2023年09月26日

9月25日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」はいつも5965と6040kHzが良好である。今年4月以降「しおかぜ」に対するジャミングは出ていない。1705の放送は番組自体が日本政府政策のためジャミングが出ている。月曜日は9月22・23日と同じ番組である。前半「日本海にかける橋」の日本語放送、後半1330は「富士山は知っている」朝鮮語放送である。

1300の「日本の風」は15475、9940、9455kHzが強力である。1330の「ふるさとの風」は15475、9705、9455kHzが同じく狭量に入感している。月曜日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は9月19日国連総会において一般討論演説を行った。その一部が出ている。
「世界が歴史の転換点にある今こそ、我々は初心に戻るべきです。国連憲章には、二度の大戦の経験を経た、戦争の惨害から将来の世代を救い、人間の尊厳を守るという、先人達の固い決意が刻まれています。
主権平等、領土一体性の尊重、武力行使の禁止といった国連憲章の原則は、人々が平和に暮らすための国際法の基本原則であり、法の支配の根幹です。国際法は、弱い立場の国のためにあります。人間の尊厳を守り強化するために、脆弱な国々が平和に生きる権利を、法の支配をもって、共に守りたいと思います。
しかし、今も、安保理常任理事国ロシアが国際法、法の支配を蹂躙しています。力又は威圧による一方的な現状変更は、世界のどこであれ、認められません。総会が繰り返し非難する国連憲章違反、人権侵害の状況を一刻も早く是正し、核の威嚇を止めるべきです。
私は、本年3月、FOIP、自由で開かれたインド太平洋について、新プランを発表しました。自由や法の支配、包摂性、開放性、多様性といった理念の下、多様な国家の共存共栄に向け、ビジョンを共有する各国と協力していきます。平和の担い手への支援も拡充します。国連三角パートナーシップ・プログラムの幅と質を強化し、AU 平和支援活動の派遣要員への能力構築支援等のため、約 900 万ドルの追加拠出を行います。
日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化の実現を目指すという方針は不変です。共に新しい時代を切り開いていくという観点から、条件を付けずにいつでも金正恩委員長に直接向き合うとの決意を伝え、首脳会談を早期に実現すべく、私直轄のハイレベルで協議を行っていきたいと思います。
「核軍縮」は、被爆地広島出身の私のライフワークです。核兵器のない世界に向け、NPT 体制を維持・強化し、現実的・実践的な取組を継続・強化していきます。「ヒロシマ・アクション・プラン」の下での取組を実行していきます。
安全保障環境が非常に厳しい今だからこそ、より幅広い立場の関係者が、あらゆる機会を捉えて核軍縮の意義に触れ、具体的な行動をとるよう、核兵器国をはじめ世界中の政治リーダーたちの一層の関与を呼びかけていきます。そして、被爆者の方々とともに希求してき「核兵器のない世界という理想に向けて、先人の努力により主流化した核軍縮の流れを確実に進めていくことが必要です。
今、我々は、世界全体の核兵器数の減少傾向が逆転する危機に直面しています。30 年前、ここ総会で謳われた核兵器用核分裂性物質生産禁止条約(FMCT)構想の意義は、今もなお変わりません。30 年が経過した今、FMCT への政治的関心を再び集めるべく、先ほど FMCT ハイレベル行事をフィリピン及び豪州と共催しました。
核兵器国を具体的な核軍縮措置に巻き込むことが重要です。日本は、安保理非常任理事国として、核兵器国と非核兵器国の間の議論を促進するべく、国連や関係国と協力してまいります。
核軍縮「主流化」の流れを改めて確実に進めていくためには、政府だけではない、重層的な取組が重要です。アカデミアや実務の世界における「抑止か軍縮か」との二項対立的な議論を乗り越えるため、日本は、新たに 30 億円を拠出して、海外の研究機関・シンクタンクに核兵器のない世界に向けたジャパン・チェアを設置します。昨年、国連と協力し設置したユース・非核リーダー基金を活用し、核廃絶に向けた若い世代のグローバルなネットワーク形成も継続していきます。

ふるさとの唱歌は日本語放送のみに出ている。今週は「荒城の月」である。
今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」と、たまの「さよなら人類」の2曲が出ている。およそ一年半ぶりの登場である。1324に終了テーマとなり、1328に停波する台湾送信も番組自体の尻切れはなくなった。日本語放送は1976年のヒット曲、研ナオコの「ラララ」が出ている。これも久しぶりの登場である。1349に終了テーマが出ている。1357に終了である。

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが強力である。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、信ぴょう性は全くない。トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2021年11月新潟県民集会での収録メッセージが出ている。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2022年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から、家族会代表になったことも述べている。同じく横田哲也さんから2021年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日、政府主催国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。この番組は2023年4月10日、21日、5月1日、11日、22日、6月2日、12日、22日、7月3日、14日、24日、8月4日、14日、24日、9月4日、15日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze