2022年07月11日

7月10日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5920と6040kHzがクリアーに聞こえている。ジャミングは出ていない。日曜日は拉致被害者、失踪者家族らからの肉声による呼びかけである。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、お友達の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌が披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さんとお母さんからのメッセージ。

1324:47に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの嘉代子さん、お父さんの明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。

上記メッセージは2011年に収録されたものである。この後1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」の紹介で、朝鮮語と日本語放送を各4回9000kHz帯で放送していることなどがアナウンスされている。メッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くに日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮に囚われたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組ふるさとの風は夜十時半から、韓国語番組イルボネパラムは夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

この番組は2018年8月21日、9月11日、10月2日、23日、11月13日、12月4日、25日、2019年1月22日、2月12日、3月5日、26日、4月16日、5月7日、28日、6月18日、7月9日、30日、8月20日、9月10日、10月1日、22日、11月12日、12月3日、24日、2020年1月21日、2月11日、3月3日、5月5日、6月16日、7月28日、9月1日、22日、10月13日、11月3日、24日、12月15日、2021年1月12日、2月2日、3月1日、4月5日、5月10日,、6月13日、7月18日、8月22日、9月26日、10月31日、12月5日、2022年1月16日、2月20日、3月27日、5月1日、6月5日と同じ内容である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。11875kHzは若干おんりょyが小さいようだ。9455kHzへのジャミングは1310過ぎに出てきたようだが弱く全く影響はない。
この時間は月曜日から日曜日まで同じ番組が出ている。そして1430以降の日本語放送も同じ番組である。1457にアニメソング「お化けのQ太郎」が追加されている。

1405の5980と7295kHzも強力である。ジャミングは出ていない。日本語放送で先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。この番組は1705にも放送されている。

  
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2022年07月10日

7月9日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5920と6040kHzが強力である。連日八俣送信波はジャミングもなくクリアーかつローカル局並みに聞こえている。この時間は先週並びに昨日と同じ番組が出ている。
最初に日本人拉致被害者に関する情報について。6月27日付世界日報の記事から。「全員が平壌市内に居住」 日本人拉致被害者とその子供と題する記事が紹介されている。
続いて、6月8日参議院拉致問題特別委員会について。参考人として特定失踪者家族会事務局長・特定失踪者古川了子氏の姉竹下珠路さんが出席した。
5月31日都内で国民大集会が開催された。特定失踪者家族会会長今井英輝さんのスピーチから、
6月18日オンライン国連シンポジウムから、特定失踪者家族早坂雄二さんの発言が出ている。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、拉致被害者のことを何も考えていない無関心な国会議員たち、無理やり家族を作らされた苦しみをわかってほしいと。
日本政府からご家族の声は横田哲也さんからのメッセージが出ている。あとはいつものように日本への脱出指南の告知があり番組終了。

1300代の朝鮮語と日本語放送、タシケント、台湾送信いずれも強力である。9455kHzへのジャミングは確認できない。「ふるさとの風ニュース」は6月16日、日本、米国、豪州政府及びEUの共催で、拉致問題に関するオンライン国連シンポジウムが開催された。石兼公博国連日本政府常駐代表による開会の辞が日本語訳で出ている。続いて、被害者御家族からの「生の声」の訴えとして横田拓也家族会代表の発言が出ている。
ふるさとの唱歌は「ドレミの歌」が出ている。今週の一曲、朝鮮語放送は、たまの「さよなら人類」と1980年のヒット曲八神純子の「パープルタウン」の2曲である。5月にも登場している。日本語放送は1977年のヒット曲、狩人の「あずさ2号」である。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力である。ジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌「砂山」で番組開始である。拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。紙に書いただけで何も行動を起こしてはいない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2021年10月の川崎市民の集いでの収録メッセージ。2020年12月「忘れるな拉致新潟県民集会」で収録したメッセージである。続いて2019年9月東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである今日の一曲は無し。この番組は2022年4月7日、17日、24日、27日、5月4日、19日、29日、6月8日、19日、29日同じ内容である。


