと面会した。
1405の「しおかぜ」は7325と6090kHzが良好である。6090kHzには同波のCNR2の混信が確認できるが影響はない。この時間は開始と終了は日本語による「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
2024年05月20日
9385kHzのRadio Thailand、今日は予定通り日本語放送で始まった。いつものように受信状態は良好である。
1300の「しおかぜ」は5920kHzがジャミングに自爆、ほとんど聞こえない。一ヶ月以上は周波数変更をしないので、この状態が続くことになる。パラの5965kHzは混信も弱く受信状態は良好である。
日曜日は過去に放送された日本語放送である。昨年10月21日に都庁前広場で、特定失踪問題調査会主催で開催された「『お帰りと言うために』拉致被害者・特定失踪者家族の集い」における工藤彰三・内閣府副大臣の発言である。
続いて荒木和博代表と青山繁晴参議員とのトークショーである。拉致被害者を帰国させるためには話し合いでは解決するはずがない。奪還か開放しかありえないという見解である。まさに北朝鮮相手ではこれしかないだろう。拉致問題ではなく、明らかに拉致事件である。憲法改正しなければ解決できないが、それを阻止する勢力もある。拉致被害者を返さなければ、実力行使もありうる。自衛隊の拉致被害者救出部隊で行動を起こすことになる。トークショーは1356まで続いた。
この番組は2024年1月5日、9日、13日、19日、29日、2月25日、3月24日、4月22日と同じ番組である。
1300代の朝鮮語と日本語放送は各波概ね良好である。月曜日から今日まで毎日同じ番組である。「ふるさとの風ニュース」は4月26日参議院で拉致問題に関する特別委員会が開かれた。質疑者と拉致問題担当大臣の発言が出ている。
「ニュース解説」は1997年7月以降、北朝鮮は金日成誕生日4月15日を太陽節としてきたが、今年からこれが使われなくなった。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9685、9705、15475kHzが良好である。タシケント送信の15475kHzもクリアーに聞こえている。日曜日はこの時間も1330と同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」、「ニュース解説」、「今週の一曲」は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」である。
2024年05月19日
1300の9385kHzはRadio Thailand日本語放送のはずだが、英語アナウンスの後音楽だけが流れている。1315以降も音楽だけである。1330に停波、FM88MHzを流しているようだ。
1300の「しおかぜ」は5965kHzが良好である。この放送にはジャミングは出ていないが5920kHzはVOFに対するジャミングである。これに自爆して受信状態は悪い。先週並びに昨日と同じ番組である。4月29日から5月4にまで家族会の訪米について。次いで「金正恩を国際刑事裁判所に引き渡そう」という論調。長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2024年5月5日の記事の引用である。
救出への道コーナーは2021年度作文コンクールの最優秀作品の朗読が出ている。「日本政府からご家族の声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから2021年3月収録のメッセージが出ている。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起である。後半1330は同じく朝鮮語放送「富士山は知っている」である。
1300の「にっぽんの風」は9455と9940kHzにジャミングが出ている。台湾送信が強く大きな影響はないようだ。1330の「ふるさとの風」は9705kHzがクリアーに聞こえている。15475kHzも今日は強力に聞こえている。
この時間帯は月曜日から毎日同じ番組である。「ふるさとの風ニュース」は4月26日参議院で拉致問題に関する特別委員会が開かれた。質疑者と拉致問題担当大臣の発言が出ている。
「ニュース解説」は1997年7月以降、北朝鮮は金日成誕生日4月15日を太陽節としてきたが、今年からこれが使われなくなった。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている。
1405の6090と7325kHzも強力である。6090kHzの混信も全くわからない。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。この番組は1705の前半にも放送されている。
1430の「ふるさとの風」はこの時間も15475kHzが良好である。台湾送信の9685と9705kHzはきわめて強力である。
懐かしい日本の歌は「富士の山」である。拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡において増元るみ子さん当時23才と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2024年1月に電話収録したメッセージである。続いて2020年6月に同じく電話収録したメッセージ。そして2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2024年1月電話収録のメッセージが出ている。最後に市川龍子さんから2020年6月の電話収録メッセージである。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。
この番組は2024年4月18日、28日、5月8日と同じ内容である。台湾送信は早くからキャリアーを出しているが、1458に停波、尻切れである。
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2024年05月18日
1300の「しおかぜ」は昨日から周波数を変更している。5920kHzはジャミングに自爆、かろうじて聞こえている。5965kHzは同派の懇親もほとんど影響なく、受信状態は良好である。金曜日は日本語放送から、先週と同じ内容である。4月29日から5月4にまで家族会の訪米について。次いで「金正恩を国際刑事裁判所に引き渡そう」という論調。長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2024年5月5日の記事の引用である。
救出への道コーナーは2021年度作文コンクールの最優秀作品の朗読が出ている。「日本政府からご家族の声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから2021年3月収録のメッセージが出ている。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起である。
後半1330は同じく朝鮮語放送「富士山は知っている」である。
1300の「にっぽんの風」は9455と9940kHzにジャミングが確認できる。台湾送信が強く受信状態はおおむね良好である。後半1330の「ふるさとの風」は9455と9705kHzが極めて良好である。タシケント送信の15475kHzは若干弱いがクリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組である。
