2021年04月22日

中国西蔵放送停波中

中国語とチベット語で放送している「中国西蔵放送」が4月15日から49mb以下の周波数がすべて止まっている。41mb以上の西蔵語はこれまで通り聞こえている。中国語はすべての周波数が聞こえない。

記録を調べたところ、15日の放送開始から6200kHz以下の周波数すべて停波していることが分かった。一週間たった22日も依然として止まっている。

停波している西蔵放送。
中国j語放送。
11950 / 7240、11860 / 7450、6050、5935、4820

西蔵語放送
6200、6130、6110、6025。4920。4905

放送中
西蔵語 9490 / 7255、9580 / 7385

4月5日から、CRIの日本語放送を含む、金華送信所からの短波送信は引き続き停波したままである。

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2021年04月22日

4月21日ふるさとの風

拉致事件解決に日本政府が消極的なのはいまさら言うこともないが、まずは今日付けの調査会ニュースから。
まず担当大臣が【調査会NEWS3426】
 今日自民党の拉致問題対策本部の会合がありました。私もご挨拶の機会があったので次のようにお話ししました。
―――――――――――――――――
 四半世紀拉致問題をやってきて永田町や霞ヶ関がいかに拉致被害者救出に役に立たないか、かえって阻害要因になっていることを実感してきた。「拉致被害者を助けて下さい」というような要請はせず、個別の問題についてお願いしたい(これは他党の拉致問題対策本部の会合でも同じことを申し上げました)。
・日朝国交正常化について
 交渉で1人でも2人でも帰ってくるならそれに越したことはないが、国交正常化は北朝鮮の体制を延命して他国の拉致被害者や北朝鮮の一般民衆、帰国者や日本人妻を見捨てることになるのを理解してもらいたい。
・映画「めぐみへの誓い」の上映について協力してもらいたい。
・安全保障の観点からも短波放送施設の政府管理についてお願いしたい。
・「北朝鮮の誰でも良いから拉致被害者救出に協力してくれる人には日本政府として支援・保護するという対北メッセージを出してもらいたい。
・特定失踪者家族と総理の面会をぜひ実現してもらいたい。
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 私の次が竹下珠路特定失踪者家族会事務局長の挨拶でしたが、竹下さんは言葉は優しかったものの、「いざとなったらまた訴訟をやりますよ」という主旨の、実は私より怖い話をしていました。おそらくお役所には脅威になったのでは。
 で、そのお役所ですが、総理と特定失踪者家族の面会について、拉致問題対策本部の審議官は「まずは拉致問題担当大臣がお会いして、お話しをお聞きしたいと考えております」と言っていたので思わず苦笑してしまいました。この文言は去年12月に調査会・特定失踪者家族会からの要請に対して政府から返された回答と全く同じでした(令和2年12月10日付調査会NEWS3371)。
 実は加藤勝信官房長官兼拉致問題担当大臣と特定失踪者家族との面会は去年の10月21日に実現しています(令和2年10月21日付調査会NEWS3349)。ですから、「まずは拉致拉致問題担当大臣が」の「まずは」はもう済んでおり、本来は「次はいよいよ」のはずです。去年の回答のときも笑ったのですが、それと同じことを言っているというのは、それを決めているのがもっと上であり、お役所はそれを読み上げるしかできないということなのでしょう。結局は政治判断の問題です。
 事前にお願いしたわけではないのですが青山繁晴参議院議員は「党の対策本部として総理が面会するよう求めるべきではないか」と発言し、対北メッセージや拉致認定の問題についても促してくれました。赤池誠章参議院議員も映画「めぐみへの誓い」のことを質してくれました。
 なお与野党で問題になっている拉致特についてはとりあえず開催にこぎつけられそうな感じです。ともかく実質的なことを少しでも進めてもらうよう期待しています。もちろん「まず担当大臣が」の後の「次はいよいよ総理が」も含めて。


1300の「しおかぜ」は5935kHzが比較的強く、パルスジャミングの中からよく聞こえている。6040kHzは上からのジャミングが強くほぼつぶされている。水曜日は朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波強力に入感している。9455、9705、11875kHzがクリアーに聞こえている。「ふるさとの風ニュース」に次いで「ニュース解説」はソールとプサン市長選挙について。
今週の一曲、朝鮮語は矢井田瞳のMy Sweet Darlin'である。台湾送信はいつも1328の停波で尻切れである。日本語放送は1976年のヒット曲、松本ちえこの「恋人試験」である。2017年10月以来の登場である。スケジュールなどの紹介があり1357に番組終了。