  
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2022年07月09日

7月8日「しおかぜ」

今日は終日、安倍元総理が街頭演説中に銃撃され亡くなったという衝撃的な事件の報道で埋め尽くされた。手薄な警備を突かれた犯行である。

1300の「しおかぜ」は5920と6040kHzが強力である。ジャミングは全くない、出ていない。金曜日は日本語放送から、ニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」である。先週と同じ番組が出ている。
最初に日本人拉致被害者に関する情報について。6月27日付世界日報の記事から。「全員が平壌市内に居住」 日本人拉致被害者とその子供と題する記事を紹介している。後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」である。

1300の「にっぽんの風」は1875、9940、9455kHzが良好である。1330の「ふるさとの風」は11875、9705、9455kHzが聞こえている。8日は9455kHzのジャミングも出ているようだが、台湾送信が強く確認できない。すべてクリアーに聞こえている。
「ふるさとの風ニュース」は6月16日、日本、米国、豪州政府及びEUの共催で、拉致問題に関するオンライン国連シンポジウムが開催された。石兼公博国連日本政府常駐代表による開会の辞が日本語訳で出ている。続いて、被害者御家族からの「生の声」の訴えとして横田拓也家族会代表の発言が出ている。
ふるさとの唱歌は「ドレミの歌」が出ている。今週の一曲、朝鮮語放送は、たまの「さよなら人類」と1980年のヒット曲八神純子の「パープルタウン」の2曲である。5月にも登場している。日本語放送は1977年のヒット曲、狩人の「あずさ2号」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力に入感している。ジャミングは確認できない、出ていない。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2022年4月6日、16日、23日、26日、5月3日、18日、28日、6月7日、18日、28日と同じ内容である。

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2022年07月08日

7月7日ふるさとの風

連日の猛暑続きで、毎日エアコンの取り換え工事に追い回されている。炎天下での作業が多く水分補給した以上に汗となって出ていく。この年齢になってもなお作業が続けられることに感謝している。今や年齢は関係ない、動ける人はいつまでも働き続けることができる。健康であり続ける、このことを長続きさせたい。高齢者講習を受け3回の運転免許を更新した。
それにしても地上波などで節電とかエアコンの使い方など怪しげな情報を出している。一部の人を除き多くの人が正しい使い方をしていない。したがって節電といえば切ることと勘違いをする人も出てくるわけだ。
節電は使わないことではなく、正しい位置に取り付け正しく使うことに尽きる。そして使用電力の一割を占める「待機電力」を限りなくゼロにする工夫をすることだろう。

1300代の拉致対策本部の放送、なぜか9455kHzにだけジャミングが出ている。しかし短時間だけで今日も1320には停波している。これ以外では1500以降に6110kHzにジャミングが出ている。

1300の「しおかぜ」は5920と6040kHzの2波が使われている。しおかぜへのジャミングは出ていない。7日、木曜日は朝鮮語放送が出ている。

1400の11590kHz、KTWRのウイグル語放送が出ているはずだが、不定期放送の観がある。先週と昨日は出ていなかったが今日7日は放送されている。1430のカザフ語も同様である。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力である。ジャミングは3波とも出ていない。懐かしい日本の歌は「ペチカ」である。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。録音冒頭のやり取りもそのまま以前と同じである。続いて2020年1月島根県で開催ふるさとの風・しおかぜ共同公開収録したメッセージ。そして2019年5月東京で開催の国民大集会での収録から。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。この番組は2022年4月4日、15日、22日、25日、5月2日、17日、27日、6月6日、16日、27日と同じ内容である。

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2022年07月07日

7月6日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、このところ9455kHzへのジャミングが出ている。台湾送信波が強くほぼつぶしているので大きな影響はない。11875、9940、9705kHzへのジャミングは確認できない。出ていない。
「ふるさとの風ニュース」は6月16日、日本、米国、豪州政府及びEUの共催で、拉致問題に関するオンライン国連シンポジウムが開催された。石兼公博国連日本政府常駐代表による開会の辞が日本語訳で出ている。続いて、被害者御家族からの「生の声」の訴えとして横田拓也家族会代表の発言が出ている。
ふるさとの唱歌は「ドレミの歌」が出ている。今週の一曲、朝鮮語放送は、たまの「さよなら人類」と1980年のヒット曲八神純子の「パープルタウン」の2曲である。5月にも登場している。日本語放送は1977年のヒット曲、狩人の「あずさ2号」が出ている。