1405の周波数も昨日から変更されている。6090と7325kHzがクリアーに聞こえている。この時間は開始と終了に日本語による「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが強力である。ジャミングは出ていない。15475kHzは若干弱いがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「どこかで春が」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌で生活しており、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張は、匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから、2023年12月収録のメッセージが出ている。続いて、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」である。今週からこの時間の番組内容が更新されている。この番組は2024年1月31日、2月10日、20日、3月1日、12日、23日、4月16日、27日、5月7日と同じ内容である。
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2024年05月17日
ジャミングのない「しおかぜ」だが、今日16日に周波数変更を行った。変更して受信状態が良くなればいいが、今回もまたジャミングの出ている周波数へ自爆してしまった。やはり適当に机上でサイコロを振って決めているのだろう、と思いたくなる。木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1300の5920kHzはVOFが出ていると思われ、それに対する強烈なスーパージャミングの中でかろうじて聞こえている。パラレルの5965kHzはおおむね良好である。バックで弱くCNR1が聞こえている。
JSR Shiokaze, May 16 2024 ~
1300-1400 5920, 5965
1405-1435 6090, 7325
1600-1700 5935, 6165
1705-1805 5980, 6070
1300の「にっぽんの風」は9455kHzだけジャミングが出ている。9940と15475kHzはクリアーに聞こえている。1330の「ふるさとの風」は9455、9705、15475kHzがジャミングもなく良好である。いずれも毎日同じ番組が出ている。
1405の「しおかぜ」は6090と7325kHzへ変更された。両波とも混信などはなく受信状態は良好である。この時間は開始と終了は日本語による「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが強力である。15475kHzは若干弱いがクリアーに聞こえている。この番組だけ最初の懐かしい日本の歌がカットされている。
「ふるさとの声」は横田早紀江さんのメッセージから始まっている。2023年11月26日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージである。続いて2023年11月15日付の産経新聞に掲載された、めぐみさんへあてた手紙が読まれている。半世紀たっても救い出せない日本政府のやる気のなさを嘆いている。
そして2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。弟さん横田拓也さんから、2023年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から。同じく横田哲也さんから2023年12月15日開催のセミナーでの収録メッセージ。この番組は2024年1月29日、2月9日、19日、29日、3月11日、22日、4月15日、26日、5月6日と同じ内容である。
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2024年05月16日
1300の「しおかぜ」は6040と6070kHzがいつものように強力である。水曜日は前半・後半とも英語放送である。1324:30には日本政府からのメッセージが出ているが、いつも同じ内容である・
1300の「にっぽんの風」は9455と9940kHzの台湾送信にジャミングが出ている。それほど強くはなく受信に悪影響はほとんどない。1330の「ふるさとの風」は9455kHzのジャミングも止まり、9705kHzとともに受信状態は極めて良好である。
この時間帯は月曜日から毎日同じ番組である。「ふるさとの風ニュース」は4月26日参議院で拉致問題に関する特別委員会が開かれた。質疑者と拉致問題担当大臣の発言が出ている。
「ニュース解説」は1997年7月以降、北朝鮮は金日成誕生日4月15日を太陽節としてきたが、今年からこれが使われなくなった。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが良好である。台湾送信が特に強力である。15475kHzもこの時間、若干弱いが聞こえている。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
「拉致問題解説」は、田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年1月拉致問題を考える川口の集いで収録したメッセージ。そして長男、拉致被害者連絡協議会理事長でもある飯塚耕一郎さんからは2024年11月に収録したメッセージが出ている。台湾送信は2波とも1458に停波、尻切れになっている。
この番組は2024年4月24日、5月5日と同じ内容である。
2024年05月15日
1300の「にっぽんの風」は15475kHzが弱いながらもかろうじて音になるレベル。9455と9940kHzは1356にジャミングが出現、しかし台湾送信は強くほとんど影響はない。
「ふるさとの風ニュース」は4月26日参議院で拉致問題に関する特別委員会が開かれた。質疑者と拉致問題担当大臣の発言が出ている。
「ニュース解説」は1997年7月以降、北朝鮮は金日成誕生日4月15日を太陽節としてきたが、今年からこれが使われなくなった。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている。9940と9455kHzは1328に停波しており尻切れである。
1300の「しおかぜ」は6040と6070kHzが強力である。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。しおかぜへのジャミングは出ていない。
1325:25に「日本政府からご家族の声」は有本恵子さんへ、有本明弘さんからのメッセージが出ている。後半1355:30の「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、本間勝さんからのメッセージである。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが聞こえている。この時間ジャミングは確認できない。15475kHzも強力である。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」である。