1430の「ふるさとの風」は9450kHzが最も強い、次に9705kHz、11995kHzといずれも良好である。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。途中でカットされている。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。昨年9月に登場している。この番組は2021年4月9日と同じ内容である。

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2021年04月21日

4月20日「しおかぜ」

4月290日1300の「しおかぜ」は5935と6040kHzが出ている。ジャミングが強く受信状態は悪い。火曜日は土日と同じ番組が出ている。
まず映画「めぐみへの誓い」について、続いて金英淑について、金正日の妻として1949年に女性関係から自殺したとされる。特定失踪者問題調査会の調査活動について、最近では4月1日、1971年に行方不明となった大崎町の特定失踪者園田一さん、トシ子さん夫婦の足取り追跡が行われ、園田さん夫婦の長女前山利恵子さんらも参加した。7日には大屋敷正行さん失踪事件現地調査などがある。
救出への道コーナーは増元輝明さんから。コロナ禍の中、どんな生活なのか案じている。オリンピック一年延期の中、予定通り開催できるのか、北朝鮮が不参加を決めたことなどを語っている。
1322:45日本政府からご家族の声」は飯塚耕一郎さんからのメッセージ、2019年12月収録である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。4月20日は日本語放送も5回とも同じ番組が出る日である。1330の9455、9705、11875kHzが強力に聞こえている。今日もチベット語が混線している。この時間133-1400の9MHz帯に出ている「西蔵之声」はドシャンベ送信とされているが、2波出ているうち、一波はここタシケント送信の可能性が高い。でなければ混線する理由がわからない。
1430の9450、9705、11995kHzもクリアーに聞こえている。そして1457にアニメソング「ジャングル大帝」が追加されている。

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2021年04月20日

4月19日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5935、6040kHzの両波ともジャミングで受信状態は極めて悪い。月曜日は日本語放送で、拉致被害shと失踪者の氏名生年月日、失踪時の年令などが読み上げられている。
1405の「しおかぜ」は5980と6090kHzが聞こえているがこの時間も受信じょぷたいは悪い。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300の「イルボネパラム」は各波良好である。3波ともほぼ同じ強さで聞こえている。1330の「ふるさとの風」も良好である。ただ11875kHzはバックでチベット語が混線している。
今日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は4月7日総理官邸で「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の御家族等と面会し、先般、同会及び「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)が決定した「今後の運動方針」及び金正恩委員長宛メッセージの手交を受けた。冒頭、菅総理大臣からの挨拶が出ている。
「皆さんには大変御多忙の中、官邸までお越しいただきましてありがとうございます。ただ今、家族会、救う会の皆さんの運動方針を頂きました。
 2002年に5名の拉致被害者の方が帰国して以来、一人の被害者の方の帰国もままならず、そのことについては痛恨の極みであり、政府として皆さんに大変申し訳ないと思います。拉致問題は、私の内閣にとって最重要課題です。私自身先頭に立って、米国を含む関係国と緊密に連携をしながら、この拉致問題を何としても解決したい、この思いで取り組んでまいります。
 先月に、訪日いたしました米国のブリンケン国務長官、またオースティン国防長官による表敬を受けました。私から即時解決に向けて米国の協力をお願いいたしました。快く支持を頂きました。また、ブリンケン長官は日本滞在中に、正にこのブルーリボンバッジを身に着けていただいていたと承知をしています。横田早紀江さん方から頂戴した手紙に大変強く心を揺さぶられたと、そう発言したことも承知しております。
 皆さんの思いは間違いなく届いていると思います。そして私自身、来週16日にバイデン大統領と首脳会談を行う予定であります。日本にとって、拉致問題がいかに重要であるかということを大統領に直接訴え理解してもらい、そして協力して拉致問題解決を進めていきたいと思っています。その上で、この問題を解決するためには何といっても日本が主体的に動かなくてはなりません。私自身、全く条件を付けずに金正恩(キム・ジョンウン)委員長と向き合う決意であります。全ての拉致被害者の方の一日も早い帰国実現に向けて取り組んでまいる決意であります。皆さんの運動方針、そして金正恩委員長宛てメッセージに込められた切実な思いを、改めてしっかりと受け止めさせていただいて努力していきたいと思います。」