1300の「しおかぜ」は5920と6040kHzがきわめて強力である。S9+50dBに迫る強さである。ジャミングは全くない。火曜日は前半・後半とも英語放送である。1405の5980と7295kHzも強力である。八俣からの電波は連日ローカル局並みの強さである。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力に入感している。いずれもジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌「トンボのめがね」で始まっている。拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。この番組は2022年4月14日、21日、5月14日、26日、6月15日、26日と同じ内容である。


  
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2022年07月06日

7月5日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、タシケント、台湾送信いずれも強力である。9455kHzにはジャミングが出ている。今日はかなり強い。昨日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は6月16日、日本、米国、豪州政府及びEUの共催で、拉致問題に関するオンライン国連シンポジウムが開催された。石兼公博国連日本政府常駐代表による開会の辞が日本語訳で出ている。続いて、被害者御家族からの「生の声」の訴えとして横田拓也家族会代表の発言が出ている。
 皆様こんばんは、そしておはようございます。家族会代表の横田拓也でございます。
 北朝鮮による大規模な人権侵害と拉致事件の速やかな解決の為に、今こうして私達は連帯して集まり、強い志を一つに出来る事に感謝致します。
 また本日の国連シンポジウムを共催頂いた日本政府・米国・オーストラリア・EUに心から感謝の意を表します。
 私の姉横田めぐみは今から45年前の1977年11月に中学校からの下校途中に北朝鮮の工作員達によって拉致されました。工作員達は堂々と領海侵犯のうえ日本の領土に侵入し、13歳の無実の少女を拉致したのです。今も姉を始めとする多くの拉致被害者達を拘束し続け、24時間厳重な管理下でいつ・誰が・何をしているかを監視しています。
 北朝鮮国内は慢性的且つ構造的な食糧不足です。整備されていない医療環境は改善される事なく放置され、対して核開発と弾道ミサイル発射に明け暮れています。剥奪された移動の自由・発言の自由、拉致被害者達は想像を絶する過酷な毎日を強いられています。
  これほどの酷い人権侵害を国際社会が見過ごしてはなりません。助けを待つ私達の家族を必ず助け出す必要があります。
 北朝鮮によって拉致された被害者一人一人に、大切な家族や兄弟との絆があり、自己実現出来たはずの明るい未来がありました。「一方的な力による現状変更」や暴力と恐怖による支配によって他国の主権を侵害し、無実の人々の人権を侵害し、拉致した挙句に45年間も拘束し続け、人質外交を続ける事など許されて良い訳がありません。国際社会は一致団結し、覚悟をもって北朝鮮に立ち向かい、人権侵害そして拉致事件を解決させる必要があります。
 2022年2月、ロシアによるウクライナへの武力侵略が始まりました。
  国家の主権・国民一人一人の人権・家族との絆や平和な時間を取り戻すために、勇敢な意志と行動をもって戦い続けているウクライナの人々の姿を私達は目に焼き付けています。
 一つの暴挙によって、平和や安全がいとも簡単に破壊されるのかという事を知る事となりました。「一方的な力による現状変更」を許す事なく、それに立ち向かう必要がある事も確認しました。国際社会が結束する必要がある事も再認識しました。
 では、北朝鮮による「一方的な力による現状変更」による大規模な人権侵害と拉致事件はどうでしょうか?声なき声に私達は耳を傾けているでしょうか?拉致被害者達を拘束し続けている北朝鮮当局に世界は正面から強い姿勢で向き合っているでしょうか?圧力をもって北朝鮮当局に問題解決を迫っているでしょうか?各国政府はこの問いに真剣に耳を傾けて欲しいと思います。
 最後に、金正恩委員長に伝えます。人権問題である拉致事件の解決、つまり「全拉致被害者の即時一括帰国」を約束すれば、私達は明るい未来を取り戻す事が出来ます。同時に北朝鮮自身も人道支援・医療支援を受ける事で明るい未来を手にする事が出来ます。金正恩委員長、どうか勇気ある英断をもって拉致事件の全面解決を図って下さい。
 本日参加頂いている皆様、闘いは続きます。「絶対に諦めない」、その気持ちを堅持して歩み続けましょう。言葉を武器に闘い続けましょう。
 有難うございました。