「拉致問題解説」は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24才であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ。2023年10月鹿児島県で開催された共同公開収録のメッセージである。弟さん増元照明さんからのメッセージだが、この部分のアナウンスが抜けている。続いて、お姉さん平野文子さんからのメッセージは2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2024年2月6日、17日、27日、3月8日、20日、30日、4月6日、13日、23日、5月4日と同じ内容である。
2024年05月14日
1300の「にっぽんの風」は台湾送信にジャミングが確認できる。放送波のほうがはるかに強く影響はほとんどない。1330の「ふるさとの風」はジャミングもなく良好である。今日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は4月26日参議院で拉致問題に関する特別委員会が開かれた。質疑者と拉致問題担当大臣の発言が出ている。
「ニュース解説」は1997年7月以降、北朝鮮は金日成誕生日4月15日を太陽節としてきたが、今年からこれが使われなくなった。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている。
1300の「しおかぜ」は6040と6070kHzが強力である。月曜日は日本語放送から、先週金土と同じ番組である。「金正恩を国際刑事裁判所に引き渡そう」という長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2024年5月5日の記事の引用が出ている。救出への道コーナーは2021年度作文コンクールの最優秀作品の朗読が出ている。
1405の「しおかぜ」は八俣送信の5935と7295kHzが良好である。この時間は開始と終了は日本語による「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週5月6日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9705と965kHzがきわめて強力である。15475kHzは弱いが開始直後から強くなってよく聞こえている。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから日本の家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、弟さん松木信弘さんから、2023年12月の収録である。次に2020年12月、そして2019年12月収録のメッセージが出ている。お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信の9560kHzは1458に停波するため尻切れである。この番組は2024年2月5日、16日、26日、3月7日、19日、29日、4月5日、12日、22日、5月2日と同じ内容である。
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2024年05月13日
1300の「しおかぜ」は6070と6040kHzが今日も強力である。これを聞く限りでは太陽フレアーの影響もわからない。12日、日曜日は日本語放送で、昨年10月21日に都庁前広場で、特定失踪問題調査会主催で開催された「『お帰りと言うために』拉致被害者・特定失踪者家族の集い」で収録された家族からのメッセージが出ている。
2023年10月21日に都庁前広場で開かれた「『お帰り』と言うために拉致被害者・特定失踪者家族の集い」での特定失踪者家族からメッセージが出ている。
1995年に大阪府で失踪の植村留美さんの両親植村光子さんと照光さんからのメッセージ。
1998年に新潟県で失踪の中村三奈子さんの母中村クニさんからのメッセージ。
2000年に岩手県で失踪した坂川千明さんの兄坂川隆志さんからのメッセージ。
2002年に広島県で失踪の和田佑介さんの叔父林健さんからのメッセージ。
1968年東京都で失踪の早坂勝男さんの兄早坂勇治さんからのメッセージ。
続いて松江市の一般の方のメッセージが出ている。
当日集会の最後に歌われた「ふるさと」、参加者全員の合唱である。1327からしおかぜの放送内容、連絡先などのアナウンスがあり1330終了。引き続き1330からも日本語放送が出ている。
1988年に岐阜県で失踪した林雅俊さん父林俊男さんのメッセージ。
一般の方から北朝鮮への呼びかけで、広島県の方のメッセージ。
立川第七中学校生徒有志の皆さんからの呼びかけが出ている。
続いて宇佐美由美子さんの「途切れた道しるべ」である。そしてsayaさんの「Wait a While ~その日を信じて」が出ている。
この番組は2024年1月4日、8日、12日、18日、28日、2月18日、3月17日、4月14日に放送された番組と同じである。
1300代の朝鮮語と日本語放送、9940と9455kHzにはジャミングが確認できるが台湾送信が強く影響はほとんどない。1330の9705kHzにジャミングは出ていない。
この時間は今日日曜日までの一週間同じ番組である。
1430の「ふるさとの風」は9705と9685kHzの台湾送信がきわめて強力である。この時間15475kHzは弱く若干ノイジーである。懐かしい日本の歌は「海」である。~♪松原遠く~で始まっている。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。紙に書いただけで何も行動を起こしてはいない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2023年11月26日に開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージ、続いて2021年10月の川崎市民の集いで収録したメッセージ。2020年11月「忘れるな拉致新潟県民集会」で収録したメッセージである。この番組は2024年2月4日、14日、25日、3月6日、16日、29日、4月4日、11日、21日、5月1日と同じ内容である。
2024年05月12日
1300の「しおかぜ」は6040と6070kHzが強力である。土曜日は昨日と同じ番組である。連日八俣からの電波はよく届いている。「金正恩を国際刑事裁判所に引き渡そう」という長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2024年5月5日の記事の引用が出ている。救出への道コーナーは2021年度作文コンクールの最優秀作品の朗読が出ている。
1430の「ふるさとの風」は1330と同じ番組が出ている。15475kHzは弱くよく聞こえない。9685kHzは強力である。9705kHzも強い、1339に約20秒間停波した。
「ふるさとの風ニュース」は4月18日「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の横田拓也代表、飯塚耕一郎事務局長を始めとする拉致被害者御家族がトーマス=グリーンフィールド米国国連大使と官邸において面会を行った。この面会には、日本政府から、林芳正内閣官房長官兼拉致問題担当大臣、福本茂伸内閣官房拉致問題対策本部事務局長、濱本幸也外務省アジア大洋州局参事官他が同席した。当日、横田拓哉家族会代表の発言と横田早紀江さんの発言が出ている。
今、国際社会は”一方的な暴力による現状変更”が追認されてしまいそうな危機的状況にあります。この一方的な暴力により、被害を受ける側の人々は家族の絆・社会インフラ・文化・歴史・言語、様々なものが破壊し尽くされ、見えているもの以上の苦痛を強いられています。民主主義を大切にする日米が中心となり、こうした暴挙へ強く抗議し、加害者側に強く迫る必要があります。民主主義を根幹とする国々がいかに結束するかが求められています。
日本においても、北朝鮮による日本人拉致事件は46年、50年近く前から一方的な暴力による現状変更、つまり拉致の実行により家族の絆や拉致被害者本人とその家族の人権が著しく侵害されており、正に当事者の問題です。
北朝鮮は2002年9月に平壌で開催された日朝首脳会談の席で、当時の金正日委員長が日本人拉致の実行を初めて認めました。5人の拉致被害者本人が日本に帰国する事が出来、2004年にそのご家族が日本に帰国する事が出来ました。
何故北朝鮮は日本人拉致事件の犯行を認めたのか、何故拉致被害者を帰国させる事を決断したのか。北朝鮮が人権問題解決のために好意的に行動した訳ではなく、当時の米国ブッシュ大統領が「悪の枢軸」と名指しし、今にも北朝鮮を攻撃しようかと言う環境が彼らを「対話」に導いたのです。つまり、彼らが対話に出てくるには強力な圧力が必要なのだと言う事を改めて確認する必要があります。
この点において、民主主義を基盤とする国々が暴力をふるう国々に譲歩してはならない事を確認する必要があります。
一方、北朝鮮を利する国が北朝鮮の制裁逃れを監視する国連の専門家パネルが活動を停止するための不名誉な行動を推進し、北朝鮮の暴挙を野放しさせようとしています。こうした動きに民主主義国家が結束して対抗策を早急且つ具体的に講じて行く必要があります。
私達家族会・救う会は今年度新たな運動方針を作成しました。「親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が国が人道支援を行うことと、わが国がかけている独自制裁を解除することに反対しない」というものです。
残された”親世代”の高齢化は現実の問題であり、残された時間がありません。時間的制約のある人権・人道問題です。
国際社会が課している制裁を逸脱しない範囲で、全拉致被害者の即時一括帰国を北朝鮮が約束するのであれば独自制裁解除には反対しないという主旨です。この方針をどうか理解して欲しいと思います。
全拉致被害者の即時一括帰帰国が叶うまで、米国におかれましては北朝鮮への制裁を緩めることなく、そして日本との連携強化を図り、そして私達家族会・救う会へのご支援を引き続き賜りますよう宜しくお願い致します。
懐かしい日本の唱歌は「夢路より」が出ている。今週の一曲は1975年のヒット曲、小坂恭子の「想い出まくら」である。これは二年ぶりの登場である。
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2024年05月11日
10日1300の「しおかぜ」も6040と6070kHzが強力である。金曜日は日本語放送「日本海にかける橋」から、拉致被害者家族会の訪米について。その報告など。
次いで「金正恩を国際刑事裁判所に引き渡そう」という論調。
北朝鮮の最高指導者を人道に対する犯罪で国際刑事裁判所に引き渡すべきだという声は久しくあった。2009年、世界中の非政府機関が人権犯罪で金正日総書記をICCに引き渡そうと試み、2014年には、北朝鮮に関する国連調査委員会が報告書を公表し、安全保障理事会に問題をICCに付託するよう勧告した。北朝鮮の人権特別報告者であるエリザベス・サーモン氏が昨年、2014年の国連人権理事会の勧告を再確認し、北朝鮮政府とその指導者をICCで起訴するよう求めている、といった具合だ。今、金正恩氏のICC引き渡し問題が浮上してきたのだ。
金正恩氏のICC引き渡しの動きが活発化してきたのは、金正恩氏の犯罪がここにきて増えたからというより、ロシアのプーチン大統領が2023年3月、ウクライナ占領地の子供を拉致するなど人道的犯罪を問われ、ICCに逮捕状が発表されたこともあって、「プーチン氏に逮捕状が発布されたのならば、金正恩氏をICCに引き渡せないことはない」という動きが高まってきたのだ。
金正恩氏をICCに引き渡すためには、国連安全保障理事会によるICCへの付託が最善の道だが、国連安保理には拒否権を有する中国とロシアがいるから、実現することは難しい。だから、プーチン氏と同様、状況が十分に深刻であると証明されれば、ICC内で検察の裁量が発動される可能性があり得る。具体例は、2023年3月のICCによるウクライナ占領地からの子供の不法な移送に対するプーチン大統領への逮捕令状だ。
ちなみに、北朝鮮の人権問題を国連の舞台で議論しても、実効力のある決定は期待できない。北朝鮮の同盟国ロシアと中国が安保理事国である限り、実効力のる決議案が採択されることがないからだ。3月28日、北朝鮮に対する制裁決議の実施を監視する国連安全保障理事会専門家パネルの任期延長に関する決議案が、安保理理事国の過半数の支持にもかかわらず、ロシアの拒否権によって否決された。北朝鮮はロシアを味方につけている限り、国連安保理での対北決議案を恐れる必要がなくなってきたわけだ。
それでは金正恩氏の罪状といえば、数十万人の政治犯の収容、海外派遣労働者の搾取、不法麻薬取引、「信教の自由」の蹂躙から、女性の権利蹂躙、日本人や韓国人の拉致まで幅広い。最近、「ロシアで働く北朝鮮労働者の実態」で一日15時間余り働かされ、手取りは1割といった労働条件で働く北の労働者の事を紹介したばかりだが、国際労働機関が知ったらびっくりするだろう。北の海外派遣労働者は現代版の奴隷といわれてきたのだ。
参考までに、韓国に亡命した元外交官の高英煥氏によると、中国の吉林省にいる数千人の北朝鮮労働者が、未払いの給与に抗議して1月に一連のストライキと暴動を起こしたというのだ。
ところで、少しデータが古いが、韓国統計庁の「2015年北朝鮮主要統計指標」によると、韓国の平均寿命は男性が78.2歳、女性が85.0歳、北朝鮮は男性が66.0歳、女性が72.7歳で、南北の差は男性が12.2歳、女性が12.3歳だったという。南北間に驚くべき寿命の格差が存在するのだ。
朝鮮半島が南北に分断されなかったならば、北の男性寿命も韓国のそれと大きくは違わなかっただろう。それが南北分断後、国民寿命に大きな格差が生じたという事実は、乳児の死亡率、国民の食糧事情などの結果だが、その直接の責任は金日成、金正日、金正恩氏の3代にわたり世襲独裁政権を続けた金王朝にあることは疑いない。北の金王朝は国民の寿命を奪ったのだ。これほど大きな犯罪があるだろうか。それも過去形ではなく、北朝鮮で今も進行している犯罪だ。
世界のキリスト信者の迫害状況を発信してきた非政府機関、国際宣教団体「オープン・ドアーズ」が公表するキリスト教弾圧インデックスでは、北は2002年以来、最悪の「宗教弾圧国」だ。聖書を持っているだけで拘束され、悪くすれば収容所に送られ、強制労働を強いられる。収容所に拘留されているキリスト者の数は5万人から7万人と推定されている。
脱北者のキリスト者、金ヨンソクさんは「自分が幼い時、父親が座って首を垂れている姿をよく目撃した。歳をとれば皆あんな風になるのかと思っていたが、実際は父親は祈っていたのだ。北では祈ることは許されないから、祈っていることが分からないように祈らなければならないことを知った」と証をしていた。