そして家族会の横田早紀江氏から、「毎日、子どものことを思い、無事でいてくださいと祈るような毎日を重ねている。」「家族がみんなに会えるように、なんとか日本の土を踏ませてあげたいということが私たち家族の願いです。」との発言がでている。
また、救う会の西岡会長から、「親の世代が家族と会えずに、その後帰国しても拉致問題が解決したとは言えない。」「早期に日朝会談を実現して、すべての拉致被害者の即時一括帰国を実現して欲しい。」と述べた。
「ニュース解説」はソール市長選挙について。
今週の一曲、朝鮮語は矢井田瞳のMy Sweet Darlin'である。台湾送信は1328停波で尻切れである。日本語放送は1976年のヒット曲、松本ちえこの「恋人試験」である。2017年10月以来の登場である。スケジュールなどの照会があり1357に番組終了。

1430の「ふるさとの風」は9450、9705、11995kHzが強力かつクリアーに聞こえている。9705kHzはいつもつぶされている9710kHzを逆につぶしている。懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月島根県で開催の共同公開収録したメッセージ。そして2019年5月東京での国民大集会から。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。先回放送分から、一部曲の差し替えが行われており、二日続けて今日の一曲が同じである。この番組は2021年4月8日と同じである。

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2021年04月19日

4月18日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5935と6040kHaは聞こえている。開始時のアナウンスは具体的な周波数は一切告知がない。にもかかわらず、4波のうちどれかが聞こえるとしている。これだけではどの周波数を聞いたらいいのかわからない。
18日、日曜日は昨日と同じ番組である。まず映画「めぐみ絵の誓い」について、続いて金英淑について。特定失踪者問題調査会の調査活動について、最近では4月7日の大屋敷正行さん失踪事件現地調査などがある。救出への道コーナーは増元輝明さんから。コロナ禍の中、どんな生活なのか案じている。オリンピック一年延期の中、予定通り開催できるのか、北朝鮮が不参加を決めたことなどを語っている。
1322:45日本政府からご家族の声」は飯塚耕一郎さんからのメッセージ、2019年12月収録である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は良好である。台湾送信が特に強力である。日曜日は、一週間続いた同じ番組最後の放送である。「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」である。日本語放送は1974年のヒット曲、伊藤咲子で「ひまわり娘」が出ている。朝鮮語の9455と9940kHzは1328に停波している。
1349からエンディング、認定拉致被害者の氏名、連絡先、スケジュールは各時間一波のみ周波数のアナウンスがあり、1357終了。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信の9705と9450kHzが強力である。タシケントの11995kHzも若干弱いがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話で収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。この番組はこの曲のみが変更された。
9450kHzは1458、9705kHzは1459に停波している。この番組は2021年4月7日と同じである。


  
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2021年04月18日

4月17日「しおかぜ」

毎週土曜日の1300は13580kHzで波平女史の日本語番組が出ている。信号は弱いが混信はなく聞き取りは可能である。依然としてパラオ送信のままで7年前の番組である。
CRI金華送信所からの放送は引き続き停波している。このため日本語放送も4月5日以降一波だけ出ている。

1300の「しおかぜ」は5935、6040kHzともにジャミングで受信状態は悪い。土曜日は日本語放送から。
特定失踪者問題調査会の調査活動について。最近では4月7日の大屋敷正行さん失踪事件現地調査などがある。救出への道コーナーは増元輝明さんから。コロナ禍の中、どんな生活なのか案じている。オリンピック一年延期の中、予定通り開催できるのか、北朝鮮が不参加を決めたことなどを語っている。
1322:45日本政府からご家族の声」は飯塚耕一郎さんからのメッセージ、2019年12月収録である。

1300のイルボネパラム」は良好である。ただ台湾送信の9940と9455kHzは1328に停波してしまう。9455kHzは別送信機のキャリアーが一部重なり1330に音声が出てくる。1300と1330は同じ9455kHzだが、送信機が違うということ。1300の9455は9705kHzへ、1330は9940から9455kHzへ切り替わっているように見える。

1430の「ふるさとの風」は各波良好である。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年12月の収録である。次に2020年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は2000年のヒット曲、GO!GO!7188で「こいのうた」である。曲の途中で、9450kHzは1458に9705kHzは1459に停波している。終了アナウンスは出ていない。この番組は2021年4月6日と同じ内容である。

