8月18日、金曜日1300の「しおかぜ」は5920と6090kHzがきわめて強力である。S9+50dBに迫る強さで入感している。日本語放送からで、先週と同じ番組が出ている。黄海で起きた韓国公務員刺殺事件について。2020年9月21日に起きた事件である。北朝鮮人権映画祭実行委員会主催で「黄海韓国公務員事件」の講演会を実施した。 この事件で一番問題になっているのは事故で漂流した自国民を救おうとしないどころか「借金を背負って突発的に北朝鮮に逃げようとした」ということにして北朝鮮との関係悪化を最小化しようとした当時の文在寅政権です。そのために何人もの元閣僚や高官が逮捕,起訴されている。
続いて韓国人原爆犠牲者慰霊際について。今年で54回目となる。朝鮮半島における反日政策について。高英姫在日朝鮮人、金日成の料理人、日本人の活躍などについて。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、「日本政府からご家族の声」は横田めぐみさんへ、横田拓也さんからのメッセージが出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送は各波強力である。この時間は毎日同じ番組が出ている。15475、9940、9705、9455kHzが使用されている。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが強力である。この時間3波ともジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題開設は石岡亨さんの事案について。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2023年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、27日、7月7日、19日、29日、8月8日と同じ内容である。