北朝鮮は2023年だけでも47発のミサイルを発射し、軍事偵察衛星を打ち上げるなど朝鮮半島の危機をエスカレートさせてきた。金正恩総書記は韓国の繋がりを完全に遮断し、ロシア、イランといった独裁国家と軍事協力を拡大している。金正恩氏のICC引き渡しは、考えられる最良の危機管理の手段となってきた。
これは長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2024年5月5日の記事の引用である。救出への道コーナーは2021年度作文コンクールの最優秀作品の朗読が出ている。
拉致問題を考えて 大阪府堺市立津久野中学校一年 新谷昂
「僕だ っ たら…。 」
恐怖が体を襲った。学校で「めぐみ」のビデオを視聴した。もし僕がめぐみさんと同じように、知らない人に、知らない国へ連れていかれたら、生きる気力を失っていたであろう。ただただ、「夢であってほしい。」「信じたくない。」と願っていたかもしれない。
家族とも生き別れてしまい、じぶんはこれからどうなるのだろうという、大きな不安と絶望に追い込まれてしまうだろう。しかし。めぐみさんは日本にいる家族のためにくじけず、希望を抱き、前を向いたのである。僕は強く感心した。「命以外、すべて奪われた。」これは、拉致被害者の蓮池薫さんの言葉だ。自分が自分でなくなる、生きている意味もなくなる気がする。僕はこれまで、 「拉致」は何気なく耳にし、酷いという、単純な考えを持っ ていた。しかし、僕の考えていた「拉致」と現実は大きくかけ離れていた。
「拉致問題」を少しずつ調べ ていくと、 「どうでもい い」という、キーワードが出てきた。僕は驚いた。国民の中には興味がない人も少なからずいると感じた。早紀江さんと二人三脚で、全身全霊でがんばっ てきた横田滋さんが、二〇二〇年六月に亡くなった。とても無念だっただろう。唯一 の救いは、二〇 一 四年に孫のキム・ウンギョ ンさんとその子に面会を果たしたことだ。当たり前のことがようやく実現したと話している。早紀江さんは、 「欲しいのは言葉よりまごころと行動だ。」と言っ ている。
「拉致問題」は日本と北朝鮮の国家間の問題であり、北朝鮮の一般人を責めたり、差別したりしないようにしなければならない。新たな人権問題が起きてしまう。これを解決するために、日本全体が取り組むことが大切だと考える。
何かできることはないか。身近な署名運動に参加したり、ニ ュースなどで積極的に報道すれば国民の関心が高まると思う。風化させず、いろんな意見を出し合えば良いと思う。けんかするのではなく、日本から歩み寄り、対話を重ねるべきだと思う。そうすれば事実を知り、解決へ つながると思う。
今年は東京五輪が開催される。ス ローガンは、 「感動で、私たちは 一 つになる。 」だ。世界の人々と交流を深め、助け合いができれば、このようなことは起こらないと思う。世界が 一 つになり、拉致問題の早期解決を願う。
「日本政府からご家族の声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから2021年3月収録のメッセージが出ている。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起である。
後半1330は同じく朝鮮語放送「富士山は知っている」である。
1300の「にっぽんの風」は9940kHzだけにジャミングが出ている。9455kHzはクリアーに聞こえている。1330の「ふるさとの風」は9455、9705kHzいずれもジャミングはなく受信状態は老巧である。15475kHzは若干弱いが十分聞き取り可能である。
1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzが強力である。15475kHzは弱く音声が小さい。懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2024年2月に寄せられたメッセージが代読されている。地球温暖化による変化、スマホ普及による善悪、社会生活の変化による高齢化が進んでいることなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている歌、南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2024年4月20日、30日と同じ内容である。
2024年05月10日
9日1300の「にっぽんの風」は9940と9455kHzにジャミングが確認できるがいつもより弱く、受信障害は全くない。15475kHzは相変わらず音量が小さくボソボソと聞きづらい。
1330の「ふるさとの風」は9455と9705kHzが強力に聞こえている。ジャミングは出ていない。「ふるさとの風ニュース」は4月18日「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の横田拓也代表、飯塚耕一郎事務局長を始めとする拉致被害者御家族がトーマス=グリーンフィールド米国国連大使と官邸において面会を行った。この面会には、日本政府から、林芳正内閣官房長官兼拉致問題担当大臣、福本茂伸内閣官房拉致問題対策本部事務局長、濱本幸也外務省アジア大洋州局参事官他が同席した。当日、横田拓哉家族会代表と横田早紀江さんの発言が出ている。
1300の「しおかぜ」は6040と6070kHzがきわめて強力である。八俣からの電波はジャミングもなく受信状態は良好である。木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」も5935と7295kHzが強力である。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。この番組は1705の前半にも放送されている。
1430の「ふるさとの風」は15475がやや弱いようだ、9705と9685kHzはいずれも強力である。ジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。続いて拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝首脳会議や2006年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での支援活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は松本京子さんへ、2023年12月に収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて、2020年6月に電話収録されたメッセージが出ている。そして2020年1月島根県で開催されたふるさとの風・しおかぜ共同公開収録でのメッセージ。最後に2019年5月に東京で開催された国民大集会での収録メッセージから。今日の一曲は1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」である。この番組は2024年3月27日、4月2日、8日、19日、29日と同じ内容である。
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2024年05月09日
1300の「にっぽんの風」はジャミングが出ているが、台湾送信はきわめて強く概ね良好である。15475kHzは相変わらず音量不足で聞き取れない。
1330の「ふるさとの風」はジャミングもなく、受信状態はきわめて良好である。この時間は毎日同じ番組が出ている。
1300の「しおかぜ」は6040と6070kHzが強力である。「しおかぜ」の番組にジャミングは出ていない。水曜日は前半・後半とも英語放送である。
1430の「ふるさとの風」はこの時間15475kHzがやや回復美味、音声が聞き取れる。台湾送信の9685と9705kHzはきわめて強力である。
懐かしい日本の歌は「富士の山」である。拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡において増元るみ子さん当時23才と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2024年1月に電話収録したメッセージである。続いて2020年6月に同じく電話収録したメッセージ。そして2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2024年1月電話収録のメッセージが出ている。最後に市川龍子さんから2020年6月の電話収録メッセージである。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。
この番組は2024年4月18日、28日と同じ内容である。台湾送信は開始は早くからキャリアーを出しているが、1458に停波、尻切れである。
2024年05月08日
昨日から新しい内容の番組が出ている1300の「にっぽんの風」は台湾送信の9940と9455kHzが激しいジャミングに見舞われている。かろうじて聞き取りは可能である。1330の「ふるさとの風」はジャミングはなく極めて良好である。タシケント送信の15475kHzは弱く音声も小さくよく聞こえない。
今週の一曲、朝鮮語は1993年のヒット曲、藤井フミヤの「TRUE LOVE」が出ている。これは一年ぶりの登場。日本語放送は1975年のヒット曲、小坂恭子の「想い出まくら」である。これは二年ぶりの登場である。
1300の「しおかぜ」は6070と6040kHzが強力に入感している。八俣からの電波はこの時期安定して聞こえている。ジャミングは全くない。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが良好である。ジャミングは出ていない。15475kHzはこの時間も変調が浅くほとんど聞こえない。懐かしい日本の歌は「どこかで春が」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌で生活しており、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張は、匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから、2023年12月収録のメッセージが出ている。続いて、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」である。今週からこの時間の番組内容が更新されている。この番組は2024年1月31日、2月10日、20日、3月1日、12日、23日、4月16日、27日と同じ内容である。
2024年05月07日
5月6日1300の「にっぽんの風」は台湾送信の9455と9940kHzにジャミングが出ている。強力でかなり聞きづらい。1330の「ふるさとの風」はジャミングはなく9705と9455kHzが良好である。タシケント送信の15475kHzは弱く音声が小さい。今日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は4月18日「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の横田拓也代表、飯塚耕一郎事務局長を始めとする拉致被害者御家族がトーマス=グリーンフィールド米国国連大使と官邸において面会を行った。この面会には、日本政府から、林芳正内閣官房長官兼拉致問題担当大臣、福本茂伸内閣官房拉致問題対策本部事務局長、濱本幸也外務省アジア大洋州局参事官他が同席した。当日、横田拓哉家族会代表の発言と横田早紀江さんの発言が出ている。
今、国際社会は”一方的な暴力による現状変更”が追認されてしまいそうな危機的状況にあります。この一方的な暴力により、被害を受ける側の人々は家族の絆・社会インフラ・文化・歴史・言語、様々なものが破壊し尽くされ、見えているもの以上の苦痛を強いられています。民主主義を大切にする日米が中心となり、こうした暴挙へ強く抗議し、加害者側に強く迫る必要があります。民主主義を根幹とする国々がいかに結束するかが求められています。
日本においても、北朝鮮による日本人拉致事件は46年、50年近く前から一方的な暴力による現状変更、つまり拉致の実行により家族の絆や拉致被害者本人とその家族の人権が著しく侵害されており、正に当事者の問題です。
北朝鮮は2002年9月に平壌で開催された日朝首脳会談の席で、当時の金正日委員長が日本人拉致の実行を初めて認めました。5人の拉致被害者本人が日本に帰国する事が出来、2004年にそのご家族が日本に帰国する事が出来ました。
何故北朝鮮は日本人拉致事件の犯行を認めたのか、何故拉致被害者を帰国させる事を決断したのか。北朝鮮が人権問題解決のために好意的に行動した訳ではなく、当時の米国ブッシュ大統領が「悪の枢軸」と名指しし、今にも北朝鮮を攻撃しようかと言う環境が彼らを「対話」に導いたのです。つまり、彼らが対話に出てくるには強力な圧力が必要なのだと言う事を改めて確認する必要があります。
この点において、民主主義を基盤とする国々が暴力をふるう国々に譲歩してはならない事を確認する必要があります。
一方、北朝鮮を利する国が北朝鮮の制裁逃れを監視する国連の専門家パネルが活動を停止するための不名誉な行動を推進し、北朝鮮の暴挙を野放しさせようとしています。こうした動きに民主主義国家が結束して対抗策を早急且つ具体的に講じて行く必要があります。
私達家族会・救う会は今年度新たな運動方針を作成しました。「親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が国が人道支援を行うことと、わが国がかけている独自制裁を解除することに反対しない」というものです。
残された”親世代”の高齢化は現実の問題であり、残された時間がありません。時間的制約のある人権・人道問題です。
国際社会が課している制裁を逸脱しない範囲で、全拉致被害者の即時一括帰国を北朝鮮が約束するのであれば独自制裁解除には反対しないという主旨です。この方針をどうか理解して欲しいと思います。
全拉致被害者の即時一括帰帰国が叶うまで、米国におかれましては北朝鮮への制裁を緩めることなく、そして日本との連携強化を図り、そして私達家族会・救う会へのご支援を引き続き賜りますよう宜しくお願い致します。
懐かしい日本の唱歌は「夢路より」が出ている。これは日本語放送のみである。
今週の一曲、朝鮮語は1993年のヒット曲、藤井フミヤの「TRUE LOVE」が出ている。これは一年ぶりの登場。日本語放送は1975年のヒット曲、小坂恭子の「想い出まくら」である。これは二年ぶりの登場である。
1300の「しおかぜ」は6040と6070kHzが強力である。月曜日は日本語放送から、後半1330は朝鮮語放送である。米韓が金正恩暗殺訓練を行ったというニュースから。4月21日の中央日報の記事を紹介している。続いて中国と北朝鮮の関係が大きく変化しているというニュース。