  
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2021年04月17日

4月16日「しおかぜ」

電波とは摩訶不思議なものである。今日の1300「しおかぜ」はおそらく今期初めての強さで入感している。八俣からの電波はまさにローカル局並み、5935と6040kHzはジャミングをものともせず、2波ともS9+50dBで聞こえている。
金曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」も今日は各波強力である。9455、9705、9940、11875各kHzすべてクリアーに入感している。
「ふるさとの風ニュース」は4月5日加藤官房長官兼拉致問題担当大臣は、労働組合「UAゼンセン」松浦昭彦会長はじめ代表らから、拉致被害者の早期救出を求める署名簿を受領した。冒頭に会長、次に中川紀子ヤングリーブス委員長、川合孝典参議院議員の発言が出ている。これらを受け加藤官房長官の発言も出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは「ドレミの歌」である。いつものことだが、曲名のアナウンスはない。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」である。日本語放送は1974年のヒット曲、伊藤咲子で「ひまわり娘」が出ている。朝鮮語の9455と9940kHzは1328に停波している。
1349からエンディング、認定拉致被害者の氏名、連絡先、スケジュールは各時間一波のみ周波数のアナウンスがあり、1357終了。

1430の「ふるさとの風」は11995kHzが強い。9705と9450kHzもクリアーに聞こえている。この時間の放送は千回放送分から内容が変更されている。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年10月国民大集会で収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年12月12日の国際シンポジウム~グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携~で収録したメッセージが出ている。同じく横田哲也さんから2020年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。先回と同じで、1457にまた繰り返しである。編集ミスのまま再放送が繰り返されることになる。この番組は2021年4月5日と同じ内容である。

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2021年04月16日

4月15日ふるさとの風

短波帯で一番多くの周波数を出しているのはもちろん中国がとびぬけて多い。次に多いのはどこか、RFAやVOAの米国かもしれない。しかし台湾から出ている「希望之声国際広播電台」も多くの周波数を使っている。
15日の0700台と1000代にチェックしてみた。21800kHzから6215kHzまで150波以上が確認できた。そのほとんどが10数Hzから200Hz程度変動している。性格に出ているのは数波ほどである。このうち4波ほどがRFAの中国語と広東語を出している。
しk氏これだけ数多く出ていても目立つのはそれに対するCNR1のジャミング用放送である。SOHへのジャミングはすべて毎正時に止まるので、次に出るまでの10数分間はクリアーに聞くことができる。勿論ジャミングのない周波数が圧倒的に多いが、信号は弱い。
SOHの周波数は当リストに1Hzまで読み取った半端な周波数を載せている。エクセルファイルのみで、テキストファイルは100Hz以下は四捨五入をしている。開始、終了時刻は調べていない。

15日の「しおかぜ」、八俣の電波は弱い。英語放送が出ているのがわかる程度。ジャミングも弱いがそれ以上に八俣からの電波が弱い。
1405の5980と6090kHzは若干持ち直し聞き取り可能である。

1330の「ふるさとの風」も台湾送信が弱い、昨日の強さはどこへやら。タシケントの11875kHzは強い。
1430の「ふるさとの風」は11995kHzが良好である。9450都9705kHzは弱いがかろうじて音になるレベル。懐かしい日本の歌は「雨降り」である。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2020年12月12日の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。先回放送分から最初の曲とメッセージが差し替えられた。

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2021年04月15日

4月14日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5935と6040kHzが聞こえている。水曜日は朝鮮語放送である。1405の5980と6090kHzも聞こえている。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が放送されている。いずれの放送、4波すべてにジャミングが出ている。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は各波良好である、台湾送信が特に強力である。この時間は毎日同じ番組が出ている。
9475kHzの「国民統一放送」も台湾送信である、強力に入感している。

1430の9705、9450kHzもきわめて強力である。タシケント送信の11995kHzも良好である。音量も十分だ。懐かしい日本の歌は「海」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日、30日、2月9日、19日、3月3日、3月13日、23日、4月2日と同じ内容である。先回同様、この番組は更新されていない。

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2021年04月14日

4月13日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5935と6040kHzが出ている。ジャミングの中から日本語放送が聞こえる。先週並びに10、11日と同じ番組「日本海にかける橋」である。後半1330は朝鮮語が出ている。

1300の「イルボネパラム」は9940と9455kHzが強い、11875kHzは4分20秒遅れの頭切れで開始している。昨日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」に次いで懐かしい唱歌コーナーは「ドレミの歌」が出ている。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」である。日本語放送は1974年のヒット曲、伊藤咲子で「ひまわり娘」が出ている。朝鮮語の9455と9940kHzは1328に停波している。

1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。9450と9705kHzが特に強い。懐かしい日本の歌は「富士の山」である。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信は1458に停波するため尻切れである。最後の周波数アナウンスが聞けない。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze