17日1300の「しおかぜ」は6085kHzが聞こえている。7280kHzは上からの被りが強く受信状態は極めて悪い。金曜日は日本語放送から。
北朝鮮帰還事業について。1959年から始まった北朝鮮へ帰国させる一大事業であった。脱北者4人が北朝鮮政府に計4億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(谷口園恵裁判長)は10月30日、「日本の裁判所に管轄権がある」と判断し、訴えを退けた一審・東京地裁判決を取り消して審理を地裁に差し戻した。高裁は北朝鮮の行為について「事実と異なる情報で渡航させ、居住地選択の自由を侵害し、事前の情報と異なる過酷な状況で長期間の生活を余儀なくさせた」と述べた。
寺越昭二さんの次男・北野政男さんが11月1日に亡くなったこと。1963年5月に能登半島沖で行方不明になった寺越昭二さん(当時36)の次男、北野政男さんが1日、心筋梗塞で死去した。72歳だった。
北朝鮮人権映画祭について。今年で5回目になる映画祭が12月9・10日に開催される。今回は韓国映画「忘れられた英雄たち」も上映される。
救出への道コーナー、日本政府からご家族の声、日本への脱出に際しての注意喚起などが出ている。後半1330は朝鮮語放送である。
1300代の朝鮮語と日本語放送は9705と7295kHzが強力である。12045kHzは弱く時々聞こえる程度である。「ふるさとの風ニュース」は10月23日岸総理の所信表明演説をした。その後の松野官房長官の記者会見からの発言が出ている。
「ニュース解説」は北朝鮮が、香港、ウガンダ、アンゴラ、スペイン4ヶ所の在外公館事務所を閉鎖したこと。事務所の運営資金が自給自足できなくなったという。
「今週の一曲」、朝鮮語は1975年のヒット曲かまやつひろしの「我がよき友よ」である。日本語放送は拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつの「国境の風」である。
1430の「ふるさとの風」は9685と7520kHzが良好である。7290kHzはCNR1が強く大混線である。懐かしい日本の歌「荒城の月」で始まっている。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明になった。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌で生活しており、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張は、匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。次に2020年10月に収録したメッセージが出ている。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。今日の一曲はなし。この番組は2023年4月22日、5月2日、12日、24日、6月3日、13日、23日、7月4日、15日、25日、8月5日、15日、25日、9月6日、16日、26日、10月6日、18日、11月7日と同じ内容である。