救出への道コーナーは増元照明さんから。2023年作文コンクール優秀賞作品から。「心から笑い合える日のために」と題し、八街市立八街南中学校三年生の作品が読み上げられている。この番組は4月26日、27日、29日、5月3日、4日と同じ内容である。
1405の「しおかぜ」は7295と5935kHzが良好である。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週4月29日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが強力である。15475kHzはこの時間も弱くほとんど聞き取りできない。
この番組だけ最初の懐かしい日本の歌がカットされている。「ふるさとの声」は横田早紀江さんのメッセージから始まっている。2023年11月26日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージである。続いて2023年11月15日付の産経新聞に掲載された、めぐみさんへあてた手紙が読まれている。半世紀たっても救い出せない日本政府のやる気のなさを嘆いている。
そして2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。弟さん横田拓也さんから、2023年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から。同じく横田哲也さんから2023年12月15日開催のセミナーでの収録メッセージ。この番組は2024年1月29日、2月9日、19日、29日、3月11日、22日、4月15日、26日と同じ内容である。
2024年05月06日
日曜日1300の「しおかぜ」は6040と6070kHzが強力に入感している。日本語放送でこれまで放送された番組である。昨年10月21日に都庁前広場で、特定失踪問題調査会主催で開催された「『お帰りと言うために』拉致被害者・特定失踪者家族の集い」で収録された家族からのメッセージが出ている。
1978年に鹿児島県で拉致された増元るみ子さんの弟さん増元照明さんのメッセージ。
1978年に東京都で拉致された田口八重子さんの義姉飯塚綾子さんのメッセージ。
1978年に新潟県で拉致された曽我ミヨシさんの娘、自身も拉致され2005年に帰国した曽我ひとみさんのメッセージ。
1979年に山形県で失踪した大脇忠雄さんの妹板野佳子さんのメッセージ。
1981年に三重県で失踪した辻與一さんの兄辻太一さんのメッセージ。
1983年にイギリスで拉致された有本恵子さんの父有本明弘さんのメッセージ。
1984年に山梨県で失踪した山本美保さんの妹森本美砂さんのメッセージ。
前半は以上の方々のメッセージが放送された。後半1330からも日本語放送で、10月21日に収録したメッセージである。
1985年に兵庫県で秋田美輪さんの姉吉見美保さんのメッセージ。
1987年に大阪府で失踪した沈静玉さんの母代理で福岡紀子さんのメッセージ。
1987年に埼玉県で佐々木正和さんの姉佐々木美智子さんのメッセージ。
1988年に宮崎県で失踪した水居明さんの息子水居徹さんのメッセージ。
1990年に岡山県で失踪した清水桂子さんの妹・羽原美喜子さんのメッセージ。
1991年に韓国で失踪した大政由美さんの母大政悦子さんのメッセージ。
1991年に埼玉県で失踪した佐々木悦子さんの母佐々木アイ子さんのメッセージ。
1991年に静岡県で失踪した橘邦彦さんの両親橘智子さんと橘哲夫さんのメッセージ。
1993年に千葉県で失踪した田中正道さんの妹村岡育世さんのメッセージ。
この集会で収録された一般の方からのメッセージが最後に出ている。この番組は1月3日、7日、11日、17日、27日、2月11日、3月10日、4月7日と同じ内容である。
1300の「にっぽんの風」は15475kHzが弱く聞き取れない、9940と9455kHzはジャミングに見舞われているが、台湾送信が強く概ね良好である。
1330の「ふるさとの風」はジャミングはなく9705と9455kHzがクリアーに聞こえている。今日までの一週間毎日同じ番組である。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが良好である。台湾送信が特に強力である。15475kHzもこの時間、若干弱いが聞こえている。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
「拉致問題解説」は、田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年1月拉致問題を考える川口の集いで収録したメッセージ。そして長男、拉致被害者連絡協議会理事長でもある飯塚耕一郎さんからは2024年11月に収録したメッセージが出ている。台湾送信は2波とも1458に停波、尻切れになっている。
この番組は2024年4月24日と同じ内容である。
2024年05月05日
5月4日、土曜日1300の「しおかぜ」は今日も良好である。6070と6040kHzがクリアーに聞こえている。先週並びに昨日と同じ番組である。米韓が金正恩暗殺訓練を行ったというニュースから。4月21日の中央日報の記事を紹介している。続いて中国と北朝鮮の関係が大きく変化しているというニュース。
救出への道コーナーは増元照明さんから。2023年作文コンクール優秀賞作品から。「心から笑い合える日のために」と題し、八街市立八街南中学校三年生の作品が読み上げられている。
1300代の朝鮮語と日本語放送、4日は15475kHzも音声が聞こえている。9940と9455kHzにはジャミングが確認できるが弱く大きな影響はない。後半1330はジャミングも消え、台湾送信は良好である。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが聞こえている。この時間ジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」である。
「拉致問題解説」は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24才であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ。2023年10月鹿児島県で開催された共同公開収録のメッセージである。弟さん増元照明さんからのメッセージだが、この部分のアナウンスが抜けている。続いて、お姉さん平野文子さんからのメッセージは2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2024年2月6日、17日、27日、3月8日、20日、30日、4月6日、13日、23日と同じ内容である。
2024年05月04日
1300の「しおかぜ」は6070と6040kHzが強力である。3日金曜日は日本語放送から出、先週と同じ番組である。米韓が金正恩暗殺訓練を行ったというニュースから。4月21日の中央日報の記事を紹介している。
韓国空軍は12日から群山基地で米空軍とともに合同空中訓練である合同編隊軍総合訓練をしていると明らかにした。
19日正午、韓国空軍群山基地の滑走路に入ると各種計測装備をつないで出撃前点検をする米空軍の無人攻撃機MQ9リーパーが取材陣に姿を現した。「空の暗殺者」と呼ばれるMQ9リーパーが韓米訓練を通じて取材陣に公開されたのは今回が初めてで、金正恩政権首脳部を直接狙って対北朝鮮警告のレベルを引き上げたと解釈される。
