電波とは摩訶不思議なものである。今日の1300「しおかぜ」はおそらく今期初めての強さで入感している。八俣からの電波はまさにローカル局並み、5935と6040kHzはジャミングをものともせず、2波ともS9+50dBで聞こえている。
金曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」も今日は各波強力である。9455、9705、9940、11875各kHzすべてクリアーに入感している。
「ふるさとの風ニュース」は4月5日加藤官房長官兼拉致問題担当大臣は、労働組合「UAゼンセン」松浦昭彦会長はじめ代表らから、拉致被害者の早期救出を求める署名簿を受領した。冒頭に会長、次に中川紀子ヤングリーブス委員長、川合孝典参議院議員の発言が出ている。これらを受け加藤官房長官の発言も出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは「ドレミの歌」である。いつものことだが、曲名のアナウンスはない。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」である。日本語放送は1974年のヒット曲、伊藤咲子で「ひまわり娘」が出ている。朝鮮語の9455と9940kHzは1328に停波している。
1349からエンディング、認定拉致被害者の氏名、連絡先、スケジュールは各時間一波のみ周波数のアナウンスがあり、1357終了。
1430の「ふるさとの風」は11995kHzが強い。9705と9450kHzもクリアーに聞こえている。この時間の放送は千回放送分から内容が変更されている。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年10月国民大集会で収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年12月12日の国際シンポジウム~グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携~で収録したメッセージが出ている。同じく横田哲也さんから2020年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。先回と同じで、1457にまた繰り返しである。編集ミスのまま再放送が繰り返されることになる。この番組は2021年4月5日と同じ内容である。