ふるさとの唱歌は「ドレミの歌」が出ている。今週の一曲、朝鮮語放送は、たまの「さよなら人類」と1980年のヒット曲八神純子の「パープルタウン」の2曲である。5月にも登場している。日本語放送は1977年のヒット曲、狩人の「あずさ2号」が出ている。

1300の「しおかぜ」は5920と6040kHzがきわめて強力である。ジャミングは全くない。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。1405の5980と7295kHzも強力である。連日八俣からの電波はローカル局並みである。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが聞こえている。信号は強力である。この時間、各波ともジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。次に2020年10月に収録したメッセージが出ている。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。この途中1458に9705kHzは停波している。今日の一曲はなし。この番組は2022年4月12日、19日、5月13日、25日、6月4日、14日、24日と同じ内容である。

  
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2022年07月05日

7月4日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5920と6040kHzが強力である。連日八俣からの電波はローカル局並みである。月曜日は日本語放送からで、先週金・土と同じ番組である。後半1330は朝鮮語である。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は各波良好である。
「ふるさとの風ニュース」は6月16日、日本、米国、豪州政府及びEUの共催で、拉致問題に関するオンライン国連シンポジウムが開催された。石兼公博国連日本政府常駐代表による開会の辞が日本語訳で出ている。続いて、被害者御家族からの「生の声」の訴えとして横田拓也さんの発言が出ている。
ふるさとの唱歌は「ドレミの歌」が出ている。今週の一曲、朝鮮語放送は、たまの「さよなら人類」と1980年のヒット曲八神純子の「パープルタウン」の2曲である。5月にも登場している。日本語放送は1977年のヒット曲、狩人の「あずさ2号」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力である。3波ともジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、信ぴょう性は全くない。トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから今回新たに2021年12月新潟県民集会での収録メッセージが出ている。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2021年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から、家族会代表になったことも述べている。同じく横田哲也さんから20210年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日、政府主催国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。この番組は2022年4月11日、18日、5月12日、23日、6月3日、13日、23日と同じ内容である。

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2022年07月04日

7月3日「しおかぜ」

7510kHzで長年出ていたKTWR-Koreanは3日から9320kHzにQSYしている。しかし9320kHzはすでに「荒野の声」が出ておりバックでジャミングが聞こえている。なぜこんな周波数へ?

1300の「しおかぜ」は今日もローカル局並みに強い、5920と6040kHzがジャミングもなく極めて良好である。日曜日は失踪者家族から寄せられた手紙の一部が読み上げられている。紹介されている手紙は2006年に寄せられたものである。16年間ほぼ同じ番組が続いている。
2000年失踪の浜崎真嗣さんへ、お母さんの久美子さんからの手紙、
1968年失踪の屋木しのぶさんへ、妹さんの板谷春美さんから
1969年失踪の大屋敷正行さんへ、お姉さんの山口幸子さんから
1985年失踪の伊藤 克さんへ、奥さんのしづ子さんから
1960年失踪の木村かほるさんへ、お姉さんの天内みどりさんから
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの村岡育世さんからのお手紙
1948年失踪の平本和丸さん、1950年失踪の平本敏昭さんへ、お姉さんの末永直子さんから、寒い「北鮮」でどんな生活をしているか案じている。
1985年失踪の下地才喜さんへ、お母さんの元枝さんからの手紙、父は平成13年8月に亡くなった。
1963年失踪の森 洋子さんへ、お姉さんの林澄子さんから
1977年失踪の布施範行さんへ、お母さんのマサ子さんから
1989年失踪の松岡伸矢さんへ、お父さんの正伸さん、お母さんの圭子さんから
1986年失踪のMさんへ、奥さんのキミさんから
1974年失踪の大澤孝司さんへ、お兄さんの昭一さんからの手紙

