2021年12月02日

12月1日「しおかぜ」

12月1日からモンゴル日本語放送の時間が早くなった。1500の放送が1300に出ている。同波の北朝鮮はスキップして、決して強くはないが、混信もなく日本語が聞こえている。
KBSの1170kHzが今日から停波している。中国局が複数聞こえるが、モンゴル語がほとんどのようだ。中国語のIDも出ている。
昨日周波数変更を行った「しおかぜ」、1300の5930と7310kHzは概ね聞き取り可能である。水曜日は英語放送が出ている。5930kHzのほうが受信状態がよい。

1405の6045kHzは八俣の電波が優勢、下からの被りが強い。6095kHzは概ね良好である。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は7295と7585kHzが聞こえている。9705kHzは弱く音にならない。この時間帯は毎日同じ番組である。

1430の」ふるさとの風」は9560kHzは聞こえない、完全にスキップしている。7290と7525kHzがクリアーに聞こえている。7290kHzはCNR1の混信があるが、おおむね台湾送信が優勢である。懐かしい日本の歌は「雨降り」が出ている。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2020年12月12日の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2021年4月15日、25日、5月5日、16日、26日、6月6日、17日、27日、7月7日、17日、29日、8月8日、18日、29日、9月8日、19日、29日、10月10日、20日、31日、11月11日、21日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2021年12月01日

「しおかぜ」周波数変更

ほぼ一か月ごとに変更される「しおかぜ」の周波数、11月30日に変更されている。八俣からの電波はほぼスキップ状態で弱い。火曜日は前半後半とも朝鮮語放送である。今回の周波数、2波とも上下から中国局が強く、ガザついている。
この時間、日本政府の放送は周波数変更されることはない。9705kHzは完全にスキップ全く聞こえない。7585と7295kHzが比較的良好である。いずれの放送もジャミングは出ていないようだ。

1405の周波数はまたおかしなところへ出てきた。1600の「ふるさとの風」と同じ6045kHzである。いうまでもなく同じ北朝鮮向け放送、VOFが長時間出ているいわば常用周波数である。当然混信が強く聞きづらい。6095kHzも上からの被りが強い。

JSR Shiokaze, November 30, 2021 ~
1300-1400 5930, 7310
1405-1435 6045, 6095
1600-1700 5990, 7285

1430の「ふるさとの風」は7290kHzがベスト、9560と7525kHzも弱いながらもクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「海」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日、30日、2月9日、19日、3月3日、3月13日、23日、4月2日、14日、24日、5月4日、15日、25日、6月5日、15日、26日、7月6日、16日、28日、8月7日、17日、28日、9月7日、18日、28日、10月9日、19日、30日、11月9日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze