7月31日からCRIの日本語放送などの一波が停波していたが、8月30日にすべて再開している。一ヶ月近くの長い停波だった。
30日1300の「しおかぜ」は5920と6090kHzがいつものように強力である。ジャミングは出ていない。水曜日は前半・後半とも英語放送である。
1300の「にっぽんの風」は15475、9940、9455kHzが良好である。1330の「ふるさとの風」は15475、9705、9455kHzが強力に聞こえている。毎日同じ番組が繰り返されている。
「ふるさとの風ニュース」は「こども霞が関見学デー」の模様から、参加者の収録音声メッセージのいくつかが放送されている。
「ふるさとの唱歌コーナー」は日本語放送のみに出ている。「思い出のアルバム」である。
今週の一曲は朝鮮語日本語放送とも同じで、さる7月30日前橋市における共同公開収録のライブコンサートから、YAMATOの「またあなたを想う」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが強力である。この時間の放送まで3波ともジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題開設は石岡亨さんの事案について。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2023年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、27日、7月7日、19日、29日、8月8日、18日と同じ内容である。