1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。引き続き後半1330からも失踪者家族からの手紙が読まれている。
1977年5月に失踪された仲里次弘さんへ、お姉さんの神山磯枝さんから
1965年失踪の藤田 進さんへ、お母さんのフミさんからの手紙
1987年失踪の西安義行さんへ、妹さんの西安圭子さんから
2002年失踪の稲田裕次郎さんへ、お母さんの智子さんから
1987年失踪のNさんへ、お母さんきよ子さんから
1961年失踪の岩佐寅雄さんへ、姪の竹川朋子さんから
1981年失踪の横山辰夫さんへ、お姉さんの浦本カツヨさんから
1988年失踪の種子雅也さんへ、お父さんの一郎さんとお母さんの資子さんから
1972年失踪の平山政子さんへ、お兄さんの勲さんからの手紙
1989年失踪の日高満男さんへ、お姉さんの田中恵美子さんから
1968年失踪の早坂勝男さんへ、お兄さんの勇治さんからの手紙
1990年失踪の清水桂子さんへ、お母さんの弘美さんから
1968年失踪の水島慎一さんへ、弟さんの嘉導さんから

以上の方からの手紙が読み上げられた。1354:38にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。日本語、朝鮮語放送を毎日各4回放送していると告知している。この番組は2018年3月7日、8月14日、9月4日、25日、10月16日、11月6日、27日、12月18日、2019年1月15日、3月19日、4月9日、30日、5月21日、6月11日、7月2日、23日、8月13日、9月3日、24日、10月15日、11月5日、26日、12月17日、2020年1月14日、2月4日、3月17日、6月2日、30日、7月21日、8月25日、9月15日、10月27日、11月17日、12月8日、27日、2021年1月26日、2月22日、3月29日、5月3日、6月7日、7月11日、9月15日、9月19日、10月24日、11月28日、2022年1月9日、2月13日、3月24日、4月24日、5月29日同じ内容である。
日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本へ帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組「ふるさとの風」は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラム」は夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

同じ番組のため、日本政府からのメッセージも当然古いままである。

1300の「にっぽんの風」は1875、9940、9455kHzが良好である。1330の「ふるさとの風」は11875、9705、9455kHzが聞こえている。9455kHzのジャミングも出ていないようだ。一週間同じ番組で、日曜日はその最後の放送日である。
さらに1430以降の「ふるさとの風」もすべて同じ番組が出ている。
「ふるさとの風ニュース」は6月16日のオンライン国連シンポジウムから、冒頭の石兼公博特命全権大使・国連日本政府常駐代表の開会の辞に続き、松野内閣官房長官兼拉致問題担当大臣から基調発言を行った。これに続いて、各共催国等代表挨拶、古屋圭司衆議院議員による拉致議連代表からの挨拶、被害者御家族からの「生の声」の訴えが行われました。その後に行われたパネル・ディスカッションでは、欧州諸国の元駐北朝鮮大使にパネリストとして御参加いただき、北朝鮮における駐在経験を踏まえ、北朝鮮情勢や拉致問題の解決に向けた方途等について御議論いただきました。
 本シンポジウムの模様は、YouTube拉致問題対策本部公式動画チャンネルにおいて日本語で、UN Web TVにおいて英語で生配信されるとともに、日本政府と米国グローバルメディア庁のラジオ放送を通じて、北朝鮮にライブ中継されました。
松野博一 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の基調発言。
拉致問題担当大臣を務めております、松野博一です。日本政府を代表し、本日のシンポジウムを共催頂いた米国政府オーストラリア政府、及びEUの常駐代表に御礼申し上げます。また、本日は、日本のみならず、米国及びタイの被害者御家族や、北朝鮮に駐在経験のある元大使の皆様にも御参加頂いており、改めて御礼申し上げます。
日本では1970年代から80年代にかけて、多くの日本人が北朝鮮により拉致されました。拉致被害者数は、政府が公式に認定している方だけでも17名、さらに、拉致の可能性が排除されない方が800名以上おられます。2002年10月には拉致被害者5名が日本に帰国することができましたが、それ以降、1人の被害者も帰国できていません。
 さらに、2014年2月に公表された北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)の最終報告書では、日本以外にも、北朝鮮によって拉致された方々は、韓国、レバノン、タイ、マレーシア、シンガポール、ルーマニア、フランス、イタリア、オランダ、中国といった諸国に及ぶとされています。日本と同じく拉致被害を受けた国々が、自国民の人権侵害に対して真剣に取り組むことは当然ですが、北朝鮮による拉致問題は、人類の普遍的な価値である基本的人権に対する深刻な侵害であり、国際社会として一層連携して取り組んでいく必要があります。
 このような観点から、国連総会において17年連続、国連人権理事会において15年連続で、拉致被害者に関する全ての問題の即時解決を求める北朝鮮人権状況決議が採択されていることは、北朝鮮に対して具体的な行動を求める上で、有意義な取組となっていると考えます。この場を借りて、各国の皆様の御理解、御協力及び御支援に感謝を申し上げます。
 もちろん、日本人の拉致被害者を救出することは、日本政府の責務であることは言うまでもありません。拉致被害者ご自身に加え、その御家族も御高齢となっています。肉親との再会を果たせぬまま、亡くなられた方も少なくなく、もはや一刻の猶予もないとの思いを改めて強くしています。岸田総理は、条件を付けずにキム・ジョンウン委員長と直接向き合う決意を述べており、全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、日本政府の総力を挙げて、あらゆるチャンスを逃すことなく、最大限の努力を続けていきます。
 岸田総理は、先月、バイデン大統領と日米首脳会談を行い、拉致問題の即時解決に向けた全面的な理解と協力を求め、米側の一層の支持を得ました。また、バイデン大統領は、拉致被害者御家族と面会し、御家族の皆様を勇気づけていただきました。私もその場にいましたが、大統領と御家族とのやりとりに大変心を動かされました。さらに、続いて開催された日米豪印首脳会合や、日EU定期首脳協議においても、拉致問題に関する連携を確認しています。
 本日のシンポジウムにおける活発な議論を機に、グローバルな課題としての拉致問題の解決を求める国際社会の機運が一層深まることを強く期待し、私の御挨拶とさせていただきます。

