2021年12月01日

「しおかぜ」周波数変更

ほぼ一か月ごとに変更される「しおかぜ」の周波数、11月30日に変更されている。八俣からの電波はほぼスキップ状態で弱い。火曜日は前半後半とも朝鮮語放送である。今回の周波数、2波とも上下から中国局が強く、ガザついている。
この時間、日本政府の放送は周波数変更されることはない。9705kHzは完全にスキップ全く聞こえない。7585と7295kHzが比較的良好である。いずれの放送もジャミングは出ていないようだ。

1405の周波数はまたおかしなところへ出てきた。1600の「ふるさとの風」と同じ6045kHzである。いうまでもなく同じ北朝鮮向け放送、VOFが長時間出ているいわば常用周波数である。当然混信が強く聞きづらい。6095kHzも上からの被りが強い。

JSR Shiokaze, November 30, 2021 ~
1300-1400 5930, 7310
1405-1435 6045, 6095
1600-1700 5990, 7285

1430の「ふるさとの風」は7290kHzがベスト、9560と7525kHzも弱いながらもクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「海」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日、30日、2月9日、19日、3月3日、3月13日、23日、4月2日、14日、24日、5月4日、15日、25日、6月5日、15日、26日、7月6日、16日、28日、8月7日、17日、28日、9月7日、18日、28日、10月9日、19日、30日、11月9日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」はまたとんでもない周波数へ出てきた。「希望のこだま放送」と同じ周波数である。ジャミングは出ていないが、ほぼ互角の勝負、朝鮮語同士の混信である。何のチェックもせず、適当に周波数を選んでいる。最もVOHは毎週月曜日に5kHzの変更を行っており、一週間後、直撃はなくなるかも。7285kHzは混信もなく比較的良好である。

同じく1600の「ふるさとの風」も6045kHzが朝鮮語の混信で聞きづらい。5945kHzはCNR1につぶされている。9690kHzは何とか聞き取り可能である。1627の経つかしいアニメソングは「魔法使いサリー」が出ている。
11月28日まで「今月のアニメソング、お化けのQ太郎」、29日から「今週のアニメソング、魔法使いサリー」とアナウンスしている。

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