2024年05月28日

5月27日ふるさとの風

27日、1300の「にっぽんの風」、1330の「ふるさとの風」は各波良好である。9455と9940zにはジャミングが出ているが大きな影響はない。月曜日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は5月11日都内において、家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催された。岸田文雄内閣総理大臣、政府拉致問題対策本部長のあいさつが出ている。
 国民大集会の開催にあたりまして、一言、ご挨拶を申し上げます。
 本日もご家族の皆さま方から切実な思い、痛切な声を聞かせていただきました。
 また、今年3月家族会、救う会の皆様から、新たな運動方針を直接受け取らせていただき、込められた思いを伺いました。
 2002年以来、一人の拉致被害者の帰国も実現していないことは、痛恨の極みであり、改めて重く受け止めています。
 北朝鮮については、日朝平常宣言に基づき、拉致、核・ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して日朝国交正常化の実現をめざします。とりわけ、拉致被害者ご家族がご高齢となる中で、時間的制約のある拉致問題はひとときもゆるがせにできない人道問題であり、日本国内では、ご家族はもとより、国民の間に差し迫った思いが強まっています。
 こうした差し迫った思いをしっかりと共有しながら、すべての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく全力で果断に取り組んでまいります。
 また、北朝鮮による核・ミサイル開発は、我が国の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であると共に、国際社会の平和と安全を脅かすものです。わが国としては、米国や韓国を初めとする国際社会と引き続き緊密に連携して、対応してまいります。
 先月の私の訪米では、バイデン大統領との間で我が国の基本的な考え方を説明することを含め、北朝鮮への対応について率直な意見交換を行いました。その上で拉致問題についても、バイデン大統領の方から即時解決に向け、改めて力強い支持を得ることができました。
 また、家族会、救う会、拉致議連の皆様とは昨日も官邸でお会いし、皆様のお考えについて米国政府、議会関係者等から共感、理解を得られたとうかがいました。さらに米国訪問の成果を踏まえた要望書を受け取らせていただきました。皆様の思いをしっかりと受け止め、米国を初めとする国際社会との連携に取り組んでまいります。
 そうした国際社会への働きかけと同時に、我が国が主体的に行動することが求められます。日朝間の実りある関係を樹立することは、日朝双方の利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与いたします。しかしながら、現在の状況が長引けば長引くほど、日朝が新しい関係を築こうとしても、その実現は困難なものになってしまいかねません。一瞬たりとも無駄にせず、今こそ大胆に現状を変えていかなければなりません。
我が国自身が主体的に動き、これまで日朝間に長年にわたり存在してきた相互不信の殻を破る必要があります。諸懸案の解決という、決して容易ではない課題に取り組むためには、トップ同士が腹を割って率直に話し合えるような関係をまず構築していくことが、極めて重要であると考えております。
私自身、条件を付けずにいつでも金正恩委員長と直接向き合う決意であると申し上げているゆえんでありますし、全力で行動をしてまいります。両者が共に新しい時代を切り拓いていくという観点からの私の決意を、あらゆる機会を逃さず金正恩委員長に伝えてまいります。
首脳会談を実現するべく、私直轄のハイレベルで協議を進めていきたいと申し上げており、そのために様々なルートを通じて様々な働きかけを絶えず行い続けていますが、早期実現に向け、働きかけを一層強めてまいります。お互いが大局観に基づき、あらゆる障害を乗り越え、地域や国際社会の平和と安定、日朝双方のため、共に決断していくことを呼び掛けたいと思っております。
 本日この集会を通じて、日本国民の一致団結した強い思いが示されることは、拉致問題の解決に向けた力強い後押しとなります。その声こそが国際社会を動かし、北朝鮮を動かすことにつながっていくと信じております。
 こうした多くの皆様方の力強い後押しに心から感謝申し上げますと共に、総理大臣として自らが先頭に立ち、何としても私自身の手で拉致問題を解決するという強い決意のもと、全力で取り組んでまいります。
本日の国民大集会にあたって、今一度お誓い申し上げ、私のご挨拶とさせていただきます。

「ニュース解説」は5月25日の北朝鮮談話について。
「今週の一曲」は日本語放送のみで、1978年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」である。1357放送終了。

1300月曜日の「しおかぜ」は5965kHzがが良好である。5920kHzはスーパージャミングに自爆、ややノイジーである。先週金土と同じ番組が出ている。
林内閣官房長官兼拉致問題担当大臣が、特定失踪者家族会等と面会した。「救出への道コーナー」は増元照明さんから、2021年作文コンクール中学生部門優秀作品の朗読である。

1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが強力である。15475kHzもこの時間強い、クリアーに聞こえている。この番組だけ最初の懐かしい日本の歌がカットされている。
「ふるさとの声」は横田早紀江さんのメッセージから始まっている。2023年11月26日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージである。続いて2023年11月15日付の産経新聞に掲載された、めぐみさんへあてた手紙が読まれている。半世紀たっても救い出せない日本政府のやる気のなさを嘆いている。
そして2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。弟さん横田拓也さんから、2023年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から。同じく横田哲也さんから2023年12月15日開催のセミナーでの収録メッセージ。この番組は2024年1月29日、2月9日、19日、29日、3月11日、22日、4月15日、26日、5月6日、16日と同じ内容である。

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