ニュース解説」は北朝鮮の三日間の拡大会議について。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。日本語放送は1974年のヒット曲、伊藤咲子の「ひまわり娘」である。


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2022年07月03日

7月2日「しおかぜ」

2日1300の「しおかぜ」は5920と6040kHzが良好である。今日はおおむねS9+20dB程度、ジャミングは出ていない。昨日と同じ番組が出ている。
最初に日本人拉致被害者に関する情報について。6月27日付世界日報の記事から。「全員が平壌市内に居住」 日本人拉致被害者とその子供と題する記事を紹介している。後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」である。

1405の5980と7295kHzも強力である。この時間は日本語放送である。この番組は1705の前半にも放送されている。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。9455kHzにだけジャミングが確認できるが弱く大きな影響はない。「ふるさとの風ニュース」は6月16日のオンライン国連シンポジウムから、冒頭の石兼公博特命全権大使・国連日本政府常駐代表の開会の辞に続き、松野内閣官房長官兼拉致問題担当大臣から基調発言を行った。これに続いて、各共催国等代表挨拶、古屋圭司衆議院議員による拉致議連代表からの挨拶、被害者御家族からの「生の声」の訴えが行われました。その後に行われたパネル・ディスカッションでは、欧州諸国の元駐北朝鮮大使にパネリストとして御参加いただき、北朝鮮における駐在経験を踏まえ、北朝鮮情勢や拉致問題の解決に向けた方途等について御議論いただきました。
 本シンポジウムの模様は、YouTube拉致問題対策本部公式動画チャンネルにおいて日本語で、UN Web TVにおいて英語で生配信されるとともに、日本政府と米国グローバルメディア庁のラジオ放送を通じて、北朝鮮にライブ中継された。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力である。ジャミングは各波とも確認できない。懐かしい日本の歌は「どこかで春が」で始まった。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2019年12月1日に逝去された。これは2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2020年12月12日の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」である。この番組は2022年4月10日、5月1日、8日、22日、6月2日、12日、22日と同じ内容である。  more
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2022年07月02日