滑走路南側に遠くセマングムの象徴の古郡山大橋が見え、その前に閃光を出しながら韓国空軍のF15K戦闘機2機が飛んできた。戦闘機は群山基地の上空を旋回した後滑走路に着陸した。続けて米空軍のF16戦闘機が続けて飛来した。戦闘機は着陸しようとしたが機体を左右に揺さぶると推進力を高め轟音を出しながら取材陣の頭上をかすめるように通過していった。こうしたパフォーマンスを3~4回繰り返してから滑走路に着陸した。
これら韓米空軍の戦闘機はこの日午前に離陸して江原道(カンウォンド)の射撃場で空対地実射撃訓練を成功裏に終えて基地に戻ってきたものだった。この日の訓練は12日に始まり26日まで続く2024年合同編隊軍総合訓練の一環だ。
韓国空軍関係者は「群山基地に復帰した戦闘機は射撃場で敵の移動式ミサイル発射台模擬標的を打撃する訓練をした」と話した。続けて「韓米の戦闘機は先に情報監視偵察(ISR)資産で取得した標的を最短時間内に打撃して敵の攻撃を事前に遮断・無力化する緊急航空遮断(X-INT)任務を遂行した」と説明した。
その後韓国空軍のF35Aステルス戦闘機2機と米空軍のF16戦闘機3機が空中で集結し射撃場の敵の移動式ミサイル発射台を模した標的に向け精密誘導爆弾GBU12を投下して命中させ精密打撃能力を誇示した。
しばらく物静かだった群山基地の上空で韓国空軍のFA50、KF16、KA1航空機と米空軍のA10航空機が相次いで飛来した。大規模防衛提供訓練(DCA)などを終えて復帰する戦力だった。空軍関係者は「訓練期間に韓米空軍は航空遮断(AI)、防衛提供(DCA)、緊急航空遮断(X-INT)、近接航空支援(CAS)など多様な戦術訓練をしながら1日平均100回ほど出撃している」と説明した。
任務を終えた航空機の着陸が終わると今度は滑走路北端で米海兵隊のF35B戦闘機が姿を見せた。4機のF35B戦闘機が並んで誘導路に沿って取材陣の前を過ぎ滑走路南端に移動し、しばらくすると雄壮なエンジン音を吐き出しながら青空に向かって力強く飛び上がった。
その後に続いて無人攻撃機MQ9リーパーも音もなく空に消えた。精密誘導爆弾(GBU-12)で敵の地上戦力を仮定した目標物を打撃するためだった。少し後に出撃したF35BとMQ9リーパーが有無人複合作戦を通じて敵の地対空脅威無力化任務を成功裏に終えたと伝えられた。
MQ9リーパーの訓練場面が韓米訓練で取材陣に公開されたのは今回が初めてだ。米国は独自の武装を備えたリーパーを2018年に過激派組織イスラム国の指導者バグダディ容疑者、2020年1月にイラン革命防衛隊のソルレイマニ司令官らを暗殺する作戦などに投じている。
そのほかにも韓国空軍KF16が2基、F15Kが1基、米空軍F16が2基、米海兵隊F35Bが1期、多数の低高速機と巡航ミサイル、無人機などの同時浸透に対応する複合的なシナリオを適用した訓練で第4~5世代戦闘である武器間統合任務遂行能力を強化することもした。韓国側の訓練統制班長であるイ・サンテク第29戦大佐は「韓米空軍は敵の挑発時にすぐ撃退できるよう戦闘準備態勢を完備している。即時、強力に、最後まで行動する軍の実現に向け万全を期したい」と話した。
米国側訓練指揮官であるマイケル・マッカーシー米第8戦闘飛行団作戦戦隊長(大佐)は「韓米空軍が敵のいかなる挑発も即時撃退できる強力な連合戦力を現場で顕示するだろう」と話した。
韓国空軍F35A操縦士のキム・ソンジュン少佐は「韓米操縦士間の緊密なチームワークを実感した。実戦訓練を経ていかなる敵の挑発にも圧倒的に対応できるという対敵必勝の自信ができた」と話した。
米海兵隊F35Bの操縦士ジャスティン・ヘンリー大尉は「他国の飛行場で他の航空機とともに訓練するのは相互運用性や合同作戦能力を向上するのにとても重要だ」と話した。
一方、韓国陸軍特殊戦司令部は19日、前日に京畿道烏山の飛行場で韓米特殊作戦部隊が合同空中浸透訓練をしたと明らかにした。これは韓半島有事時に備え空中で目標地域に浸透し仮想の標的を除去する訓練で、やはり北朝鮮政権首脳部を狙う目的とされる。
今回の訓練には韓国陸軍と在韓米軍の特殊戦司令部将兵260人ほどが参加し、C17とC130J、C130H、CN235など輸送機8機が投入された。
続いて中国と北朝鮮の関係が大きく変化しているというニュース。
救出への道コーナーは増元照明さんから。2023年作文コンクール優秀賞作品から。「心から笑い合える日のために」と題し、八街市立八街南中学校三年生の作品が読み上げられている。
1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。ジャミングの影響も軽微である。15475kHzも音声が聞こえている。「ふるさとの風ニュース」は4月18日、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の横田拓也代表、飯塚耕一郎事務局長を始めとする拉致被害者御家族がトーマス=グリーンフィールド米国国連大使と官邸において面会を行った。米国国連大使と林芳正内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の発言が出ている。
今週の一曲、朝鮮語はORIGINAL LOVEの「接吻」が出ている。日本語放送は1975年のヒット曲、バンバンで「いちご白書をもう一度」である。
1405の「しおかぜ」は5935と7295kHzが良好である。ジャミングは出ていない。開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9705と9685kHzが良好である。タシケント送信の15475kHzは弱くこの時間ほとんど聞こえない。金曜日はこの時間も1330と同じ番組が出ている。
2024年05月03日
5月2日1300の「にっぽんの風」、9455kHzはジャミングの中聞こえている。9940kHzはジャミングとキャリアーのみで音声が出ていない。2分20ほど遅れて開始テーマが一瞬出たが頭を飛ばして番組の途中から出てきた。
1330の「ふるさとの風」は9455、9705kHzが強力である。15475kHzは変調がきわめて浅く聞き取りにくい。この時間は毎日同じ番組である。
1300の「しおかぜ」は6070と6040kHzが強力である。ジャミングは全くない、クリアーに聞こえている。木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は7325と5935kHzが良好である。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は「ふるさとの風」が出ている、もちろんジャミングは全くない。
1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzが強力である。9685kHzが早く聞こえている。15475kHzはこの時間だけよく聞こえている。いずれもジャミングはない。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから日本の家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、弟さん松木信弘さんから、2023年12月の収録である。次に2020年12月、そして2019年12月収録のメッセージが出ている。お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信の9560kHzは1458に停波するため尻切れである。この番組は2024年2月5日、16日、26日、3月7日、19日、29日、4月5日、12日、22日と同じ内容である。