7月1日「しおかぜ」

7月1日1300の「しおかぜ」は5920と6040kHzが強力に入感している。ジャミングは全くない。金曜日は日本語放送から。最初に日本人拉致被害者に関する情報について。6月27日付世界日報の記事から。「全員が平壌市内に居住」 日本人拉致被害者とその子供
キム・グクソン 1959年平壌生まれ。金策工業総合大学や金正日政治軍事大学を卒業後、朝鮮労働党で勤務。対外連絡部(現、文化交流局)、作戦部、35号室(現、対外情報調査部)、偵察総局などで工作を企画立案。金正恩総書記の叔父、張成沢氏の処刑を契機に2014年に韓国亡命。同年から19年まで国家情報院傘下の国家安保戦略研究院で研究委員。昨年10月、英BBCのインタビューで初めてメディアに登場し話題となった。
キム氏は対外連絡部や作戦部など党工作機関に25年以上勤務し、特に工作の企画立案を主導するなど各機関をまたいで事情に精通し、「韓国に亡命した工作機関出身の脱北者では最高クラス」(韓国治安筋)。日本人拉致被害者5人が帰国を果たすきっかけとなった02年の日朝首脳会談では、国交正常化の呼び水として金正日総書記に拉致の事実を認めさせ、被害者を日本に帰国させることを自ら提案し、金総書記から承認されたという。
キム氏によると、被害者とその子供らは「南朝鮮(韓国)解放(=朝鮮半島の赤化統一)」という大きな目標に向け、「工作員が日本人として活動できるよう日本語を習得させたり、その日本人に成り済まして韓国に侵入するため」拉致したという。
平壌での生活は「食べる物、着る物、使う物などに不自由しないよう党が配慮し、北朝鮮では極めて上流の生活」をしている一方、「外部の人とは接触できず、外出も集団で車で移動」し、子供たちは「仮名で地元の学校に通い、車で送り迎えしている」という。
日朝首脳会談で北朝鮮側が発表した被害者の「8人死亡」について、キム氏は「全て嘘(うそ)」と断言。「墓地が洪水で流されたと言ったり、被害者が精神病院に入院したという(北朝鮮側の)話も全てデタラメ」と述べた。北朝鮮当局がこれまで「生存者はすでに全て帰国した」と繰り返し説明してきたことを元当事者が初めて全面否定した形だ。
被害者の一人で「8人死亡」の名簿に入っていた横田めぐみさん=失踪当時(13)=に関し、キム氏は「皆が驚くような話もある」と述べ、生存の証拠があることをほのめかした。
日本に帰国した被害者5人がそのまま日本に定住したことについてキム氏は「北朝鮮に戻すという約束を日本が破った」と主張。このため「金総書記は大恥をかき、日本との間に大きな溝ができた」と述べた。キム氏も金総書記も5人帰国で「日本国民が喜ぶと思ったが、予想外に抗議の声が上がった」とした上で、「何十年も解決できなかった拉致問題の解決の糸口をつかんだのだから、日本はもっと大きな目標を見据えて肯定的に捉えるべきだった」と述べた。
日本人を「これ以上連れて(拉致して)こなくてもよくなった後も日本への工作は続いた」(キム氏)。その一例としてキム氏は「金英哲が(09年に)偵察総局の局長になった後、日本の右翼団体幹部を包摂し、北朝鮮核問題をめぐり日本が米国の主張に同調しないよう働き掛けさせたことがある」と明らかにした。

6月8日参議院拉致問題特別委員会について。参考人として特定失踪者家族会事務局長・特定失踪者古川了子氏の姉竹下珠路さんが出席した。
5月31日都内で国民大集会が開催された。特定失踪者家族会会長今井英輝さんのスピーチから、
6月18日オンライン国連シンポジウムから、特定失踪者家族早坂雄二さんの発言が出ている。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、拉致被害者のことを何も考えていない無関心な国会議員たち、無理やり家族を作らされた苦しみをわかってほしいと。
日本政府からご家族の声は横田哲也さんからのメッセージが出ている。あとはいつものように日本への脱出指南の告知があり番組終了。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力に入感している。ジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2022年4月9日、30日、5月7日、21日、31日、6月11日、21日と同じ内容である。

  
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